10. 支払い

バイヤー企業は cXML 支払ドキュメントを利用して提供された製品やサービスに対してサプライヤに支払いをします。cXML の支払ドキュメントを利用すると支払予定情報にただちにアクセスできるため、買掛金と売掛金についてより正確な予測と計画を立てることができます。

10.1 支払いの概要

10.1.1 PaymentRemittance DTD
10.1.2 支払ドキュメントの流れ

10.2 PaymentProposalRequest

10.2.1 PayableInfo
10.2.1.1 PayableInvoiceInfo
10.2.1.2 PayableOrderInfo
10.2.1.3 PayableMasterAgreementInfo
10.2.2 PaymentMethod
10.2.2.1 説明
10.2.3 PaymentPartner
10.2.3.1 Contact
10.2.3.2 IdReference
10.2.3.3 P カード
10.2.3.4 NatureOfBusiness
10.2.3.5 IncorporationType
10.2.3.6 AccountCurrency
10.2.4 PaymentTerms
10.2.5 DiscountBasis
10.2.6 TaxAdjustment
10.2.6.1 TaxAdjustmentDetail
10.2.7 NetAmount

10.3 PaymentRemittanceRequest

10.3.1 PaymentRemittanceRequestHeader
10.3.1.1 PaymentReferenceInfo
10.3.1.2 PaymentPurpose
10.3.2 PaymentRemittanceSummary
10.3.2.1 NetAmount
10.3.2.2 GrossAmount
10.3.2.3 DiscountAmount
10.3.2.4 AdjustmentAmount
10.3.3 RemittanceDetail
10.3.3.1 PayableInfo
10.3.3.2 NetAmount
10.3.3.3 GrossAmount
10.3.3.4 DiscountAmount
10.3.3.5 AdjustmentAmount

10.4 PaymentBatchRequest

10.4.1 PaymentBatchRequestHeader
10.4.2 PaymentBatchSummary
10.4.2.1 ControlSum
10.4.2.2 NumberOfPayments
10.4.3 PaymentRemittanceRequest

10.5 PaymentRemittanceStatusUpdateRequest

10.5.1 DocumentReference
10.5.2 PaymentRemittanceStatus
10.5.2.1 PaymentRemittanceStatusDetail
10.5.2.2 Extrinsic

10.6 支払ドキュメントの例

10.6.1 PaymentProposalRequest の例
10.6.2 PaymentRemittanceRequest の例
10.6.3 PaymentRemittanceStatusUpdateRequest の例

10.7 TradeRequest

10.7.1 TradeRequestHeader
10.7.2 TradeRequestSummary
10.7.3 TradeItem

10.8 PaymentReceiptConfirmationRequest

10.8.1 PaymentReceiptConfirmationRequestHeader
10.8.2 PaymentReceiptDetails
10.8.2.1 PaymentReceiptItem
10.8.2.1.1 PaymentDetails
10.8.2.1.1.1 PaymentAmount
10.8.2.1.1.2 PreviousBalance
10.8.2.1.1.3 PresentBalance
10.8.3 PaymentReceiptSummary

10.9 ChargeFileRequest

10.9.1 ChargeFileRequestHeader
10.9.1.1 ProviderName
10.9.2 ChargeFileDetails
10.9.2.1 ChargeFile
10.9.2.1.1 NumberOfCharges

10.1 支払いの概要

cXML の支払予定および送金通知ドキュメントを使用することで、支払処理が自動化されます。取引先は、それらのドキュメントを通じて支払いの処理や追跡を行います。cXML による支払処理には、支払予定 (支払計画)、割引、支払ドキュメントの作成と送付 (支払いが行われる場所は関係ありません)、および支払いの受領確認が含まれます。PaymentProposalRequest ドキュメントは、支払予定です。これによって、バイヤー企業は支払期限と割引を指定することができます。PaymentRemittance ドキュメントには、標準の請求書、クレジットメモ、およびデビットメモなどを含む、多種多様な業務のシナリオに応じた支払取引の詳細が表示されます。支払いが行われるときには、支払いを行う組織がそれに関連した送金通知ドキュメントも作成します。送金通知とは、完了した支払いの詳細を記載した内容確認のための書類です。一般的な送金通知には、使用された支払方法、銀行情報、割引金額、支払金額、および支払いに含まれる支払処理のリストが含まれます。

10.1.1 PaymentRemittance DTD

cXML 標準では、複数の DTD を使用してパーサーの検証のパフォーマンスを最適化します。この章で説明する支払取引は、PaymentRemittance.dtd という名前の DTD で定義されます。この DTD は次の場所で入手できます。

http://xml.cXML.org/schemas/cXML//PaymentRemittance.dtd

10.1.2 支払ドキュメントの流れ

購買アプリケーションから PaymentProposalRequest および PaymentRemittanceRequest ドキュメントが送信され、サプライヤが一般的な Response ドキュメントを返信します。支払取引の状況レベルが更新されると、購買アプリケーションから PaymentRemittanceStatusUpdateRequest ドキュメントが送信されます。これらのドキュメントはすべて、認証とルーティングのために商取引ネットワークハブを経由します。

10.2 PaymentProposalRequest

cXML の PaymentProposalRequest ドキュメントは、支払予定を表します。このドキュメントには、支払金額と支払日がリストされています。これは、参照用として使用される場合もあれば、支払処理を開始するために使用される場合もあります。バイヤー企業が支払予定をネットワークハブに送信すると、ただちにサプライヤに転送されるか、またはネットワークハブが支払日まで保存することができます。PaymentProposalRequest には次の属性があります。

属性説明
paymentProposalID
(必須)
バイヤーが生成する支払予定の識別子です。
operation
(必須)
実行する操作を定義します。使用可能な値は次のとおりです。
● new – 新しい支払予定を作成します。
● update – paymentProposalID によって識別される既存の支払予定を更新します。
● delete – paymentProposalID によって識別される既存の支払予定をキャンセルします。PaymentProposalRequest の任意設定の属性およびサブ要素はすべて無視されます。
● hold – paymentProposalID によって識別される既存の支払予定を保留します。 PaymentProposalRequest の任意設定の属性およびサブ要素はすべて無視されます。
isNetworkPaymentこの支払予定をネットワークハブを通じて支払う場合は、「yes」に設定します。初期値は、”no” です。
paymentDate銀行が支払いを開始する日付です。
companyCodeこの支払予定のバイヤーの支払会社コードです。

