14. 請求書

サプライヤは、cXML InvoiceDetail トランザクションを使用して、バイヤー企業またはマーケットプレイスに請求書を送信できます。このトランザクションでは、さまざまな業務のシナリオ (標準の請求書、クレジットメモ、明細レベルのクレジットメモ、デビットメモ、および受領書など) に対応した請求書詳細がサポートされています。

14.1 請求書の概要

14.1.1 以前の InvoiceRequest ドキュメント
14.1.2 借方金額および貸方金額
14.1.3 出荷情報
14.1.4 請求書の種類
14.1.4.1 個別請求書およびサマリ請求書
14.1.4.2 請求書レベル
14.1.4.3 請求書の目的
14.1.5 請求書 DTD

14.2 InvoiceDetailRequest

14.2.1 InvoiceDetailRequestHeader
14.2.1.1 InvoiceDetailHeaderIndicator
14.2.1.2 InvoiceDetailLineIndicator
14.2.1.3 InvoicePartner
14.2.1.4 DocumentReference
14.2.1.5 InvoiceIDInfo
14.2.1.6 PaymentProposalIDInfo
14.2.1.7 InvoiceDetailShipping
14.2.1.8 ShipNoticeIDInfo
14.2.1.9 InvoiceDetailPaymentTerm (非推奨)
14.2.1.10 PaymentTerm
14.2.1.11 Period
14.2.1.12 コメント
14.2.1.13 IdReference
14.2.1.14 Extrinsic
14.2.2 InvoiceDetailOrder
14.2.2.1 InvoiceDetailOrderInfo
14.2.2.2 InvoiceDetailItem
14.2.2.2.1 PriceBasisQuantity
14.2.2.2.2 InvoiceDetailItemReference
14.2.2.2.3 ReceiptLineItemReference
14.2.2.2.4 ShipNoticeLineItemReference
14.2.2.2.5 ServiceEntryItemReference
14.2.2.2.6 ServiceEntryItemIDInfo
14.2.2.2.7 税
14.2.2.2.7.1 TaxDetail
14.2.2.2.8 InvoiceDetailLineSpecialHandling
14.2.2.2.9 InvoiceDetailLineShipping
14.2.2.2.10 ShipNoticeIDInfo
14.2.2.2.11 InvoiceDetailDiscount
14.2.2.2.12 InvoiceItemModifications
14.2.2.2.13 InvoiceDetailItemIndustry
14.2.2.3 InvoiceDetailServiceItem
14.2.2.4 InvoiceDetailReceiptInfo
14.2.2.5 InvoiceDetailShipNoticeInfo
14.2.3 InvoiceDetailHeaderOrder
14.2.3.1 InvoiceDetailOrderInfo
14.2.3.2 InvoiceDetailOrderSummary
14.2.4 InvoiceDetailSummary
14.2.4.1 SubtotalAmount
14.2.4.2 税
14.2.4.3 SpecialHandlingAmount
14.2.4.4 ShippingAmount
14.2.4.5 GrossAmount
14.2.4.6 InvoiceDetailDiscount
14.2.4.7 InvoiceHeaderModifications
14.2.4.8 TotalCharges
14.2.4.9 TotalAllowances
14.2.4.10 TotalAmountWithoutTax
14.2.4.11 NetAmount
14.2.4.12 DepositAmount
14.2.4.13 DueAmount
14.2.4.14 InvoiceDetailSummaryIndustry

14.3 Response
14.4 請求書の状況更新
14.5 請求書の例

14.5.1 標準ヘッダー請求書
14.5.2 標準詳細請求書
14.5.3 サービス請求書
14.5.4 マーケットプレイス請求書
14.5.5 返品品目の明細レベルのクレジットメモ
14.5.6 会計情報分割のある請求書

14.1 請求書の概要

サプライヤは、cXML 請求書を使用して、バイヤー企業またはマーケットプレイスに対して、提供済みの製品またはサービスについての請求を行います。1 つまたは複数の注文書に含まれるいかなる部分に対しても請求書を生成できます。InvoiceDetail トランザクションでは、請求書、クレジットメモ、明細レベルのクレジットメモ、デビットメモ、および受領書のキャンセルがサポートされています。請求書には、注文書、明細、関連するパートナー、勘定科目配分、支払条件、割引、出荷費用およびその他手数料、税、内金および前払、および送金情報が記述されます。サプライヤは、請求書をネットワークハブに送信します。ネットワークハブは、バイヤー企業の ProfileResponse に問い合わせるか、またはバイヤー企業のネットワークアカウントでルーティング情報を調べて、請求書をバイヤー企業に転送します。cXML InvoiceDetailRequest ドキュメントは、請求書を表します。受信側のシステムは、請求書ドキュメントを受け付けた後、一般的な cXML Response を使用して応答します。バイヤー企業は、請求書の処理を開始して StatusUpdateRequest ドキュメントを送信し、照合の進捗状況をネットワークハブに通知します。ネットワークハブは、これらのドキュメントをサプライヤに転送できます。

14.1.1 以前の InvoiceRequest ドキュメント

以前は、cXML 請求処理のサポートが InvoiceRequest ドキュメントで提供されていました。このドキュメントは、InvoiceDetailRequest と比較すると詳細情報が少なく、明細またはサマリ請求書がサポートされていませんでした。InvoiceRequest は、cXML 1.2.011 では推奨されていません。すべての cXML 請求書プロジェクトはInvoiceDetailRequest を実装する必要があります。

14.1.2 借方金額および貸方金額

請求書では、正の金額は借方で、バイヤー企業はサプライヤに対する支払義務があります。負の金額は、サプライヤからバイヤー企業に対して発生した貸方です。たとえば、サプライヤは -50 USD の SubtotalAmount を指定して、50 米国ドルの貸方をバイヤー企業に対して発生させることができます。借方は、標準の請求書とデビットメモの両方で使用できます。貸方は、標準の請求書、クレジットメモ、および明細レベルのクレジットメモで使用できます。P カードを使用できる注文書の場合、サプライヤは請求書または ConfirmationRequest ドキュメントで指定された支払申請機能を使用して、支払いを要求することができます。

14.1.3 出荷情報

請求書には、出荷費用、日付、出荷元/出荷先住所、運送業者 ID などの出荷情報を含めることができます。請求書で出荷情報をサポートする理由の 1 つは、請求書が国外に出荷されるオーダーの最終価格と税に影響する可能性があるためです。請求書の出荷情報が ShipNoticeRequest ドキュメント送信の代用になるわけではありません。

14.1.4 請求書の種類

InvoiceDetailRequest は、ほとんどの業務シナリオに対応する機能と柔軟性を備えています。

14.1.4.1 個別請求書およびサマリ請求書

cXML は、個別請求書とサマリ請求書の両方に対応しています。

請求書カテゴリ説明
個別請求書1 つの注文書に対して適用します。
サマリ請求書複数の注文書に対して適用します。
14.1.4.2 請求書レベル

cXML は、ヘッダー請求書と詳細請求書の両方に対応しています。

請求書レベル説明
ヘッダー請求書明細を記述せずに、1 つ以上の注文書全体に対して適用します。isHeaderInvoice=”yes” を指定して、明細情報を含まないInvoiceDetailHeaderOrder 要素を使用します。
詳細請求書(明細レベル請求書) 1 つ以上の注文書の特定の明細に対して適用します。isHeaderInvoice を除外して、明細情報を含む InvoiceDetailOrder 要素を使用します。
14.1.4.3 請求書の目的

