7. 注文書

この項では、cXML フォーマットの注文書を受信するための Web サイトの設定方法について説明します。この項では、さらに購入のオーダー状況メッセージをバイヤー企業またはマーケットプレイスに送信する方法についても説明します。

7.1 注文書の処理
7.2 OrderRequest ドキュメント

7.2.1 OrderRequestHeader
7.2.1.1 合計
7.2.1.2 ShipTo/BillTo
7.2.1.3 BusinessPartner
7.2.1.4 Shipping
7.2.1.5 税
7.2.1.6 Payment
7.2.1.7 PaymentTerm
7.2.1.8 Contact
7.2.1.9 コメント
7.2.1.9.1 添付ファイル
7.2.1.10 Followup
7.2.1.11 ControlKeys
7.2.1.11.1 OCInstruction
7.2.1.11.2 ASNInstruction
7.2.1.11.3 InvoiceInstruction
7.2.1.11.4 SESInstruction
7.2.1.12 DocumentReference
7.2.1.13 SupplierOrderInfo
7.2.1.14 TermsOfDelivery
7.2.1.15 DeliveryPeriod
7.2.1.16 OrderRequestHeaderIndustry
7.2.1.16.1 ReferenceDocumentInfo
7.2.1.17 Extrinsic
7.2.2 ItemOut
7.2.2.1 ItemDetail
7.2.2.1.1 ItemDetailIndustry
7.2.2.1.1.1 ItemDetailRetail
7.2.2.2 BlanketItemDetail
7.2.2.3 SpendDetail
7.2.2.3.1 FeeDetail
7.2.2.3.2 LaborDetail
7.2.2.3.3 Extrinsic
7.2.2.4 Distribution
7.2.2.5 TermsofDelivery
7.2.2.6 TravelDetail
7.2.2.7 共通の TravelDetail 要素
7.2.2.7.1 AirDetail
7.2.2.7.2 CarRentalDetail
7.2.2.7.3 HotelDetail
7.2.2.7.4 RailDetail
7.2.2.8 許容範囲
7.2.2.9 ControlKeys
7.2.2.10 ScheduleLine
7.2.2.11 ItemOutIndustry
7.2.2.11.1 QualityInfo
7.2.2.11.1.1 CertificateInfo
7.2.2.11.2 SerialNumberInfo
7.2.2.11.3 BatchInfo
7.2.2.11.4 PackagingDistribution
7.2.2.11.4.1 StoreCode
7.2.2.12 Packaging
7.2.2.13 ReleaseInfo
7.2.2.14 Batch
7.2.3 在庫転送オーダーの OrderRequest の例

7.3 OrderRequest への Response
7.4 注文書添付ファイルの受け入れ

7.1 注文書の処理

購買アプリケーションは、承認された購入申請を 1 つ以上の注文書に変換します。注文書は、バイヤー企業からサプライヤへの、契約を履行する正式な Request です。 cXML は、注文書の送信に使用されるフォーマットの 1 つです。その他の一般的なフォーマットは、電子メール、FAX、および ANSI X.12 EDI (電子データ交換) などです。cXML の注文書は、オーダー処理を容易に自動化できるという意味で、最良のフォーマットです。cXML は明確な構造をしているため、注文処理システムは注文書の要素 (element) を容易に解読することができます。注文書の該当データを、人間がほとんど、もしくはまったく介入することなく、必要に応じて発送部門、請求書部門、および販売部門に転送することができます。さらに、cXML オーダー通信手段を使用すると、任意のサプライヤクッキー (SupplierPartAuxiliaryID) や注文書の添付ファイルを送信できます。ネットワークハブのアカウントを設定する際に、すべての cXML 注文書の送信先となる URL を指定します。注文書を受信したら、それを内部オーダー管理システムに送信し、通常の手順でそれを実行します。さらに、Web サイトは注文書を正常に受信して構文解析したことをバイヤーに通知するために、オーダー応答ドキュメントをネットワークハブに返信する必要があります。cXML 注文書を受信するのにパンチアウト Web サイトは必要ありません。パンチアウトと cXML オーダー受信は独立した機能です。ただし、パンチアウトのサポートに必要なインフラストラクチャとアプリケーション機能は、cXML 注文書の受信にも同様に必要です。注文書のトランザクションには、2 通りの cXML ドキュメントが使用されます。購買アプリケーションは、OrderRequest ドキュメントを送信し、オーダー受信サイトは、それに対して一般的な Response ドキュメントを返信します。これらのドキュメントは、認証とルーティングのためにネットワークハブを介します。