PaymentProposalRequest には以下の要素が含まれます。

要素説明
PayableInfo
(必須)
支払処理対象ドキュメント (請求書、オーダー、契約など) への参照を指定します。「PayableInfo [223 ページ]」を参照してください。
PaymentMethod支払方法を指定します。isNetworkPayment を “yes” に設定している場合は、指定する必要があります。「PaymentMethod [225 ページ]」を参照してください。
PaymentPartner支払元、支払先、振込元の銀行、振込先の銀行、および送金先など、支払いに関連するすべてのパートナーを指定します。「PaymentPartner [226 ページ]」を参照してください。
PaymentTermsPaymentProposalRequest ドキュメントの支払条件を定義します。「PaymentTerms [230 ページ]」を参照してください。
GrossAmount総額支払金額。
DiscountBasis支払処理の割引基準を定義します。「DiscountBasis [231 ページ]」を参照してください。
DiscountAmount割引金額。
AdjustmentAmountさまざまな調整金額の合計です。調整金額は正の場合も負の場合もあります。正の場合は支払金額が減少し、負の場合は支払金額が増加します (支払遅延金や違約金など)。
Tax支払処理の税を定義します。「税 [359 ページ]」を参照してください。
TaxAdjustment支払処理の税調整を定義します。「TaxAdjustment [231 ページ]」を参照してください。
NetAmount正味金額を定義します。「NetAmount [232 ページ]」を参照してください。
Commentsこのオブジェクトに関連するコメントが含まれます。
Extrinsicこのオブジェクトに関連するすべての追加情報が含まれます。

10.2.1 PayableInfo

請求書、オーダー、または契約といった、支払処理対象ドキュメントの参照情報です。PayableInfo はバイヤーとサプライヤの両方で認識されています。たとえば、請求書の PayableInfo は PayableInvoiceInfo です。次の例では、PaymentRemittance.dtd からの PayableInfo の要素宣言を示しています。

次の例は、最小限の有効な PayableInfo 要素の構造を示しています。

次の例は、任意設定の PayableOrderInfo を含む PayableInfo 要素の構造を示しています。

PayableInfo には属性がありません。

10.2.1.1 PayableInvoiceInfo

支払いをする請求書への参照情報です。PayableInvoiceInfo には InvoiceReference または InvoiceIDInfo を含める必要があり、PayableOrderInfo または PayableMasterAgreementInfo が含まれる可能性があります。

InvoiceReference

以前の InvoiceDetailRequest ドキュメントを明確に参照できるようにします。InvoiceReference はInvoiceDetailRequest メッセージからコピーされます。

InvoiceIDInfo

サプライヤのシステムで認識されている請求書の ID を定義します。InvoiceIDInfo は、以下の 2 つの属性を含んでいます。

属性説明
invoiceID
(必須)
サプライヤのシステムで認識されている請求書の ID
invoiceDate請求書の日付
10.2.1.2 PayableOrderInfo

オーダーに関連する補足情報です。例えば、統合された請求書に対する支払いには関連するオーダー情報が含まれる場合があります。支払われたオーダーに関連した支払処理の情報を定義します。 PayableOrderInfo には属性がありません。

OrderReference

支払いをするオーダーへの参照情報です。

OrderIDInfo

調達アプリケーションによって割り当てられたオーダー ID です。

10.2.1.3 PayableMasterAgreementInfo

契約に関連した補足情報です。例えば、統合された請求書に対する支払いには関連する契約の情報が含まれる場合があります。支払いをする契約に関連した支払処理の情報を定義します。

10.2.2 PaymentMethod

支払方法です。isNetworkPayment を true に設定している場合は、指定する必要があります。バイヤー企業は、この要素を使用して支払方法を識別します。PaymentMethod には、以下の 1 つの属性があります。

属性説明
type
(必須)
支払方法の種類です。使用可能な値は、次のとおりです。
● ach – Automated Clearing House (資金決済機構)
● cash – 現金払い
● check – 小切手支払い
● creditCard – クレジットカードまたは P カードによる支払い
● debitCard – デビットカードによる支払い
● draft – 書面による支払指示 (第二者から第三者に支払われるように指示します)
● wire – 振込
● other – cXML に定義されていないその他の支払方法
10.2.2.1 説明

支払方法の説明です。種類が “other” に設定されている場合は、Description が必須です。Description にある ShortName 要素は、支払方法の名前を示す必要があります。

ShortName

Description 全体よりも少ない字数で支払方法を説明する短い文字列です。使用できるスペースが限られている場合は、ShortName 要素を使用します。たとえば、要素の表では ShortName が表示される場合があります。リンクされた「詳細」ビューで、Description が表示されます。ShortName が指定されていない場合は、ユーザーインターフェイスで Description の一部が切り捨てられます。この要素は Description 要素の内部のみで使用されるので xml:lang 属性は必要ありません。ShortName で使用する言語は、ShortName を含む Description 要素の言語と一致している必要があります。

10.2.3 PaymentPartner

支払元、支払先、振込元の銀行、振込先の銀行、および送金先など、支払いに関連するすべてのパートナーを指定します。使用する支払方法によっては、支払相手の数も指定する必要があります。PaymentPartner には属性がありません。PaymentPartner には以下の要素が含まれます。

要素説明
Contact
(必須)
支払相手の連絡先情報が含まれます。「Contact [226 ページ]」を参照してください。
IdReference支払相手の一意の ID 参照が含まれます。「IdReference [227 ページ]」を参照してください。
PCardP カード情報を指定します。「P カード [229 ページ]」を参照してください。
NatureOfBusiness会社が属している業種または業界を指定します。「NatureOfBusiness [230 ページ]」を参照してください。
IncorporationType会社の種類を指定します。「IncorporationType [230 ページ]」を参照してください。
AccountCurrency支払相手に使用された口座通貨を示します。「AccountCurrency [230 ページ]」を参照してください。
10.2.3.1 Contact