InvoiceDetailRequestHeader 属性を使用して、請求書の目的を指定します。

要素説明
標準請求書製品またはサービスを提供した後に支払いを要求します。purpose=”standard” および operation=”new” を指定します。
クレジットメモバイヤー企業に対する貸方を指定します。purpose=”creditMemo” および operation=”new” を指定します。ヘッダー請求書である必要があります。金額は負である必要があります。
明細レベルのクレジットメモバイヤー企業に対する貸方を指定します。
purpose=”lineLevelCreditMemo” および operation=”new” を指定します。ヘッダー請求書でないことが必要です。金額は負である必要があります。
デビットメモバイヤー企業に対する借方を指定します。purpose=”debitMemo” および operation=”new” を指定します。ヘッダー請求書である必要があります。金額は正である必要があります。
情報参照用受領書と同様、手数料の記録を提供します。処理は不要です。isInformationOnly=”yes” および operation=”new” を指定します。
請求書のキャンセル以前に送信した請求書をキャンセルします。operation=”delete” を指定します。

14.1.5 請求書 DTD

cXML 標準では、複数の DTD を使用してパーサーの検証のパフォーマンスを最適化します。InvoiceDetail トランザクションは、InvoiceDetail.dtd という名前の別の DTD で定義されます。この DTD は次の場所で取得できます。

http://xml.cXML.org/schemas/cXML//InvoiceDetail.dtd

14.2 InvoiceDetailRequest

InvoiceDetailRequest ドキュメントは請求書を表します。InvoiceDetailRequest ドキュメントの構造は以下のとおりです。

InvoiceDetailOrder 要素は詳細 (明細レベル) 請求書で使用され、InvoiceDetailHeaderOrder 要素はヘッダー請求書で使用されます。請求書に両方の要素を含めることはできません。どちらの要素にも、請求書明細が含まれます。請求書明細レベルの金額をすべて加算すると、InvoiceDetailSummary.で指定した合計になります。

14.2.1 InvoiceDetailRequestHeader

請求書全体に適用するヘッダー情報を定義します。
InvoiceDetailRequestHeader には次の属性があります。

属性説明
invoiceID
(必須)
サプライヤが生成する請求書の識別子。これは、実際の請求書の一番上に表示される請求書番号と同一です。
isInformationOnlyバイヤー企業が処理を行う必要があるかどうかを示します。使用可能な値は次のとおりです。
● yes – バイヤー企業に情報を提供するための請求書です (バイヤー企業は処理を行う必要
はありません)。
● 指定なし – (通常設定) 請求書を実際に使用します。バイヤー企業は、このドキュメントを受け取った時点で処理を行う必要があります (支払いを行うか、または貸方を承認します)。
purpose請求書の目的を示します。使用可能な値は次のとおりです。
● standard – (通常設定) サプライヤからバイヤー企業への標準の請求書。
● creditMemo – バイヤー企業に対してクレジットを発行するためのクレジットメモ。isHeaderInvoice を yes にする必要があります。また、要素InvoiceDetailSummary/DueAmount は負の金額であることが必要です。
● debitMemo – バイヤー企業の負債残高を請求するためのデビットメモ。isHeaderInvoice を yes にする必要があります。また、要素InvoiceDetailSummary/DueAmount は正の金額であることが必要です。
● lineLevelCreditMemo – バイヤー企業に対してクレジットを発行するための明細レベルのクレジットメモ。isHeaderInvoice を false にする (指定しない) 必要があります。また、要素 InvoiceDetailSummary/DueAmount は負の金額であることが必要です。
● lineLevelDebitMemo – バイヤーの負債残高をサプライヤに請求する明細レベルのデビットメモ。isHeaderInvoice を false にする (指定しない) 必要があります。また、要素InvoiceDetailSummary/DueAmount は正の金額であることが必要です。
operation請求書でのこのドキュメントの動作方法を示します。使用可能な値は次のとおりです。
● new – (通常設定) 新規の請求書を作成します。
● delete – 既存の請求書をキャンセルします。既存の請求書の payloadID をDocumentReference に指定する必要があります。
invoiceDate
(必須)
請求書が作成された日時 (cXML のタイムスタンプより前であることが必要です)。
invoiceOriginカテゴリ化する請求書の作成者を指定します。使用可能な値は次のとおりです。
● supplier – サプライヤが作成した請求書です。
● buyer – バイヤーが作成した請求書です。
● 指定なし – 請求書作成元が不明です。
isERS請求書が入庫/請求自動決済 (ERS) 請求書であるかどうかを示します。指定可能な値は “yes”のみです。指定しない場合は、通常の請求書です。
14.2.1.1 InvoiceDetailHeaderIndicator

請求書のすべての属性を記述する区分を定義します。通常設定では、すべての区分は FALSE になります。InvoiceDetailHeaderIndicator には次の属性があります。

属性説明
isHeaderInvoice請求書のカテゴリです。使用可能な値は次のとおりです。
● yes – ヘッダー請求書です。請求書では、明細の詳細を記述しないヘッダーレベルの請求書情報を含むInvoiceDetailHeaderOrder が使用されます。
● 指定なし – 詳細請求書です。請求書では、明細の詳細を含むInvoiceDetailOrder が使用されます。
isVatRecoverableyes – 請求書全体が VAT (付加価値税) 還付可能です。
priceBasedLineLevelCreditMemoyes に設定すると、請求書が、元の請求書が発行された後に付与された早期支払割引の単価に基づいた明細レベルのクレジットメモであることが示されます。
14.2.1.2 InvoiceDetailLineIndicator

請求書明細レベル (InvoiceDetailItem、InvoiceDetailServiceItem、またはInvoiceDetailOrderSummary 内) で請求書の詳細が記述されていることを示します。通常、すべての区分はFALSE になります。この要素で請求書の詳細が請求書明細レベルで記述されていることが示されている場合、その情報を提供していない請求書明細は、値がゼロであるか、またはその情報が「使用不可」であるとみなされます。InvoiceDetailLineIndicator には次の属性があります。

属性説明
isTaxInLineyes – 税 (Tax) が請求書明細レベルで指定されます。ヘッダーレベルの税が指定されている場合は、無視されます。
isSpecialHandlingInLineyes – その他手数料 (InvoiceDetailLineSpecialHandling) が請求書明細レベルで提供されます。
isShippingInLineyes – 出荷 (InvoiceDetailLineShipping) が請求書明細レベルで提供されます。
isDiscountInLineyes – 割引 (InvoiceDetailDiscount) が請求書明細レベルで提供されます。
isAccountingInLineyes – 勘定科目配分 (Distribution) が請求書明細レベルで提供されます。Distribution は明細レベルでのみ使用できるため、isHeaderInvoice がTRUE の場合は、この区分を指定しないでください。
isPriceAdjustmentInLineyes – 明細レベルのクレジットメモまたはデビットメモに価格の調整が含まれます。
14.2.1.3 InvoicePartner

請求書の発行者や販売先など、請求処理に関係する組織を定義します。Contact 要素だけでは請求処理に関係するさまざまな参照識別子がサポートされないため、請求書ではInvoicePartner 要素もサポートされています。出荷元または出荷先の指定にはこの要素を使用しないでください。代わりに、InvoiceDetailShipping を使用してください。

Contact(連絡先)

請求書のパートナーの連絡先情報。指定可能な連絡先役割には、billFrom、billTo、from、issuerOfInvoice、receivingBank、remitTo、shipFrom、shipTo、soldTo、wireReceivingBank があります。

注記
from と issuerOfInvoice は同義である必要があります。

IdReference

ID 参照を定義します。識別子/ドメインのペアは、それぞれの取引先との取引関係 (バイヤー企業およびサプライヤ) において一意であることが必要です。IdReference には次の属性があります。

属性説明
identifier
(必須)
ドメイン内にある IdReference の一意の識別子です。
domain
(必須)
IdReference のドメインです。サポートされる値は、ご使用の購買アプリケーションによって異なります。使用可能な値は次のとおりです。
● abaRoutingNumber
● accountID
● accountName
● accountPayableID
● accountReceivableID
● accountType
● bankRoutingID
● branchName
● contactPerson
● creditorRefID
● departmentName
● federalTaxID
● gstID
● ibanID
● provincialTaxID
● reference
● stateTaxID
● supplierTaxID
● swiftID
● taxExemptionID
● vatID
アプリケーション固有の値 (1099ID や courtRegisterID など) を指定できます。