7.2 OrderRequest ドキュメント

OrderRequest ドキュメントは一般的な注文書に相当します。次の例は OrderRequest 要素の構造を示しています。

注記
OrderStatusRequest については、「 OrderStatusRequest 」を参照してください。

品目に関する OrderRequest の例を次に示します。

7.2.1 OrderRequestHeader

オーダー全体に適用されるヘッダー情報を定義します。これは、サプライヤがそれぞれのオーダー管理システムでオーダーできるようにするためにサプライヤに送信されるデータです。OrderRequestHeader には次の属性があります。

属性説明
orderID
(必須)
このオーダーの識別子。オーダー番号に相当します。
orderDate
(必須)
このオーダーが配置された日付と時刻 (ISO 8601 フォーマット) です。 orderType オーダーの種類。使用可能な値は次のとおりです。

  • regular (初期値) – 通常の注文書。
  • release – 既存の基本契約書、契約、または包括注文書に対するリリース。
  • blanket – 包括注文書。
  • stockTransport – 在庫転送オーダー。
  • stockTransportRelease – 在庫転送分納契約リリース (SAR)。
releaseRequired包括注文書でリリース (注文書) が必要であるかどうかを示すために、orderType が blanket である場合にのみ使用されます。”yes” が指定されている場合は、サプライヤが処理する前に、包括注文書で個別のリリースオーダーが必要です。指定されていない場合は、サプライヤが包括注文書自体を処理できます。通常の設定では指定されていません。
type申請の種類: new (通常の設定) 、update、または delete。update オーダーと delete オーダーでは、元の注文書を参照する payloadID を DocumentReference 要素に含めて使用する必要があります。「DocumentReference [288 ページ]」を参照してください。
orderVersion元のオーダーを 1 として、変更オーダーのオーダーバージョン番号を指定します。
isInternalVersionバイヤー企業内にのみ関係する変更がオーダーに含まれるかどうかを示します。たとえば、サプライヤが使用する情報に影響しない簡単な変更が行われたとします。顧客の設定により、この属性はサプライヤには見えないようになります。
agreementID関連する主契約または包括注文書のバイヤー識別子を示すために、orderType が release である場合にのみ使用されます。
agreementPayloadID関連する主契約または包括注文書の cXML ドキュメントペイロード ID を示すために、orderType が release である場合にのみ使用されます。
parentAgreementID親包括注文書を示すために、orderType が blanket である場合にのみ使用されます。
parentAgreementPayloadID親包括注文書のドキュメント参照識別子を示すために、orderType が blanket である場合にのみ使用されます。
effectiveDate包括注文書が有効になる日付 (包括注文書用にリリースを作成できる日付または請求書を提出できる日付) を示すために、orderType が blanket である場合に必須です。
expirationDate包括注文書が期限切れになる日付を示すために、orderType が blanket である場合にのみ使用されます。この日付後に包括注文書に対してリリースを作成することはできません。
requisitionIDこのオーダー全体を対象としたバイヤーの購入申請識別子。orderID と同じ場合があります。また、この ID がまったく含まれない場合もあります。ItemOut 要素で requisitionID が指定されている場合は、この ID を含めないでください。
shipComplete分割出荷に対する基本設定。指定可能な値は「yes」のみです。通常は、品目は入手可能となったときに出荷されます。オーダーには ShipTo 要素の異なる品目が含まれる可能性があるため、shipComplete=“yes” となる完了時まで、出荷先が共通の品目グループのみを保持する必要があります。
pickUpDateオーダーの出荷および配達の準備ができる日付です。
requestedDeliveryDateサプライやおよび運送業者に関する重要な日付情報です。多くの場合、バイヤーが商品の受領を希望する日付 (または期間) が反映されます。
isSTOOutboundこの OrderRequest を使用してサプライヤに在庫を送ることを示すには、 yes に設定します。商品がバイヤーのプラントからサプライヤのプラントに送られます。これは、現在、在庫転送オーダーシナリオのみに関連します。