支払相手の連絡先情報。Contact には次の属性があります。

属性説明
role支払相手の役割です。使用可能な値は次のとおりです。
● payer – この取引の支払元。
● payee – 支払いの受領者。
● originatingBank – 支払いの振込元銀行。この属性は、銀行振込の場合に必須です。
● receivingBank – 支払いの振込先銀行。この属性は、銀行振込の場合に必須です。
● originatingCorrespondentBank – (任意設定) 支払いを保持して振込先銀行または振込先取引銀行に支払いを転送する銀行。
● receivingCorrespondentBank – (任意設定) 支払いを受け取って振込先銀行に支払いを転送する銀行。
● intermediaryBank – (任意設定) 仲介銀行。
● payeeContact – (任意設定) サプライヤ連絡先の名前。
● remitTo – (任意設定) サプライヤの送金先住所。この role 値では、IdReference と PCard 要素は省略できます。
addressID住所の ID です。addressID では、ID 照会を必要とする場合の住所コードがサポートされます。
addressIDDomain住所 ID を付与する責任がある機関または組織を指定するコードです。たとえば、DUNS や ILN です。このコードは、addressID 属性に値がある場合に必須です。

payer および payee の役割を持つ Contact 要素は、常に必須です。支払方法に銀行振込が指定されている場合は、Contact 要素に originatingBank と receivingBank の役割が必須です。isNetworkPayment が true の場合は、remitTo の役割を指定する必要があります。Contact role が payee の場合、Contact の下の名前はサプライヤ組織名です。Contact role が payeeContact の場合、Contact の下の名前はサプライヤ連絡先名です。

10.2.3.2 IdReference

銀行口座 ID、銀行 ID、および銀行の支店 ID (任意設定) などの支払相手の一意の識別参照を定義します。IdReference は、電子支払いに関係するすべての取引に必要です。この要素を指定しなくてもよいのは、小切手や現金などの電子支払い以外の方法の場合のみです。IdReference には次の属性があります。

属性説明
identifier
(必須)
domain 内にある IdReference の一意の識別子です。
domain
(必須)
IdReference の domain です。使用可能な値は次のとおりです。
● bankRoutingID – この支払相手の銀行のルーティング ID
● accountReceivableID – 支払先の売掛金勘定または部門の ID
● bankAccountID – この支払相手の銀行口座 ID
● ibanID – ISO 13616 で指定されている、この支払相手の国際銀行口座番号 (International Bank Account Number)
● abaRoutingNumber – この支払相手の銀行の ABA 番号 (American Banking Association の 9 桁のルーティング送金番号)
● bankNationalID – 国に固有の銀行コード。このコードで、Contact に指定された国内の銀行を一意に識別できる必要があります。
● isoBicID – ISO 9362 で指定されている ISO BIC ID (Bank Identifier Code)。Bank Identifier Code (BIC) は世界共通の金融機関識別方法です。BIC は 8 文字または 11 文字のコードで、銀行コード (4 文字)、国コード (2 文字)、所在地コード (2 文字) および支店コード (任意設定、3 文字) で構成されています。
● swiftID – SWIFT (Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunications) の ID (識別番号)
● bankBranchID – 銀行の支店の識別番号
● companyRegistrationNumber – 支払相手の会社の登録番号。

銀行口座 ID は次のように指定します。

説明
identifierドメイン内にある IdReference の一意の識別子です。
domain口座 ID のドメインです。使用可能な値は次のとおりです。
● abaRoutingNumber – ABA (American Banking Association) ルーティング番号
● swiftID – SWIFT (Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunications) の ID (識別番号)
● chipsID – CHIPS (Clearing House Interbank Payment System) の ID (識別番号)
● isoBicID – ISO 9362 で指定されている ISO BIC ID (Bank Identifier Code)。Bank Identifier Code (BIC) は世界共通の金融機関識別方法です。BIC は 8 文字または 11 文字のコードで、銀行コード (4 文字)、国コード (2 文字)、所在地コード (2 文字) および支店コード (任意設定、3 文字) で構成されています。
● bankNationalID – 上記のどの銀行識別方法も適用できない場合は、bankNationalID を使用してその国に固有の銀行コードを指定します。このコードで、Contact に指定された国内の銀行を一意に識別できる必要があります。

銀行の支店 ID は、必要に応じて次のように指定します。

説明
bankBranchID銀行の支店 ID です。

以下の表は、Contact および IdReference に有効な role 値と domain 値の一部の組み合わせを示しています。

Contact@roleIdReference@domain
payerbankAccountID
ibanID
payeebankAccountID
ibanID
originatingBankabaRoutingNumber
bankNationalID
isoBicID
swiftID
bankBranchID (optional)
receivingBankabaRoutingNumber
bankNationalID
isoBicID
swiftID
bankBranchID (optional)
originatingCorrespondentBankabaRoutingNumber
isoBicID
swiftID
receivingCorrespondentBankabaRoutingNumber
isoBicID
swiftID
intermediaryBankabaRoutingNumber
isoBicID
swiftID
Creator

この IdReference の作成者 (United Parcel Service や Bank of America など) です。

Description

IdReference のテキスト形式の説明です。これは、受信者が Creator の値をすぐに理解できない場合に特に役立ちます。

10.2.3.3 P カード

カード番号や有効期限といった、P カードの情報を指定します。この要素を使用すると、バイヤー企業は請求書の承認後に P カードに請求することができます。P カードを指定した場合は、role=”payer” が設定された Contact を使用します。

10.2.3.4 NatureOfBusiness

会社が属している事業体または業界を指定します。会社の事業内容を説明します。データの種類は文字列であり、最大255 文字の任意の文字を使用できます。NatureOfBusiness の例を次に示します。