IdReference には以下の要素が含まれます。

要素説明
CreatorIdReference の作成者 (銀行、出荷担当者、その他の組織の名前など) です。
Description人間が読める IdReference のテキスト形式の説明です。
14.2.1.4 DocumentReference

以前の InvoiceDetailRequest ドキュメントを識別します。operation=”delete” の場合は、DocumentReference が必要であり、(operation=”new” が設定された) 元の InvoiceDetailRequest ドキュメントが参照される必要があります。その他のすべての状況では、DocumentReference の設定は任意です。DocumentReference には次の属性があります。

属性説明
payloadID
(必須)
別の cXML ドキュメントの payloadID 属性です。
14.2.1.5 InvoiceIDInfo

サプライヤのシステムで認識されている以前の請求書の ID を定義します。DocumentReference と InvoiceIDInfoの両方が指定されている場合は、同じ請求書が参照される必要があります。InvoiceIDInfo は、以下の 2 つの属性のコンテナです。

属性説明
invoiceID
(必須)
サプライヤのシステムで認識されている請求書の ID です。
invoiceDate請求日。
14.2.1.6 PaymentProposalIDInfo

サプライヤおよびバイヤーのシステムで認識されている PaymentProposalRequest の ID を定義します。この要素には、次の属性があります。

属性説明
paymentProposalID
(必須)
バイヤーおよびサプライヤのシステムで認識されている PaymentProposalRequestの ID です。
14.2.1.7 InvoiceDetailShipping

請求書の出荷の詳細です。InvoiceDetailShipping には次の属性があります。

属性説明
shippingDateこの出荷がサプライヤから発送される日時。
連絡先

出荷元住所および出荷先住所です。出荷元と出荷先の両方を指定する必要があります。「Contact [120 ページ]」を参照
してください。

CarrierIdentifier

このリストには、同じ運送業者について複数の識別子を含めることができます。このリスト内の要素に順序の制限はありません。識別ドメイン (CarrierIdentifier ドメイン) は、InvoiceDetailShipping 要素内で 2 回以上使用しないでください。1 つの CarrierIdentifier リストの要素によって提供されるすべての ID は、同じ運送業者に対応している必要があります。CarrierIdentifier には次の属性があります。

属性説明
domain
(必須)
この値のドメイン。使用可能な値は次のとおりです。
● companyName – この会社の法的に有効な名称です。これは、場合によっては「carrierCorporate」という役割を持つ Contact 要素で提供されます。Contact 要素の使用は、運送業者に関する追加詳細を含めなければならないときのために残しておく必要があります。
● SCAC – Standard Carrier Alpha Code。www.nmfta.org/pages/scac
● IATA – International Air Transport Association。www.iata.org
● AAR – Association of American Railroads。www.aar.org
● UIC – International Union of Railways。www.uic.org
● EAN – European Article Numbering。upc-ean-information.com
● DUNS – D&B’s Data Universal Numbering System。www.dnb.com
ShipmentIdentifier

この出荷のトラッキング番号です。「ShipmentIdentifier [320 ページ]」を参照してください。

DocumentReference

以前の ShipNoticeRequest を識別します。詳細については、「DocumentReference [348 ページ]」を参照してください。

14.2.1.8 ShipNoticeIDInfo

出荷に関連する ID の追加参照 ID を指定します。「ShipNoticeIDInfo [364 ページ]」を参照してください。

14.2.1.9 InvoiceDetailPaymentTerm (非推奨)

InvoicedetailPaymentTerm は、cXML 1.2.011 では推奨されていません。InvoicedetailPaymentTerm [350 ペー
ジ] が推奨されています。

14.2.1.10 PaymentTerm

請求書またはオーダーの支払条件を定義します。PaymentTerm では、支払期間 (割引なし) または割引適用期間 (割
引あり) を定義します。
PaymentTerm には次の属性があります。

属性説明
payInNumberOfDays請求書の発行日以降、全額の支払期限までの日数。
Discount

割引条件の割引率 (%) または割引金額。この割引率は、payInNumberOfDays で指定した期間内に請求書の合計が支払われた場合に適用されます。正の比率は割引を示し、負の比率は違約金を示します。パーセント記号 (%) を使用したり、100 で除算したりしないでください。たとえば、2 は 2% を意味します。PaymentTerm に支払期間 (割引なし) を指定する場合、Discount 要素は使用しないでください。

Extrinsic

この支払いに関連する追加情報を指定します。これには、ValueDate および DiscountTermsDueDate を含めることができます。

14.2.1.11 Period

サービスが提供された期間です。Period には次の属性があります。

属性説明
startDateサービスの開始日
endDateサービスの終了日
14.2.1.12 コメント

請求書に関するコメントです。

14.2.1.13 IdReference

ID 参照を定義します。「IdReference [302 ページ]」を参照してください。

14.2.1.14 Extrinsic

請求書に関する追加情報を指定します。InvoiceDetailRequestHeader または InvoiceDetailRequest で何も重複していないことを確認する必要があります。

14.2.2 InvoiceDetailOrder

明細の詳細を含むオーダーの請求書情報を定義します。isHeaderInvoice が FALSE (指定なし) である場合にのみ使用されます。請求書明細は InvoiceDetailItem または InvoiceDetailServiceItem です。その請求書明細番号は invoiceLineNumber 属性で指定されます。

14.2.2.1 InvoiceDetailOrderInfo

オーダー参照や関連する主契約の参照といった、対応する注文書に関連する情報を定義します。アプリケーションでは、この情報を使用して、対応する注文書または主契約と請求書が照合されます。参照を詳細に定義するほど、アプリケーションによるドキュメントの照合を正確に実行できます。InvoiceDetailOrderInfo には、ドキュメントの参照を目的とした複数の要素を含めることができます。OrderReference の使用が強く推奨されますが、該当する情報を入手できない場合は、MasterAgreementReference、MasterAgreementIDInfo、OrderIDInfo、または SupplierOrderInfo をこの順序で使用してください。

OrderReference

請求処理される注文書への参照です。

MasterAgreementReference

以前の MasterAgreementRequest ドキュメントへの参照を定義します。この要素は、請求処理されるリリースオーダーの主契約を指定します。MasterAgreementReference には次の属性があります。

属性説明
agreementIDバイヤー企業のシステムで認識されている主契約の ID 番号。
agreementDate主契約申請が作成された日時。
agreementType参照先契約が分納契約リリースであるかどうかを示します。
MasterAgreementIDInfo

請求処理されるオーダーがリリースオーダーである場合、対応する主契約のバイヤー企業の ID 番号を定義します。この要素は、主契約または請求処理されるリリースオーダーの契約を指定します。MasterAgreementIDInfo には次の属性があります。

属性説明
agreementID
(必須)
バイヤー企業のシステムで認識されている主契約の ID 番号。
agreementDate主契約申請が作成された日時。
agreementType参照先契約が分納契約リリースであるかどうかを示します。

MasterAgreementIDInfo には以下の要素が含まれます。

要素説明
IdReference主契約の追加 ID を指定します。
OrderIDInfo

バイヤー企業で認識されている注文書を指定します。OrderIDInfo には次の属性があります。

属性説明
orderID
(必須)
バイヤー企業で認識されている注文書の ID (注文書番号)。
orderDate注文書が作成された日時。
SupplierOrderInfo

注文書に関連したサプライヤ受注情報を定義します。SupplierOrderInfo には次の属性があります。

属性説明
orderID
(必須)
注文書のサプライヤ受注 ID。
orderDate受注の日時。
14.2.2.2 InvoiceDetailItem

請求書の明細を定義します。バイヤー企業では、注文書に指定された情報と照合するために、この情報を必要とする場合があります。たとえば、バイヤー企業は場合によって、UnitOfMeasure の値に変更がないことを確認する必要があります。InvoiceDetailItem には次の属性があります。

