オフライン環境でpipパッケージをインストール

 オンラインにできない環境であったり、Kaggleコンペティション出会ったりと、ごく稀にですがネットに接続していないマシンにPythonのPIPパッケージをインストールしなくてはならないことがあります。今回はその方法です。

 通常、ネットに接続しているマシンでPyPI(Python Package Index)に登録されているパッケージをインストールしたい場合、pipコマンドを使って下記のように簡単に行えます(numpyを例とします)。

特定のバージョンを指定してインストールしたい場合は下記のようにします。

 もし、ネットに繋がっていない環境にあるマシンにインストールしたい場合は、マシンがネットに繋がっているときにパッケージのファイルをダウンロードしておくか、別のネットに接続しているマシンでダウンロードしたパッケージのファイルをUSBメモリやマイクロSDカードなどで所得する必要があります。

 パッケージのファイルはPyPIサイト(https://pypi.org/)で取得できます。

 探しているパッケージ名を検索窓に入力して検索し、表示されたパッケージ情報ページの左にある「Download files」をクリックします。するとページの右側にダウンロード可能なパッケージのリストが表示されます。こんなにたくさんの種類があるのは、稼働させるプラットフォーム(MacかWindowsかLinuxか)と、Pythonのバージョンによってパッケージが異なるためで、これらの中から自分がパッケージを使用する条件にあったものをダウンロードします。

 このように自分でダウンロードする場合は取得すべきファイルが明確なのでシンプルですが、どこかに置いてあるパッケージファイルをインストールしようという場合、拡張子が「.whl」であることが重要です。その場合、インストールするマシンからダウンロードしたファイルを指して下記のように通常通りのpip installを実行すればオフライン環境でもインストールできます。

 依存性(dependency)のある他のパッケージがあるとインストール中にメッセージが出る場合、そのパッケージに対しても上記と同じ要領でダウンロードしてpip installを行います。


 この手順、Kaggleで映像や音声を処理するコンペではまず必要になります。

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