10.2.3.5 IncorporationType

会社の種類を指定します。データの種類は文字列であり、最大 255 文字の任意の文字を使用できます。IncorporationType の例を次に示します。

10.2.3.6 AccountCurrency

支払相手に使用された口座通貨を示します。この要素には、次の属性があります。

属性説明
code
(必須)
3 文字の ISO 4217 通貨コードを指定します。

AccountCurrency の例については、「PaymentBatchRequest [240 ページ]」を参照してください。

10.2.4 PaymentTerms

PaymentProposalRequest ドキュメントの支払条件を定義します。この要素には、次の属性があります。

属性説明
paymentTermCode
(必須)
バイヤーのシステムで定義された支払条件コードです。

PaymentTerms には以下の要素が含まれます。

要素説明
PaymentTerm請求書またはオーダーの支払条件が定義されます。支払条件には、支払期間 (割引なし) または割引適用期間 (割引あり) を指定できます。「PaymentTerm [120 ページ]」を参照してください。
Description支払条件の説明が含まれます。
Extrinsicこのオブジェクトに関連するすべての追加情報が含まれます。

10.2.5 DiscountBasis

DiscountBasis では、支払処理の割引基準が定義されます。以下の要素が含まれます。

要素説明
Money
(必須)
割引基準の金額です。

10.2.6 TaxAdjustment

TaxAdjustment では、支払処理の税調整が定義されます。以下の要素が含まれます。

要素説明
Money
(必須)
支払処理時に行われた合計税調整が記述されます。
TaxAdjustmentDetailカテゴリおよび地域で行われた調整の詳細が定義されます。

注記
この要素は cXML 1.2.042 の PaymentProposalRequest ドキュメントで非推奨になりました。Tax.TaxAdjustmentAmount を代わりに使用してください。「税 [359 ページ]」を参照してください。

10.2.6.1 TaxAdjustmentDetail

TaxAdjustmentDetail では、カテゴリおよび地域で行われた調整の詳細が定義されます。この要素には、次の属性があります。

属性説明
category
(必須)
税調整カテゴリについて説明する文字列です。
region税調整が発生した地域について説明する文字列です。

TaxAdjustmentDetail には以下の要素が含まれます。

要素説明
Money
(必須)
特定のカテゴリまたは地域の支払処理で行われた税調整の金額です。

注記
この要素は cXML 1.2.042 の PaymentProposalRequest ドキュメントで非推奨になりました。TaxDetail.TaxAdjustmentAmount を代わりに使用してください。「TaxDetail [360 ページ]」を参照してください。

10.2.7 NetAmount

正味金額。

NetAmount = GrossAmount – DiscountAmount – AdjustAmount

NetAmount が負である場合は、バイヤーに対する貸方を示します。この場合、ProposalID、operation、PayableInfo、および NetAmount を除く、PaymentProposalRequest のその他の属性およびサブ要素はすべて無視されます。

10.3 PaymentRemittanceRequest

PaymentRemittanceRequest ドキュメントは、支払いまたは送金のための送金詳細通知に相当します。次の例は、PaymentRemittanceRequest 要素の構造を示しています。

PaymentRemittanceRequest には属性がありません。請求書用の PaymentRemittanceRequest の例については、「PaymentRemittanceRequest Example [246 ページ]」を参照してください。

10.3.1 PaymentRemittanceRequestHeader

PaymentRemittanceRequestHeader 要素では、支払いまたは送金全体に適用するヘッダー情報が定義されます。次の例は、PaymentRemittanceRequestHeader の構造を示しています。

PaymentRemittanceRequestHeader には次の属性があります。

属性説明
paymentRemittanceID
(必須)
この PaymentRemittance の一意の識別子です。バイヤー企業側のシステムで生成されます。
paymentDate
(必須)
この支払取引または送金取引が作成された日時です。paymentDate は、実際のPaymentRemittanceRequest のタイムスタンプよりも前である必要があります。
isPaymentこの要求が支払い目的のものか、単に送金通知なのかを示します。要求が支払い目的のものであれば、属性に “yes” を設定します。isPayment = yes が設定された PaymentRemittanceRequest には送金通知情報を含めることができます。
isPayment が指定されていない場合、ドキュメントは送金通知とみなされます。
paymentReferenceNumber支払取引参照番号または支払識別番号を示します。例えば、小切手による支払いの場合は、paymentReferenceNumber は小切手番号に、電子支払いの場合は、電子参照番号または確認番号になります。
status支払送金の状況です。使用可能な値は “new” (通常の設定) または “void” です。
companyCodeバイヤーの会社コードです。

PaymentRemittanceRequestHeader には以下の要素が含まれます。

要素説明
PaymentMethod
(必須)
支払方法を識別します。「PaymentMethod [225 ページ]」を参照してください。
PaymentPartner
(必須)
支払いに関連する組織を識別します。「PaymentPartner [226 ページ]」を参照してください。
PaymentReferenceInfoバイヤー企業によって行われた、以前の支払いの ID を定義します。「PaymentReferenceInfo [234 ページ]」を参照してください。
Commentsこの支払送金に関連付けられているコメントが含まれます。外部ファイルを含めるために Attachment 要素を含めることができます。
Extrinsicこのオブジェクトに関連する追加情報が含まれます。PaymentRemittanceRequestの情報を複製することはできません。
10.3.1.1 PaymentReferenceInfo

バイヤー企業によって行われた、以前の支払いの ID を定義します。バイヤー企業のシステムで行われた支払いを、この
ID で一意に識別できる必要があります。PaymentReferenceInfo には属性がありません。

PaymentReference

以前の PaymentRemittanceRequest への参照。以前の支払いが cXML を使用して行われた場合は、この要素は必須です。PaymentReference には次の属性があります。

属性説明
paymentRemittanceID依頼の paymentRemittanceID。
注記
小切手番号などの取引識別番号は使用しないでください。
paymentDate支払日