属性説明
invoiceLineNumber
(必須)
現在の請求書明細に対してサプライヤが定義した ID です。請求書内のすべての請求書明細で一意であることが必要です。
quantity
(必須)
請求処理される明細ごとの数量。
referenceDate包括注文書または契約品目の参照日。この属性の使用は多くの場合任意です。また、トランザクションに関連する取引先によって定義される必要があります。調達ソフトウェアでは、包括注文書または契約品目と請求書の照合時にこの日付を使用する場合があります。
inspectionDate法的な税定義によって決定される、商品配達の日付またはサービス配送の日付です。この属性の使用は多くの場合任意です。また、トランザクションに関連する取引先によって定義される必要があります。
parentInvoiceLineNumber対応する親明細の明細番号を指定します。この属性は、itemType=”item” が設定された明細にのみ適用できます。
itemType品目の種類を指定します。使用可能な値は次のとおりです。
● composite – 品目グループを識別します。
● item – 独立した明細を識別します。
● lean – 明細で予定されている子品目がないことを示します。
compositeItemType親品目でグループごとの価格設定が使用されるかどうかを指定します。使用可能な値は”groupLevel” または “itemLevel” です。
reason明細レベルのクレジットメモの理由を指定します。理由に指定できる値は、返品品目用のクレジットメモを表す “return” のみです。
isAdHoc[yes] に設定すると、品目が参照ドキュメントまたは契約 (主契約) に存在しないことを示します。

InvoiceDetailItem には以下の要素が含まれます。

要素説明
UnitOfMeasure
(必須)
明細の数量単位です。「UnitOfMeasure [43 ページ]」を参照してください。
UnitPrice
(必須)
単価です。
PriceBasisQuantity明細の数量ベースの価格設定です。「PriceBasisQuantity [356 ページ]」を参照してください。
InvoiceDetailItemReference
(必須)
請求書明細に関連するすべての参照を定義します。
「InvoiceDetailItemReference [356 ページ]」を参照してください。
ReceiptLineItemReferenceこの明細に関連する受領書明細を参照します。「ReceiptLineItemReference[357 ページ]」を参照してください。
ShipNoticeLineItemReferenceこの明細に関連する出荷通知明細を参照します。「ShipNoticeLineItemReference [358 ページ]」を参照してください。
ServiceEntryItemReferenceこの明細に関連するサービスシート明細を参照します。「ServiceEntryItemReference [358 ページ]」を参照してください。
ServiceEntryItemIDInfo請求書に関連する ServiceEntryRequest を参照します。「ServiceEntryItemIDInfo [358 ページ]」を参照してください。
SubtotalAmount現在の明細の請求書の小計 (UnitPrice * 数量) です。
Tax明細の税です。「税 [359 ページ]」を参照してください。
InvoiceDetailLineSpecialHandling明細のその他手数料情報が含まれます。「InvoiceDetailLineSpecialHandling[364 ページ]」を参照してください。
InvoiceDetailLineShipping明細の出荷情報が含まれます。「InvoiceDetailLineShipping [364 ページ]」を参照してください。
ShipNoticeIDInfo出荷に関連する ID の追加参照 ID を指定します。「ShipNoticeIDInfo [364 ページ]」を参照してください。
GrossAmountSubtotalAmount に明細の税、出荷費用、その他手数料を加算した金額です。
InvoiceDetailDiscount明細に適用される割引です。「InvoiceDetailDiscount [365 ページ]」を参照してください。
InvoiceItemModifications請求書品目の商品とサービスの陸揚げ費用合計で発生した追加の手数料、値引き、およびそれらの税額を指定します。「InvoiceItemModificDtions [365 ページ]」を参照してください。
TotalCharges商品およびサービスに適用されるすべての手数料の合計です。これを請求書の明細と概要に表示できます。
TotalAllowances商品およびサービスに適用されるすべての値引きの合計です。これを請求書の明細と概要に表示できます。
TotalAmountWithoutTax税抜きの請求金額合計がまとめられます。「TotalAmountWithoutTax [379 ページ]」を参照してください。
NetAmountGrossAmount から明細の割引を差し引いた金額です。
Distributionコストセンタまたは総勘定元帳カテゴリなど、バイヤー企業により生成される会計情報です。この情報は、OrderRequest からコピーされる必要があります。isAccountingInLine が FALSE (指定なし) の場合は無視されます。
Packaging明細の梱包について詳細を記述します。「Packaging [179 ページ]」を参照してください。
InvoiceDetailItemIndustryさまざまな業種のカテゴリを指定します。「InvoiceDetailItemIndustry [365 ページ]」を参照してください。
Comments明細に関するテキスト形式のコメントです。
Extrinsic明細に関連する追加情報です。InvoiceDetailOrder で何も重複していないことを確認する必要があります。
14.2.2.2.1 PriceBasisQuantity

明細の数量ベースの価格設定です。数量ベースの価格設定では、1 以外の単価の数量単位の数量に基づいて品目の単価を指定できます。数量ベースの価格設定に加えて、単位換算による価格設定では、オーダーの数量単位が価格設定の数量単位と異なる場合に、価格設定の計算時に数量単位変換を行うことができます。PriceBasisQuantity には次の属性があります。

属性説明
quantity
(必須)
単価の数量単位の数量。このフィールドは必須です。
conversionFactor
(必須)
品目の単価の計算中に、オーダーの数量単位を単価の数量単位に変換する際に使用されます。このフィールドは必須です。

PriceBasisQuantity には以下の要素が含まれます。

要素説明
UnitOfMeasure提示された単価について指定された数量単位。この要素は、PriceBasisQuantity 要素内に存在する必要があります。
Descriptionこのフィールドには、PriceBasisQuantity 要素に関する任意の情報を保存できます。サプライヤが提供する単位換算値の保存に使用できます。この要素は任意設定です。
14.2.2.2.2 InvoiceDetailItemReference

インボイス明細に関連するすべての参照を定義します。InvoiceDetailItemReference には次の属性があります。

属性説明
lineNumber
(必須)
OrderRequest からコピーされる現在の明細の注文書明細番号。
serialNumber
(非推奨)
現在の明細の製品シリアル番号。この属性は、cXML 1.2.009 では推奨されていません。代わりに、SerialNumber 要素を使用してください。

InvoiceDetailItemReference には以下の要素が含まれます。

要素説明
ItemIDOrderRequest からの現在の明細のサプライヤ品番です。「ItemID [90 ページ]」を参照してください。
DescriptionOrderRequest からの明細の説明です。このフィールドは必須です。
Classificationサービスの商品分類です。このフィールドは必須です。任意の順序で表示できます。この要素には、ドメイン属性が含まれます。
ManufacturerPartID製造メーカーの品番です。
ManufacturerName製造メーカーの名前です。
Country明細にリストされた製品の製造メーカーの国です。
SerialNumber請求処理される明細を一意に識別するシリアル番号です。複数の SerialNumber 要素を含めることができます。SerialNumber 要素の数は請求書品目の数に一致する必要があります。InvoiceDetailItemReference@serialNumber 属性は、cXML 1.2.009 では推奨されていません。代わりに、SerialNumber 要素を使用してください。
SupplierBatchID「SupplierBatchID または Batch [332 ページ]」を参照してください。
InvoiceDetailItemReferenceIndustry小売業に固有の品目詳細情報です。
InvoiceDetailItemReferenceRetail小売業に関する詳細を指定します。以下の要素が含まれます。
● EANID – 商品の国際 EAN 協会または UPC (Universal Product Code) に従って製造メーカーの製品に割り当てられる ID を指定します。この要素は任意設定です。
● EuropeanWasteCatalogID – EU Waste Catalogue (EWC) に一覧表示されている商品の一意の ID を指定します (手数料が必要な場合)。この要素は任意設定です。
● Characteristics – さまざまな業種全体で使用できる品目に関する詳細な情報を指定します。この要素は任意設定です。
14.2.2.2.3 ReceiptLineItemReference