OrderRequestHeader には以下の要素が含まれます。

要素説明
Total
(必須)
オーダーの品目の合計金額が含まれます (税および出荷費用を除く)。「合計[113 ページ]」を参照してください。
ShipToオーダーの納入先住所 (任意) です。納入先住所は、品目レベルでも表示されます。「ShipTo/BillTo [116 ページ]」を参照してください。
BillTo
(必須)
オーダーの請求先住所です。「ShipTo/BillTo [116 ページ]」を参照してください。
BusinessPartner品目のビジネスパートナーに関する情報が含まれます。「BusinessPartner[118 ページ]」を参照してください。
LegalEntity外部システム内の法人を識別します。
OrganizationalUnit外部システム内の発注ユニットまたは発注グループを識別します。
Shippingオーダーの出荷費用が含まれます。「Shipping [119 ページ]」を参照してください。
Taxオーダーと関連付けられている税金が含まれます。「税 [119 ページ]」を参照してください。
Paymentオーダーの支払いに使用される支払手段を示します。「Payment [120 ページ]」を参照してください。
PaymentTermオーダーの支払条件を定義します。「PaymentTerm [120 ページ]」を参照してください。
Contactオーダーを追跡するための連絡先情報が含まれます。「Contact [120 ページ]」を参照してください。
Commentsこのオーダーに関連するコメントが含まれます。「コメント [123 ページ]」を参照してください。
Followup追加の StatusUpdateRequest ドキュメントを掲載する URL を指定します。「Followup [124 ページ]」を参照してください。
ControlKeysオーダー確認、出荷通知、サービスシート、および請求書に対する通常のビジネスルールを上書きできる要素が提供されます。「ControlKeys [124 ページ]」を参照してください。
DocumentReference種類が “update” または”delete” の場合のみ必要となります。オーダーの最新の OrderRequest ドキュメントを参照します。「DocumentReference[129 ページ]」を参照してください。
SupplierOrderInfo注文書に関連したサプライヤ受注情報を定義します。「SupplierOrderInfo [129ページ]」を参照してください。
TermsOfDeliveryオーダーおよび出荷通知で記述された、出荷の配達条件を指定します。「TermsOfDelivery [129 ページ]」を参照してください。
DeliveryPeriod出荷の開始日と終了日を指定します。「DeliveryPeriod [130 ページ]」を参照してください。
IdReferenceID 参照を定義します。「IdReference [346 ページ]」を参照してください。
OrderRequestHeaderIndustryオーダーに関する業種固有の情報が含まれます。「OrderRequestHeaderIndustry [131 ページ]」を参照してください。
Extrinsicオーダーに関連する追加情報が含まれます。「Extrinsic [132 ページ]」を参照してください。

OrderRequestHeader および ItemOut (ItemDetail で拡張されている場合) にも、同様の情報が含まれます。OrderRequestHeader に全体的な請求 (BillTo) と支払い (Payment, PaymentTerm) の情報が含まれる場合は、ItemOut に (ItemID、ItemDetail, SpendDetail、および Distribution 内の) 個別の品目が記述されます。OrderRequestHeader 内の情報を品目固有の要素の通常設定として使用しないでください。存在する場合は、ShipTo、Shipping、Contact、および各名前付きの Extrinsic がすべての ItemOut とともに、または OrderRequestHeader 内に表示される必要があります。Comments 要素および Tax 要素は、両方 (ヘッダーと品目)のレベルで同時に表示することができます。ただし、ヘッダーレベルの Tax 要素にはオーダーの合計金額の税金が含まれ、品目レベルの Tax 要素にはその品目だけの金額の税金が含まれます。Comments 要素では、両方のレベルで情報が重複しないようにしてください。