PaymentReference には以下の要素が含まれます。

● DocumentReference

PaymentReference の DocumentReference 要素は、payloadID 属性が含まれています。これは、以前のPaymentRemittanceRequest を参照しています。DocumentReference には次の属性があります。

属性説明
payloadID
(必須)
以前の PaymentRemittanceRequest の一意の識別子。payloadID は、PaymentRemittanceRequest の cXML 要素から直接コピーされます。
PaymentIDInfo

PaymentReference の PaymentIDInfo は、バイヤー企業のシステムにおけるこの支払いに対する一意の識別子を参照しています。PaymentIDInfo は、paymentRemittanceID および paymentDate 属性が含まれています。PaymentIDInfo には次の属性があります。

属性説明
paymentRemittanceID
(必須)
依頼の paymentRemittanceID。
注記
小切手番号などの取引識別番号は使用しないでください。
paymentDate支払日
10.3.1.2 PaymentPurpose

たとえば、医療費の精算、給与などの支払いの目的を示します。この要素には、次の属性があります。

属性説明
code
(必須)
支払い目的を表すコード。これは、支払い目的の国固有のコードである可能性があります。値 “other” は、代わりにフリーテキストの支払い目的が提供されることを示します。

PaymentPurpose の例については、「PaymentBatchRequest [240 ページ]」を参照してください。

10.3.2 PaymentRemittanceSummary

PaymentRemittanceSummary 要素では、PaymentRemittanceRequest の概要情報が定義されます。PaymentRemittanceSummary 要素にある各金額は、通貨と固定の金額で示されます。PaymentRemittanceSummary には属性がありません。

10.3.2.1 NetAmount

NetAmount 要素には、正味支払金額の合計が定義されます。NetAmount は次の式を満たしている必要があります。

NetAmount = GrossAmount – DiscountAmount – AdjustmentAmount

10.3.2.2 GrossAmount

総額合計です。

10.3.2.3 DiscountAmount

割引金額合計です。

10.3.2.4 AdjustmentAmount

調整金額の合計です。

10.3.3 RemittanceDetail

RemittanceDetail 要素では、支払済みの特定の支払処理に関する送金の詳細が定義されます。RemittanceDetail 要素にある各金額は、通貨を伴うフラットな金額で表示されます。

RemittanceDetail には次の属性があります。

属性説明
lineNumber
(必須)
関連する支払処理の明細番号です。
referenceDocumentNumber送金の詳細を表す外部ドキュメント番号 (文字列) です。
paymentProposalIDこの請求書に関連する支払予定識別子 (文字列) です。

以下に RemittanceDetail の例を示します。

10.3.3.1 PayableInfo

請求書、オーダー、または契約といった、支払処理対象ドキュメントの参照情報です。「PayableInfo [223 ページ]」を参照してください。

PayableInvoiceInfo

支払いをする請求書の参照情報です。PayableInvoiceInfo には InvoiceReference または InvoiceIDInfoを含める必要があり、PayableOrderInfo または PayableMasterAgreementInfo が含まれる可能性があります。PayableInvoiceInfo には以下の要素が含まれます。

要素説明
InvoiceReference以前の InvoiceDetailRequest ドキュメントを明確に参照できるようにします。InvoiceReference は InvoiceDetailRequest メッセージからコピーされます。
InvoiceIDInfoサプライヤのシステムで認識されている請求書の ID を定義します。InvoiceIDInfo には、以下の 2 つの属性があります。

属性説明
invoiceID
(必須)
サプライヤのシステムで認識されている請求書の ID
invoiceDateinvoiceDate 請求書の日付
PayableOrderInfo

オーダーに関連する補足情報です。例えば、統合された請求書に対する支払いには関連するオーダー情報が含まれる場合があります。支払われたオーダーに関連した支払処理の情報を定義します。PayableOrderInfo には属性がありません。以下の要素が含まれます。

要素説明
OrderReference支払いをするオーダーの参照情報です。
OrderIDInfo購買アプリケーションによって割り当てられたオーダー ID です。
PayableMasterAgreementInfo

契約に関連した補足情報です。例えば、統合された請求書に対する支払いには関連する契約の情報が含まれる場合があります。支払いをする契約に関連した支払処理の情報を定義します。

10.3.3.2 NetAmount

この支払処理の詳細レベルの正味金額です。次の式で表されます。

NetAmount = GrossAmount – DiscountAmount – AdjustmentAmount

10.3.3.3 GrossAmount

この支払処理の詳細レベルの支払いの総計です。

10.3.3.4 DiscountAmount

この支払処理の詳細レベルの割引情報です。

10.3.3.5 AdjustmentAmount

この支払処理に対するさまざまな調整金額の合計です (ある場合のみ)。調整金額は正の場合も負の場合もあります。正の場合は支払金額が減少し、負の場合は支払金額が増加します。たとえば、負の AdjustmentAmount で、支払遅延金やその他の違約金を表す場合があります。AdjustmentAmount には次の属性があります。

属性説明
type調整金額の種類 (“withholdingTax” など) です。

AdjustmentAmount には以下の要素が含まれます。

要素説明
Moneyこの支払処理をドル (またはその他の通貨) による金額で調整します。Modifications 要素内に複数の Modification 要素が含まれている場合は、Money = (すべてのAdditionalDeduction の合計) – (すべての AdditionalCost の合計) です。
Description調整をする理由です。
ModificationsAdjustmentAmount の詳細です。複数の Modification 要素を含めることができます。

以下の例は、PaymentRemittanceRequest ドキュメントの AdjustmentAmount 要素と Comments 要素を示しています。控除の 1 つは、源泉徴収税 (type=”withholdingTax”) です。これは、支払明細の源泉徴収税額を示します。

10.4 PaymentBatchRequest

PaymentBatchRequest ドキュメントでは、バッチに含まれる支払バッチおよび支払送金が指定されます。次の例は、PaymentBatchRequest の構造を示しています。

PaymentBatchRequest には属性がありません。以下に PaymentBatchRequest の例を示します。

10.4.1 PaymentBatchRequestHeader

PaymentBatchRequestHeader 要素では、PaymentBatchRequest のヘッダー情報が定義されます。この要素には、次の属性があります。