この明細に関連する受領書明細を参照します。この要素には、次の属性があります。

属性説明
receiptLineNumber
(必須)
ReceiptRequest からコピーされた現在の明細の受領書明細番号を指定します。
14.2.2.2.4 ShipNoticeLineItemReference

この明細に関連する出荷通知明細を参照します。この要素には、次の属性があります。

属性説明
shipNoticeLineNumber
(必須)
ShipNoticeRequest からコピーされた現在の明細の出荷通知明細番号を指定します。
14.2.2.2.5 ServiceEntryItemReference

この明細に関連するサービスシート明細を参照します。ServiceEntryItemReference には次の属性があります。

属性説明
serviceLineNumber
(必須)
明細に関連する ServiceEntryRequest の明細番号を参照します。
serviceEntryID関連する ServiceEntryRequest の ID です。存在する場合は、ServiceEntryRequestHeader からコピーされる必要があります。
serviceEntryDateサプライヤがサービスシートを作成した日時です。存在する場合は、
ServiceEntryRequestHeader からコピーされる必要があります。

ServiceEntryItemReference には以下の要素が含まれます。

要素説明
DocumentReferenceDocumentReference 要素では、以前の ServiceEntryRequest ドキュメントを識別します。DocumentReference には次の属性があります。
属性説明
payloadID
(必須)
以前の ServiceEntryRequest の payloadID 属性の値です。
14.2.2.2.6 ServiceEntryItemIDInfo

請求書に関連する ServiceEntryRequest を参照します。ServiceEntryItemIDInfo には次の属性があります。

属性説明
serviceLineNumber
(必須)
明細について関連する ServiceEntryRequest の明細番号を参照します。
serviceEntryID
(必須)
関連する ServiceEntryRequest の ID です。
serviceEntryDateサプライヤがサービスシートを作成した日時です。

ServiceEntryItemIDInfo には以下の要素が含まれます。

要素説明
IdReferenceサービスシートの一意の識別子を参照します。この要素には、次の属性があります。

属性説明
identifier
(必須)
サービスシートの一意の識別子です。
domain
(必須)
識別子が表すドメインまたはコンテキストです。
14.2.2.2.7 税

明細の税です。isTaxInLine が FALSE (指定なし) の場合は無視されます。Tax には以下の要素が含まれます。

要素説明
Money
(必須)
支払い義務のある税額です。
TaxAdjustmentAmountドキュメントの税合計の調整金額、つまりこの Tax 要素で表される税に対応する調整金額であり、オプションです (これは、この Tax 要素の子 TaxDetail のTaxAdjustmentAmount 要素における金額の合計とみなされています)。現在、この要素は PaymentProposalRequest ドキュメントでのみサポートされます。これはTaxAdjustment 要素 (現在は非推奨) の代わりに使用されます。「PaymentProposalRequest の例 [246 ページ]」を参照してください。
Description
(必須)
税についてのテキスト形式の説明です。
TaxDetail税に関する詳細情報です。「TaxDetail [360 ページ]」を参照してください。
Distribution1 つの合計金額が複数の小計金額に分割されることを表します。Charge 要素とAccounting 要素の組み合わせです。
ExtrinsicTax に関する追加情報です。この情報は、Tax の情報と重複しないようにしてください。
14.2.2.2.7.1 TaxDetail

税に関する詳細情報です。TaxDetail には次の属性があります。

属性説明
purpose税の目的。たとえば、”tax” や “custom duty” です。
category
(必須)
税のカテゴリ。たとえば、”sales”、”usage”、”vat”、”gst”、”withholdingTax” です。カテゴリが “withholdingTax” である場合は、”withholdingTaxType” Extrinsic を追加で指定できます。使用可能な値は次のとおりです。
● ISR
● IVA
percentageRate税率 (%)。パーセント記号 (%) は入力しないでください。
isVatRecoverable税額が還付可能な場合は、”true” に設定します。
taxPointDateVAT (付加価値税) の支払期日。
paymentDate支払期日 (フランスでの取引にのみ使用)。
isTriangularTransaction“true” に設定して、取引が 3 カ国の 3 者間で発生したが、商品は請求書と同じ経路をたどらなかったことを示します。三国間取引において、次のバイヤー企業を識別するために、role=”subsequentBuyer” を指定した Contract 要素を追加します。
exemptDetail税率がゼロパーセントである場合は、規制によっては、税が必要であるかどうか、または商品やサービスが非課税になるかどうかをサプライヤが指定する必要があります。使用可能な値は次のとおりです。
● zeroRated – 商品やサービスが課税対象であるが、税率がゼロパーセントであることを示します。
● exempt – 商品やサービスが非課税であることを示します。
isWithholdingTax税が源泉徴収税である場合は、yes に設定します。
taxRateType特定の税の種類に対応する税率の種類 (文字列) を指定します。たとえば、ドイツでは付加価値税 (VAT) の税率 19% が「標準」税率の種類に対応します。別の EU 加盟国では、別の付加価値税 (VAT) 率が認められています。税率の種類を設定することによって、税法の変更によって発生するさまざまな税率にバックエンドシステムで簡単に対応できます。
basePercentageRate基本税率 (%) です。一部の Tax カテゴリ (ブラジルの ICMS など) では、percentageRate とともに basePercentageRate も考慮してTaxAmount が計算されます。

TaxAmount = TaxableAmount x percentageRate x basePercentageRate

見積メッセージでのみ使用されます。

isIncludedInPrice価格に TaxAmount が含まれる場合は、”yes” (true) に設定します。通常の設定は “no” (false) です。見積メッセージでのみ使用されます。

TaxDetail には以下の要素が含まれます。

要素説明
TaxableAmount課税対象の金額です。
TaxAmount
(必須)
税額です。
TaxLocation税が適用される地域情報です。
TaxAdjustmentAmount特定の税明細 (特定のカテゴリおよび場所に関する税) についての税の調整金額、つまりこの TaxDetail 要素で表される税に対応する調整金額です。現在、この要素は PaymentProposalRequest ドキュメントでのみサポートされます。これは TaxAdjustmentDetail 要素 (現在は非推奨) の代わりに使用されます。「PaymentProposalRequest の例 [246 ページ]」を参照してください。
Description税についてのテキスト形式の説明です。
TriangularTransactionLawReference三国間取引の VAT (付加価値税) に適用される、関連する EU の法律への参照情報です。たとえば、”VAT – EC Article 28 Simplification Invoice” です。
TaxRegimeサプライヤ活動の種類および商品の種類に関連した税カテゴリを指定します。サプライヤは税制に基づいて税を納付します。この要素は任意設定です。請求書には 1 つまたは複数の税制を指定できますが、サプライヤが TaxDetail 要素に関連付けることができる税制は 1 つのみです。この要素はすべての国に適用できます。

例:

TaxExemption一部の税務当局 (ポルトガルの SAF-T など) に課税からの免除を要求するために必要な免税コードと理由が含まれます。

例:

ExtrinsicTaxDetail に関する追加情報です。この情報は、TaxDetail の情報と重複しないようにしてください。

以下の例では、TaxDetail を使用した QuoteMessage を示します。

14.2.2.2.8 InvoiceDetailLineSpecialHandling

明細のその他手数料情報が含まれます。isSpecialHandlingInLine が FALSE (指定なし) の場合は無視されます。以下の要素が含まれます。

要素説明
Description手数料の任意の説明が含まれます。
Money
(必須)
その他手数料の金額です。
Distribution1 つの合計金額が複数の小計金額に分割されることを表します。Charge 要素とAccounting 要素の組み合わせです。
14.2.2.2.9 InvoiceDetailLineShipping