属性説明
batchID
(必須)
バッチの一意の識別子です。
paymentDate
(必須)
ネットワークハブで支払いが開始される日付です。この日付は、自動支払方法の支払いが保留されるようにバイヤーが設定されている場合にのみ有効です。それ以外の場合は、すぐに支払いが開始されます。
creationDate
(必須)
この支払バッチが作成された日時です。

PaymentBatchRequestHeader には以下の要素が含まれます。

要素説明
PaymentMethodバッチの支払方法です。存在する場合は、個別の支払送金ごとの支払方法が無視されます。「PaymentMethod [225 ページ]」を参照してください。
Extrinsicこのオブジェクトに関連するすべての追加情報が含まれます。

10.4.2 PaymentBatchSummary

PaymentBatchRequest の概要情報が含まれます。

10.4.2.1 ControlSum

バッチの通貨を使用しない合計正味支払金額が含まれます。

10.4.2.2 NumberOfPayments

バッチ内の支払送金数が含まれます。

10.4.3 PaymentRemittanceRequest

支払いまたは送金に関する送金詳細通知が含まれます。「PaymentRemittanceRequest [232 ページ]」を参照してください。

10.5 PaymentRemittanceStatusUpdateRequest

PaymentRemittanceStatusUpdateRequest ドキュメントでは、支払送金の状況情報が提供されます。バイヤー企業は、PaymentRemittanceStatusUpdateRequest ドキュメントをサプライヤに送信して、サプライヤに自分の支払処理の状況を通知します。PaymentRemittanceStatus 要素では、Extrinsic 要素がサポートされています。

次の例は、PaymentRemittanceStatusUpdateRequest 要素の構造を示しています。

10.5.1 DocumentReference

DocumentReference 要素は、状況の更新を特定の PaymentRemittanceRequest ドキュメントと関連付ける payloadID が含まれています。DocumentReference では、前回のドキュメントの必須属性が繰り返され、サプライヤで生成された任意設定の識別子が 1 つ追加されます。

例:

DocumentReference には要素は含まれませんが、次の属性があります。

属性説明
payloadID
(必須)
ドキュメントの一意の識別子。以前の PaymentRemittanceRequest の cXML 要素から直接コピーされます。

10.5.2 PaymentRemittanceStatus

既存の PaymentRemittanceRequest で指定される支払取引の状況が定義されます。PaymentRemittanceStatus には次の属性があります。

属性説明
type
(必須)
支払取引の状況タイプ。
paymentReferenceNumber支払いの一意の番号を示します。たとえば、小切手による支払いの場合、paymentReferenceNumber には小切手番号が使用されます。

PaymentRemittanceStatus の type 属性に指定できる値は、次のとおりです。

説明
paying支払取引の処理中です。
paid支払取引が正常に終了しました。
failed支払取引が失敗しました。特定の条件下では、種類が “failed” の PaymentRemittanceは、バイヤー企業が再送信できます。
canceled支払取引がキャンセルされました。
10.5.2.1 PaymentRemittanceStatusDetail

既存の PaymentremittanceStatusDetail で指定される支払取引状況の詳細が定義されます。PaymentRemittanceStatusDetail には PCDATA 文字列が含まれています。通常、この要素には問題が具体的に説明されています。PaymentRemittanceStatusDetail には次の属性があります。

属性説明
code
(必須)
支払プロバイダが提供する支払取引状況コード
description
(必須)
状況コードの説明文 (個別の問題の説明ではありません)
xml:lang
(必須)
テキスト属性および要素の内容で使用される言語
10.5.2.2 Extrinsic

Extrinsic 要素リストを使用すると、追加データを挿入できます。これらの要素には、受信側のシステムのワークフローに影響する、事前定義されたキーワードや値を組み込むことができます。
Extrinsic リスト内の要素に順序の制限はありません。

Extrinsic には次の属性があります。

属性説明
name
(必須)
データの種類や特性を示すために使用される値です。

10.6 支払ドキュメントの例

次の例では、支払ドキュメントについて説明します。

10.6.1 PaymentProposalRequest の例

次の支払予定は、ACH 支払用です。

次の支払予定では、割引基準と税額が渡されます。

10.6.2 PaymentRemittanceRequest の例

この例は、最小限の有効な PaymentRemittanceRequest を示しています。

10.6.3 PaymentRemittanceStatusUpdateRequest の例

次の例は、バイヤーからサプライヤに送信される PaymentRemittanceStatusUpdateRequest を示しています。

10.7 TradeRequest

サプライチェーンファイナンス TradeItem オブジェクトを作成または更新するための申請を表します。TradeRequest ドキュメントは、サプライチェーンファイナンスのプロバイダの交渉プラットフォームで交渉されるPaymentProposalRequest ドキュメントに関連付けられています。支払予定は、TradeRequestHeader のautoTrade 属性で示されているように、自動的に交渉されるか、または手動で交渉することができます。TradeRequest ドキュメントは、サプライチェーンファイナンスのプロバイダからネットワークハブに移動します。更新されたPaymentProposalRequest ドキュメントは、次にネットワークハブによって生成され、必要に応じてバイヤーとサプライヤに送信されます。
TradeRequest ドキュメントの基本構造は次のとおりです。

● TradeRequestHeader – バイヤー、サプライヤ、およびサードパーティ資金提供者を示します。
● TradeRequestSummary – 支払予定の元の値、クレジットと費用、および交渉金額を示します。
● TradeItem 要素 – サードパーティ資金提供者に対して交渉された特定の買掛金を示します。