明細の出荷情報が含まれます。isShippingInLine が FALSE (指定なし) の場合は無視されます。以下の要素が含まれます。

要素説明
InvoiceDetailShipping
(必須)
出荷の詳細です。「InvoiceDetailShipping [348 ページ]」を参照してください。
Money
(必須)
送料の金額です。
Distribution1 つの合計金額が複数の小計金額に分割されることを表します。Charge 要素とAccounting 要素の組み合わせです。
14.2.2.2.10 ShipNoticeIDInfo

出荷に関連する ID (DispatchAdviceID、ReceivingAdviceID、DeliveryNoteId、ProofOfDeliveryID、IdReference など) の追加参照 ID を指定します。この要素には、以下の属性があります。

属性説明
shipNoticeID
(必須)
商品の物理的な運搬/輸送を識別する出荷ドキュメントの一意の ID を指定します。
shipNoticeDate出荷通知の日時を指定します。

ShipNoticeIDInfo には以下の要素が含まれます。

要素説明
IdReference出荷関連のドキュメント ID を指定します。たとえば、DispatchAdviceID、ReceivingAdviceID、DeliveryNoteID、ProofOfDeliveryID です。
14.2.2.2.11 InvoiceDetailDiscount

明細に適用される割引です。isDiscountInLine が FALSE (指定なし) の場合は無視されます。この要素には、次の属性があります。

属性説明
percentageRateパーセントで表した割引率です。正の比率は割引を示し、負の比率は違約金を示します。パーセント記号 (%) を含めたり、100 で除算したりしないでください。たとえば、”2″ は”2%” を意味します。

InvoiceDetailDiscount には以下の要素が含まれます。

要素説明
Money
(必須)
割引の金額です。
Distribution1 つの合計金額が複数の小計金額に分割されることを表します。Charge 要素とAccounting 要素の組み合わせです。
14.2.2.2.12 InvoiceItemModifications

請求書品目の商品とサービスの陸揚げ費用合計で発生した追加の手数料、値引き、およびそれらの税額を指定します。この要素には、1 つまたは複数の Modification 要素を格納できます。Modification 要素の詳細については、「Total [113 ページ]」を参照してください。

14.2.2.2.13 InvoiceDetailItemIndustry

さまざまな業種のカテゴリを指定します。InvoiceDetailItemIndustry には以下の要素が含まれます。

要素説明
InvoiceDetailItemRetail小売業に関する情報を指定します。この要素には以下の要素が含まれます。
● AdditionalPrices
小売業固有の品目の追加価格です。この要素には以下の任意の要素が含まれます。
● UnitGrossPrice
総単価。この要素には Money および PriceBasisQuantity [356 ページ] 要素が含まれます。
● InformationalPrice
値引きまたは手数料、および税を除く価格。この価格は、情報目的でのみ使用されます。この要素には Money および PriceBasisQuantity [356 ページ] 要素が含まれます。
● InformationalPriceExclTax
税を除く価格。この価格は、情報目的でのみ使用されます。この要素には Moneyおよび PriceBasisQuantity [356 ページ] 要素が含まれます。
● UnitNetPriceCorrection
正味単価を修正する新規価格。この要素には Money および PriceBasisQuantity[356 ページ] 要素が含まれます。
● TotalRetailAmount
合計小売金額または小売業固有の品目。この要素には Money 要素があります。
● ItemIndicator
製品レベルまたは品目レベルの区分。この要素には、以下の属性があります。

属性説明
domain
(必須)
区分の種類を指定します。使用可能な値は次のとおりです。
○ InvoiceUnitIndicator – 請求書処理の単位 (「単価」) を指定する区分です。
○ ConsumerUnitIndicator – この区分は、指定した単位が消費者/消費プロセスから使用される場合に設定されます。たとえば、”ガロン” や “リットル” です。
○ ReturnableContainerIndicator – この区分は、パッケージ/コンテナが送信者に返され、後で再使用される場合に設定されます。
○ TradeUnitIndicator – この区分は、指定した単位を使用して取引単位 (“バレル” や “オイル” など) を記述する場合に設定されます。
○ DutyIndicator – 現在の明細に特別料金が含まれるように指定する区分です。
○ CommisionIndicator – 実際の位置/明細に引当金が含まれるように指定する区分です。
value
(必須)
区分の値を指定します。

● PromotionDealID
特別な販促活動用にサプライヤによって割り当てられる ID です。「PromotionalDealID [174 ページ]」を参照してください。
● PromotionVariantID
販促バリアント番号として使用される品目の ID です。「PromotionalVariantID [174ページ]」を参照してください。

14.2.2.3 InvoiceDetailServiceItem

InvoiceDetailServiceItem では、請求処理されるサービスを指定します。この要素には、次の属性があります。

属性説明
invoiceLineNumber
(必須)
現在の請求書明細に対してサプライヤが定義した ID です。請求書内のすべての請求書明細で一意であることが必要です。
quantity請求処理される明細ごとの数量。サービス明細では、この数量は提供されたサービスの単位数で表します。たとえば、UnitOfMeasure が「HUR」の場合は、2 時間のサービスのようになります。
referenceDateサービス明細の参照日付。サービス明細に対して請求書の発行日を示すことができます。
inspectionDate法的な税定義によって決定される、商品配達の日付またはサービス配送の日付です。この属性の使用は多くの場合任意です。また、トランザクションに関連する取引先によって定義される必要があります。
parentInvoiceLineNumber対応する親明細の明細番号を指定します。このフィールドは、itemType=”item” が設定された明細にのみ適用できます。
itemType品目の種類を指定します。使用可能な値は次のとおりです。
● composite – 品目グループを識別します。
● item – 独立した明細を識別します。
● lean – 明細で予定されている子品目がないことを示します。
isAdHoc[yes] に設定すると、品目が参照ドキュメントまたは契約 (主契約) に存在しないことを示します。
InvoiceDetailServiceItemReference

InvoiceDetailServiceItemReference では、この請求書のサービス明細に関連するすべての参照を定義します。この要素には、次の属性があります。

属性説明
lineNumber契約における現在の明細の行番号です。請求処理される品目が、明細または商品分類コードレベルでの詳細な価格設定条件が指定された詳細契約の一部である場合、この値は必須です。請求処理される品目が、明細レベルでの詳細な価格設定条件が指定されていないサプライヤ契約または包括注文書の一部である場合、この値の設定は任意です。

InvoiceDetailServiceItemReference には以下の要素が含まれます。

要素説明
Classificationサービスの商品分類です。
ItemIDサプライヤが設定したサービスの品番です。
Descriptionサービスの説明です。
ServiceEntryItemReference

ServiceEntryItemReference では、請求書に関連する ServiceEntryRequest を明示的に参照します。この要素には、次の属性があります。

属性説明
serviceLineNumber
(必須)
明細に関連する ServiceEntryRequest の明細番号を参照します。
serviceEntryID関連する ServiceEntryRequest の ID です。存在する場合は、ServiceEntryRequestHeader からコピーされる必要があります。
serviceEntryDateサプライヤがサービスシートを作成した日時です。存在する場合は、ServiceEntryRequestHeader からコピーされる必要があります。

ServiceEntryItemReference には以下の要素が含まれます。

要素説明
DocumentReference
(必須)
以前の ServiceEntryRequest ドキュメントを識別します。DocumentReferenceには次の属性があります。

属性説明
payloadID
(必須)
以前の ServiceEntryRequest の payloadID属性の値です。
ServiceEntryItemIDInfo

請求書に関連する ServiceEntryRequest を参照します。ServiceEntryItemIDInfo には次の属性があります。

属性説明
serviceLineNumber
(必須)
明細に関連する ServiceEntryRequest の明細番号を参照します。
serviceEntryID
(必須)
関連する ServiceEntryRequest の ID です。
serviceEntryDateサプライヤがサービスシートを作成した日時です。

ServiceEntryItemIDInfo には以下の要素が含まれます。

要素説明
IdReferenceサービスシートの一意の識別子を参照します。この要素には、次の属性があります。

属性説明
identifier
(必須)
サービスシートの一意の識別子です。
domain
(必須)
識別子が表すドメインまたはコンテキストです。
SubtotalAmount

サービス明細の小計金額です。単価および請求処理される数量が指定されている場合、小計はそれらの合計になります。

Period

サービスが提供された期間です。「Period [350 ページ]」を参照してください。

UnitRate

サービス明細に対して課金されるレートです。cXML version 2.1.011 以降では、UnitRate にレートコードが含まれるため、UnitOfMeasure および UnitPrice ではなく、UnitRate 要素を使用します。臨時社員などの一部のサービスでは、UnitRate は必須です。UnitRate では、時間単位当たり (またはその他の数量単位) で支払われる金額を示します。複数の UnitRates が存在する場合、各 UnitRate にはほかと区別するために TermReference を含める必要があります。TermReferenceは、該当する UnitRate の定義を識別する一般的な基本要素です。「UnitRate [146 ページ]」を参照してください。

UnitOfMeasure (非推奨)

UnitOfMeasure は、cXML 1.2.011 では推奨されていません。新規の cXML ドキュメントでは使用しないでください。UnitRate を代わりに使用してください。UnitOfMeasure はサービスの数量単位です。たとえば、HUR は時間単位、MON は月単位です。

UnitPrice (非推奨)

UnitPrice は、cXML 1.2.011 では推奨されていません。新規の cXML ドキュメントでは使用しないでください。UnitRate を代わりに使用してください。UnitPrice は 1 数量単位当たりの価格です。

Tax

明細の税です。isTaxInLine が FALSE (指定なし) の場合は無視されます。「税 [359 ページ]」を参照してください。

GrossAmount

SubtotalAmount に明細の税、出荷費用、その他手数料を加算した金額です。

InvoiceDetailDiscount

明細に適用される割引です。isDiscountInLine が FALSE (指定なし) の場合は無視されます。「InvoiceDetailDiscount [365 ページ]」を参照してください。

InvoiceItemModification

請求書品目の商品とサービスの陸揚げ費用合計で発生した追加の手数料、値引き、およびそれらの税額を指定します。この要素には、1 つまたは複数の Modification 要素を格納できます。Modification 要素の詳細については、「Total [113 ページ]」を参照してください。

TotalCharges

商品およびサービスに適用されるすべての手数料の合計です。これを請求書の明細と概要に表示できます。

TotalAllowances

商品およびサービスに適用されるすべての値引きの合計です。これを請求書の明細と概要に表示できます。

NetAmount

GrossAmount から明細の割引を差し引いた金額です。

Distribution

コストセンタまたは総勘定元帳カテゴリなど、バイヤー企業により生成される会計情報です。この情報は、OrderRequest からコピーされる必要があります。isAccountingInLine が FALSE (指定なし) の場合は無視されます。

Comments

明細に関するテキスト形式のコメントです。

InvoiceLaborDetail

臨時社員関連の明細の情報が含まれます。以下の要素が含まれます。

要素説明
Contractor請求処理される業務を遂行するコントラクタです。
JobDescription遂行される業務についてのテキスト形式の説明です。
Supervisorコントラクタの指揮命令者の連絡先情報を指定します。
WorkLocation就業場所の住所です。
InvoiceTimeCardDetail臨時社員サービスに関する請求書の詳細です。この請求書の明細の支給コードは、InvoiceDetailServiceItem が含まれる UnitRate で指定されます。
TimeCardReference以前の TimeCard cXML ドキュメントを明確に参照できるようにします。TimeCardReference には次の属性があります。

属性説明
timeCardIDTimeCardInfoRequest またはTimeCardRequest 中に TimeCard ドキュメントで送信されたタイムカードの一意の ID です。「TimeCard トランザクション [264 ページ]」を参照してください。
TimeCardIDInfoバイヤーおよびサプライヤのシステムで認識されているタイムカードの一意な ID を定義します。TimeCardIDInfo には次の属性があります。

属性説明
timeCardID
(必須)
TimeCardInfoRequest またはTimeCardRequest 中に TimeCard ドキュメントで送信されたタイムカードの一意の ID です。「TimeCard トランザクション [264 ページ]」を参照してください。
Extrinsic

この明細に関連する追加情報です。InvoiceDetailItem または InvoiceDetailOrder で情報が重複しないようにしてください。Extrinsic 要素を使用して、サービスの場所、時間延長/所定時間内勤務、組合/非組合といった、明細に関連する属性を指定します。時間延長/所定時間内勤務などの単純な属性には、たとえば次のような簡単な名前および対になる値を使用します。

サービスが提供される所在地などの構造化された属性には、たとえば次のような構造化された要素を使用します。

14.2.2.4 InvoiceDetailReceiptInfo

受領書の参照情報が含まれます。以下の cXML の抜粋は、受領書の参照を含む請求書を示します。

InvoiceDetailReceiptInfo には以下の要素が含まれます。

ReceiptReference

請求対象の受領書の参照。

ReceiptIDInfo

バイヤーシステム受領書 ID。

14.2.2.5 InvoiceDetailShipNoticeInfo

出荷通知の参照情報が含まれます。
以下の cXML の抜粋は、出荷通知の参照を含む請求書を示します。

InvoiceDetailShipNoticeInfo には以下の要素が含まれます。

ShipNoticeReference

請求対象の出荷通知の参照。

ShipNoticeIDIDInfo

バイヤーシステム出荷通知 ID。

14.2.3 InvoiceDetailHeaderOrder

明細の詳細を含めずに、注文書のヘッダー請求書情報を定義します。isHeaderInvoice=”yes” の場合にのみ使用されます。この場合、請求書明細は InvoiceDetailHeaderOrder です。請求書明細番号は invoiceLineNumber 属性で指定されます。

14.2.3.1 InvoiceDetailOrderInfo

対応する注文書に関連する情報を定義します。「InvoiceDetailOrderInfo [351 ページ]」を参照してください。

14.2.3.2 InvoiceDetailOrderSummary

請求書明細におけるオーダーのヘッダーレベルの概要情報を定義します。InvoiceDetailOrderSummary には次の属性があります。

属性説明
invoiceLineNumber
(必須)
現在の請求書明細に対してサプライヤが定義した ID です。同じInvoiceDetailRequest のすべての請求書明細で一意である必要があります。
inspectionDate法的な税定義によって決定される、商品配達の日付またはサービス配送の日付です。この属性の使用は多くの場合任意です。また、トランザクションに関連する取引先によって定義される必要があります。
SubtotalAmount

このオーダーの請求書の小計です。

Period

サービスが提供された期間です。「Period [350 ページ]」を参照してください。

Tax

このオーダーの税です。isTaxInLine が FALSE (指定なし) の場合は無視されます。「税 [359 ページ]」を参照してください。

InvoiceDetailLineSpecialHandling

InvoiceDetailLineSpecialHandling には、このオーダーのその他手数料情報が含まれます。isSpecialHandlingInLine が FALSE (指定なし) の場合は無視されます。「InvoiceDetailLineSpecialHandling[364 ページ]」を参照してください。

InvoiceDetailLineShipping

InvoiceDetailLineShipping には、この請求書明細の出荷情報が含まれます。isShippingInLine が FALSE (指定なし) の場合は無視されます。「InvoiceDetailLineShipping [364 ページ]」を参照してください。