TradeRequest ドキュメントの例を次に示します。

10.7.1 TradeRequestHeader

TradeRequest オブジェクトのヘッダー情報が含まれます。この要素には、次の属性があります。

属性説明
operation
(必須)
交渉ドキュメントの動作モードです。使用可能な値は “new” または “update” です。
status
(必須)
TradeRequest の状況です。使用可能な値は次のとおりです。
● accepted – 資金提供者が交渉依頼を承認しました。
● rejected – 資金提供者が交渉依頼を却下しました。資金提供者は、後で状況を”accepted” に更新する場合があります。
tradeID
(必須)
サプライチェーンファイナンスプロバイダシステムの交渉取引の ID です。
tradeDate交渉が作成された日時です。
tradeApprovedDate交渉が資金提供者によって承認された日時です。
settlementDateサプライヤの銀行口座で支払いが行われた日時です。
autoTrade自動交渉であるのかどうか (“yes” または “no”) を示します。

TradeRequestHeader には以下の要素が含まれます。

要素説明
PaymentPartner
(必須)
支払元と支払先の情報が含まれます。支払元は必須です。複数の PaymentPartner要素を指定できます。「PaymentPartner [226 ページ]」を参照してください。
Contactこの TradeRequest を作成したサプライヤユーザーです。
Commentsこの TradeRequest に関するテキスト形式のコメントです。
Extrinsicこの支払いに関連する追加情報です。TradeRequest では何も重複しないようにしてください。

10.7.2 TradeRequestSummary

TradeRequest オブジェクトの概要情報が含まれます。以下の要素が含まれます。

要素説明
OriginalAmount
(必須)
元の正味支払の合計金額です。すべての TradeItem オブジェクトの金額をすべて加算すると、TradeRequestSummary の合計になります。
CreditApplied交渉のすべてのクレジットメモの合計金額です。
FeeAmount
(必須)
この早期支払を受け取るためにサプライヤが行う必要がある交渉時に発生するすべての料金の合計が含まれます。これは、TradeItem オブジェクト内のすべての FeeAmount 要素の合計と等しい必要があります。
Amount
(必須)
交渉の合計正味金額です。これは、サプライヤに支払われる見込み金額です。TradeItem オブジェクトの NetAmount 値の合計と等しく、次の式を満たしている必要があります。

Amount = OriginalAmount – FeeAmount

10.7.3 TradeItem

支払予定またはクレジットメモに関する交渉情報が含まれます。この要素には、次の属性があります。

属性説明
lineNumber関連する支払処理ドキュメントからの交渉項目の明細番号です。
paymentProposalID
(必須)
元の支払予定番号です。
maturityDate交渉項目の支払予定の満期です。

TradeItem には以下の要素が含まれます。

要素説明
PayableInfo
(必須)
請求書、オーダー、または契約といった、支払処理対象ドキュメントの参照情報です。
OriginalAmount
(必須)
この支払の元の金額です。クレジットメモ品目の場合、この金額は負です。
AdjustmentAmountGrossAmount に適用される調整金額です。適用できる調整は、種類が”creditMemoApplied” の AdditionalDeduction を含むクレジットメモだけです。
DaysPaidEarly
(必須)
サプライヤに早期に支払われる日数です。
Amount
(必須)
この交渉項目の正味金額です。クレジットメモ品目の場合、この金額は常にゼロです。この金額は、次の式を満たしている必要があります。

Amount = OriginalAmount – FeeAmount – AdjustmentAmount

FeeAmount交渉時に発生する各種料金が含まれます。
FeeAmount には以下の要素が含まれます。

● Money – 料金の金額です。
● Fee – さまざまな種類の個別料金です。Fee の任意の type 属性には、次の値のいずれかを指定できます。
○ serviceProvider
○ community
○ funder

Extrinsicこのオブジェクトに関連する追加情報が含まれます。

10.8 PaymentReceiptConfirmDtionRequest

サプライヤからバイヤーに送信される支払領収書確認依頼を定義します。これにより、支払領収書確認依頼がバイヤーに送信され、支払相手の詳細、サプライヤの税 ID、バイヤーの税 ID、ドキュメント提出方法などの支払いに関する情報が提供されます。このドキュメントは、バイヤーの ProfileResponse で指定されている場所に送信される必要があります。支払領収書は、特定の税務当局 (メキシコの税務当局 (SAT) など) によって定義されます。サプライヤは、分割払いでの支払受領時または請求日後に支払いを受領する際に、支払領収書を発行する必要があります。
PaymentReceiptConfirmationRequest には以下の要素が含まれます。

要素説明
PaymentReceiptConfirmationRequestHeader
(必須)
サプライヤまたはコントラクタによる支払いの受領を確認するためにバイヤーに送信される、PaymentReceiptConfirmationRequest のヘッダーです。「PaymentReceiptConfirmDtionRequestHeDder [258 ページ]」を参照してください。
PaymentReceiptDetails
(必須)
完了した支払いに関連付けられている領収書の詳細情報が含まれます。「PaymentReceiptDetails [258 ページ]」を参照してください。
PaymentReceiptSummary
(必須)
完了した支払いの概要が含まれます。「PaymentReceiptSummary [260 ページ]」を参照してください。
Extrinsic支払領収書の提出方法や分類コードなどの国固有の情報を含む、PaymentReceiptConfirmationRequest に関する追加情報が含まれます。

PaymentReceiptConfirmationRequest の例を次に示します。

10.8.1 PaymentReceiptConfirmationRequestHeader

PaymentReceiptConfirmationRequest のヘッダーを定義します。この要素には、次の属性があります。

属性説明
paymentReceiptID
(必須)
サプライヤが生成する支払領収書の識別子です。
issuedDate
(必須)
この支払領収書が作成された日時です。
paymentReceivedDate
(必須)
支払先が支払いを受領した日時です。
paymentReferenceNumber支払取引参照番号または支払識別番号を示します。たとえば、小切手による支払いの場合、paymentReferenceNumber は小切手番号、電子支払いの場合は電子参照番号または確認番号となります。

PaymentReceiptConfirmationRequestHeader には以下の要素が含まれます。

要素説明
PaymentMethod支払いに使用される支払方法です。
PaymentPartner
(必須)
支払元 (バイヤーユーザー) および支払先 (サプライヤユーザー)、送金元銀行、および送金先銀行の連絡先詳細です。
Commentsこの PaymentReceiptConfirmDtionRequest に関連付られているコメントが含まれます。
ExtrinsicPaymentReceiptConfirmationRequest に関連する追加情報が含まれます。PaymentReceiptConfirmDtionRequest の内容と重複しないようにしてください。