GrossAmount

SubtotalAmount に税、出荷費用、およびその他手数料を加算した金額です。

InvoiceDetailDiscount

明細に適用される割引です。isDiscountInLine が FALSE (指定なし) の場合は無視されます。「InvoiceDetailDiscount [365 ページ]」を参照してください。

NetAmount

GrossAmount から割引金額を差し引いた金額です。

Comments

明細に関するテキスト形式のコメントです。

Extrinsic

明細に関連する追加情報です。InvoiceDetailOrderSummary または InvoiceDetailHeaderOrder では、その内容が重複しないようにしてください。

14.2.4 InvoiceDetailSummary

請求書の概要情報を定義します。

14.2.4.1 SubtotalAmount

明細の合計数量と単価を乗算した金額です。

14.2.4.2 税

税の全体の情報です。「税 [359 ページ]」を参照してください。この要素には、請求書の明細のヘッダーレベルと明細レベルの両方のレベルでの値引きおよび手数料に対する税も含まれます。詳細については、「Total [113 ページ]」を参照してください。サプライヤは、クレジットメモに追加される手数料に最大で 3 つの税要素を追加できます。

14.2.4.3 SpecialHandlingAmount

SpecialHandlingAmount は、その他手数料の合計です。以下の要素が含まれます。

要素説明
Money
(必須)
その他手数料の金額です。
Description手数料の任意の説明が含まれます。
Distribution1 つの合計金額が複数の小計金額に分割されることを表します。Charge 要素とAccounting 要素の組み合わせです。
14.2.4.4 ShippingAmount

ShippingAmount は合計送料です。以下の要素が含まれます。

要素説明
Money
(必須)
送料の金額です。
Distribution1 つの合計金額が複数の小計金額に分割されることを表します。Charge 要素とAccounting 要素の組み合わせです。
14.2.4.5 GrossAmount

割引前の小計、税、その他手数料、および出荷費用の合計です。

14.2.4.6 InvoiceDetailDiscount

請求書で適用される割引または違約金の合計です。「InvoiceDetailDiscount [365 ページ]」を参照してください。

14.2.4.7 InvoiceHeaderModifications

商品とサービスの陸揚げ費用合計に対して発生した追加の手数料と値引き、およびそれらの税額を請求書ヘッダーレベルで指定します。この要素には、1 つまたは複数の Modification 要素を格納できます。ModificDtion 要素の詳細については、「Total[113 ページ]」を参照してください。

14.2.4.8 TotalCharges

商品およびサービスに適用されるすべての手数料の合計です。これを請求書の明細と概要に表示できます。

14.2.4.9 TotalAllowances

商品およびサービスに適用されるすべての値引きの合計です。これを請求書の明細と概要に表示できます。値引きと手数料の詳細については、「Total [113 ページ]」を参照してください。

14.2.4.10 TotalAmountWithoutTax

この要素は、税抜きの請求金額合計の集計に使用されます。合計金額には以下が含まれます。

● 小計
● 出荷費用
● その他手数料
● 手数料

値引きと割引は、上記 4 つの金額の合計から差し引かれます。この要素には税が含まれません。

14.2.4.11 NetAmount

GrossAmount 合計から割引を差し引いた金額です。

14.2.4.12 DepositAmount

内金または前払金額の合計。

14.2.4.13 DueAmount

支払金額合計 (NetAmount から DepositAmount を差し引いた値) です。purpose=”creditMemo” の場合、この金額は負になります。purpose=”debitMemo” の場合、この金額は正になります。

14.2.4.14 InvoiceDetailSummaryIndustry

InvoiceDetailSummaryIndustry には、業種固有のデータに関する概要レベルの情報が含まれます。以下の要素が含まれます。

InvoiceDetailSummaryRetail

InvoiceDetailSummaryRetail では、小売業固有のデータを指定します。以下の要素が含まれます。

要素説明
AdditionalAmountsすべての小売業固有のフィールドに関する概要金額を指定します。

AdditionalAmounts には以下の要素が含まれます。

要素説明
TotalRetailAmountすべての品目の合計小売金額を指定します。この要素には Money 要素が含まれます。
InformationalAmount価格に関する情報 (値引きまたは手数料、および税を除く) を指定します。この価格は、情報目的でのみ使用されます。この要素には Money 要素が含まれます。
GrossProgressPaymentAmount周期的に支払われた (または支払われる) 総額を指定します。この要素には Money 要素が含まれます。
TotalReturnableItemsDepositAmount返品可能品目に請求された内金を指定します。たとえば、ボックス、コンテナ、パレットです。この要素には Money 要素素が含まれます。
GoodsAndServicesAmount商品やサービスに支払われた合計金額 (返品可能商品の内金を除く) を指定します。この要素には Money 要素が含まれます。
ExactAmount「合計」情報から算出された正確な金額を指定します。この要素には Money 要素が含まれます。

14.3 Response

受信側のシステムは、請求書の受信直後に、次のような一般的な cXML Response ドキュメントで応答する必要があります。

14.4 請求書の状況更新

バイヤー企業は請求書を受け取った後、注文書または主契約の金額と請求書の請求金額が一致するか照合します。その後、バイヤー企業は、請求金額の照合結果を示す請求書状況を設定します。バイヤー企業は、StatusUpdateRequest ドキュメントをネットワークハブに送信し、その情報がサプライヤに転送されることで、請求書の状況を更新します。請求書の StatusUpdateRequest ドキュメントには、InvoiceStatus 要素が含まれます。請求書状況は、processing、reconciled、rejected、paying、または paid に設定できます。この請求書状況は、請求書に対してバイヤー企業が行う処理を示しています。

InvoiceStatus の種類説明
processing請求書はバイヤー企業によって受け取られ、処理が行われています。
canceled請求書はバイヤー企業によって受け取られ、キャンセルされました。
reconciled請求書が照合されました。請求書の金額は未払いです。
rejected請求書の照合に失敗しました。バイヤー企業は、請求書を却下しました。Comments 要素には、請求書を却下した理由を説明するテキストと、サプライヤが行わなければならない処理が含まれます。サプライヤは訂正した請求書 (新しい請求書番号を付けた新しい請求書) を再送信できます。
paying請求書は支払処理中であるか、または部分的に支払われました。
paid請求金額はバイヤー企業により支払済みです。

PartialAmount 要素により、バイヤー企業は請求書で指定した金額とは異なる支払金額を指定できます。PartialAmount は、全額支払済みの請求書には指定しません。PartialAmount がある場合、金額が異なる理由を説明した Comments 要素をサプライヤは注意して読む必要があります。StatusUpdateRequest 内の DocumentReference では、InvoiceDetailRequest ドキュメントが参照される必要があります。Status 要素の状況コードは 200 である必要があります。

14.5 請求書の例

この項では、以下のさまざまな請求書の例を示します。

  • 標準ヘッダー請求書 [382 ページ]
  • 標準詳細請求書 [385 ページ]
  • サービス請求書 [388 ページ]
  • マーケットプレイス請求書 [392 ページ]

    14.5.1 標準ヘッダー請求書

    この例では、1 つの注文書に対するヘッダー請求書を示します。

    14.5.2 標準詳細請求書

    この例では、1 つの注文書に 2 つの明細が記載された詳細請求書を示します。この請求書には、期日前支払いの割引と遅延支払いの違約金を定義する支払条件が含まれています。また、注文書からコピーされたバイヤー企業の会計情報も定義されています。

    14.5.3 サービス請求書

    次の請求書は通常品目とサービス品目の両方に対応しています。

    14.5.4 マーケットプレイス請求書

    この例は、マーケットプレイスに送信した請求書のヘッダーを示しています。マーケットプレイスのための正しい認証情報を生成する方法を示しています。

    14.5.5 返品品目の明細レベルのクレジットメモ

    この例は、返品品目の明細レベルのクレジットメモを示しています。

    14.5.6 会計情報分割のある請求書

    この例は、税、送料、および手数料の会計情報分割がある請求書を示しています。