10.8.2 PaymentReceiptDetails

PaymentReceiptItem 要素が含まれます。各 PaymentReceiptItem が 1 つの請求書または支払送金ドキュメントに対応します。PaymentReceiptDetails には以下の要素が含まれます。

要素説明
PaymentReceiptItem支払いが行われる個別請求書の詳細が含まれます。「PaymentReceiptItem [259 ページ]」を参照してください。
10.8.2.1 PaymentReceiptItem

支払いが行われる個別請求書の詳細が含まれます。この要素には、次の属性があります。

属性説明
paymentLineNumber
(必須)
支払領収書ドキュメントの支払いの明細番号です。
installmentNumber支払番号の分割番号です。

PaymentReceiptItem には以下の要素が含まれます。

要素説明
PaymentDetails
(必須)
支払いの詳細が含まれます。「PaymentDetails [259 ページ]」を参照してください。
ReferenceDocumentInfo
(必須)
支払いが行われる参照ドキュメントの詳細が含まれます。「ReferenceDocumentInfo[132 ページ]」を参照してください。
ExtrinsicPaymentReceiptItem に関する追加情報 (国固有の情報など) が含まれます。
10.8.2.1.1 PaymentDetails

支払いの詳細が含まれます。以下の要素が含まれます。

要素説明
PaymentAmount
(必須)
支払領収書の支払金額です。「PaymentAmount [260 ページ]」を参照してください。
PreviousBalanceこの支払いを行う前に支払われる残高金額です。「PreviousBalance [260 ページ]」を参照してください。
PresentBalance後で支払われる残高金額です。「PresentBalance [260 ページ]」を参照してください。
ExtrinsicPaymentDetails に関する追加情報 (国固有の情報など) が含まれます。
10.8.2.1.1.1 PaymentAmount

支払領収書の支払金額が含まれます。PaymentAmount の例を次に示します。

10.8.2.1.1.2 PreviousBalance

この支払いを行う前に支払われる残高金額が含まれます。以下に、メキシコペソでの PreviousBalance 要素の例を示します。

10.8.2.1.1.3 PresentBalance

後で支払われる残高金額が含まれます。
以下に、PresentBalance がゼロの場合の例を示します。

10.8.3 PaymentReceiptSummary

支払金額詳細の概要が含まれます。以下の要素が含まれます。

要素説明
NetAmount
(必須)
支払領収書によって支払われた正味金額が含まれます。
ExtrinsicPaymentReceiptSummary に関する追加情報 (国固有の情報など) が含まれます。

PaymentReceiptSummary の例を次に示します。

10.9 ChargeFileRequest

銀行 P カード請求ファイルの cXML 要求ラッパーです。要求は、1 つの銀行口座の個別のバイヤーに対してそれぞれ 1つ生成されます。そのため、要求により、P カード請求ファイルに関連付けられたバイヤーが一意に識別されます。ChargeFileRequest ドキュメントは、プロバイダによってバイヤーに送信されます。ChargeFileRequest には以下の要素が含まれます。

要素説明
ChargeFileRequestHeader
(必須)
銀行 P カード請求を処理するための必須フィールドが含まれます。「ChargeFileRequestHeader [262 ページ]」を参照してください。
ChargeFileDetails
(必須)
銀行 P カード請求ファイルの一覧が含まれます。「ChargeFileDetails [262 ページ]」を参照してください。

以下に、ChargeFileRequest の例を示します。

10.9.1 ChargeFileRequestHeader

銀行 P カード請求を処理するための必須フィールドが含まれます。以下の要素が含まれます。

要素説明
ProviderName
(必須)
ChargeFileRequest の銀行/プロバイダ名が含まれます。
Commentsこの銀行 P カード請求ファイルに関連付けられているコメントです。
IdReferenceID 参照を定義します。たとえば、ID とドメインのペアでバイヤーを識別することができます。
Extrinsic銀行 P カード請求ファイルに関連する追加情報が含まれます。
10.9.1.1 ProviderName

ChargeFileRequest の銀行/プロバイダ名が含まれます。この要素には、次の属性があります。

属性説明
xml:lang
(必須)
ProviderName が書き込まれる言語または地域情報です。

10.9.2 ChargeFileDetails

銀行 P カード請求ファイルの一覧が含まれます。以下の要素が含まれます。

要素説明
ChargeFile
(必須)
銀行 P カード請求ファイル関連の情報です。「ChargeFile [262 ページ]」を参照してください。
Commentsこの銀行 P カード請求ファイルに関連付けられているコメントです。
IdReferenceID 参照を定義します。たとえば、ID とドメインのペアでバイヤーを識別することができます。
Extrinsic銀行 P カード請求ファイルに関連する追加情報が含まれます。
10.9.2.1 ChargeFile

銀行 P カード請求ファイルに関する情報が含まれます。銀行 P カード請求ファイルは、照合目的で銀行からバイヤーに送信されるファイルです。ChargeFile には次の属性があります。

属性説明
filename銀行 P カード請求ファイルの名前です。
size銀行 P カード請求ファイルのサイズです。
frequency
(必須)
銀行 P カード請求ファイルの頻度を定義します。有効な値は次のとおりです。
● daily
● weekly
● monthly
format銀行 P カード請求ファイルの標準の形式 (MT940、CAMT.053、BAI2、CSV など) を定義します。
statementDate
(必須)
この P カード請求ファイルの生成日です。

ChargeFile には以下の要素が含まれます。

要素説明
Period
(必須)
P カード請求ファイルの期間を定義します。
Attachment
(必須)
添付された P カード請求ファイルの URL 参照が含まれます。
NumberOfCharges
(必須)
添付ファイル内の P カード請求の数が含まれます。
10.9.2.1.1 NumberOfCharges

銀行 P カード請求ファイルに含まれた P カード請求の合計数が含まれます。