次の例は、OrderRequestHeader を詳細に示しています。

品目に関する OrderRequestHeader の例を次に示します。

7.2.1.1 合計

この要素には、オーダー品目の税金と出荷費用を除く合計金額が含まれます。これは、Money および Modifications要素を入れるためのものです。オーダーの種類が「包括」の場合は、明細レベルの小計を集計する際に Total 要素が使用されません。その後、Total はサプライヤとの最高限度額を示すために使用されます。この合計は、各明細レベルの小計または MaxAmounts に加算されません。明細レベルの MaxAmounts の合計は、ヘッダーレベルの合計を超過しないようにしてください。明細レベルの MaxAmount が指定されていない場合は、明細レベルの最高金額は注文書の合計最高金額と同じであるとみなされます。 Modifications 要素には、品目の元の価格または出荷価格の変更が格納されます。この要素には、1 つまたは複数の Modification 要素を格納できます。Modifications 要素を Shipping 要素に追加できます。 Modification 要素には、ヘッダーレベルまたは明細レベルで適用可能な値引きおよび手数料の詳細が含まれます。変更のレベル (カスケード変更の場合) を表す任意設定の 1 つの属性 level があります。例:

  • 手数料 1 (レベル 1): 元の価格 $10 の手数料: $1
  • 手数料 2 (レベル 1): 元の価格 $10 の手数料: $1
  • 手数料 3 (レベル 2): 元の価格 $8 の手数料: $1
  • 手数料 4 (レベル 3): 元の価格 $7 の手数料: $1

以下の例は、複数の変更がある品目で level 属性を使用する方法を示しています。

Modification 要素には以下の要素が含まれます。

要素説明
OriginalPrice品目の元の価格元の価格に適用される値引きおよび手数料。この要素には Money 要素があります。任意設定の type 属性も含まれます。たとえば、type 値には、MSRP、ListPrice、Actual、AverageSellingPrice、CalculationGross、BaseCharge、AverageWholesalePrice、ExportPrice、AlternatePrice、ContractPrice などを指定できます。
AdditionalDeduction品目に適用可能な控除の詳細。値引きが適用可能である場合にのみ使用されます。この要素には、控除の値を定義する以下の要素のいずれかを含めることができます。

  • DeductionAmount – この要素には Money 要素があります。
  • DeductionPercent – この要素には percent 属性があります。
  • DeductedPrice – この要素には Money 要素があります。これには品目の最終価格が含まれます。この価格によって品目の価格が上書きされます。AdditionalDeduction 要素には任意設定の type 属性があります。これには、品目に適用可能な控除の種類についての詳細が含まれます。
AdditionalCost追加手数料の詳細が品目に適用されます。AddtionalDeduction 要素が指定されていない場合に、この要素を指定できます。以下の要素が含まれます。

  • Money – value 属性に金額を入力します。. これは必須属性です。
    注記
    出荷費用、その他手数料、運賃などに、この要素を使用しないでください。
  • Percentage – パーセント属性にパーセント値を入力します。これは必須属性です。
ModificationDetailAdditionalDeduction または AdditionalCost 要素の詳細。ModificationDetail には次の属性があります。

  • name (必須) – 変更の名前 (「値引き」など) です。
  • startDate – 変更の開始日です。
  • endDate – 変更の終了日です。
  • code – 変更のサービスコードです。

ModificationDetail には以下の要素が含まれます。

  • Description
  • Extrinsic
Tax値引きおよび手数料に関する税です。
注記
OriginalPrice 要素は任意設定であり、Modification 要素の一部として追加されます。「税 [377 ページ]」を参照してください。
7.2.1.2 ShipTo/BillTo

これらの要素には、OrderRequest の ShipTo と BillTo エンティティのアドレスが含まれます。すべてのオーダーの請求先は、単一のエンティティでなければなりません。したがって、BillTo 要素は OrderRequestHeader にのみ表示されます。1 つのオーダーに含まれる品目は、複数の場所に発送される場合があります。したがって、Shipping 要素と同様に (次の項を参照)、ShipTo 要素は OrderRequestHeader、または個々の ItemOut 要素のいずれかに使用します。 IdReference については、「IdReference [122 ページ]」を参照してください。Address 要素には次の属性が含まれます。

属性説明
isoCountryCodeこの所在地を含む国を表す ISO 3166 の 2 文字の国コードです。
addressID住所の ID を指定します。この属性を使用して、ID 照会を必要とする場合の住所コードをサポートします。この値は、会社名や個人名にしないでください。この属性は、アプリケーション間の統合を強化するために使用します。たとえば、ShipTo で指定する所在地の識別子は次のとおりです。

addressIDDomainaddressID を付与する責任がある機関または組織を表すコードを指定します。たとえば、DUNSや ILN です。このコードは、addressID 属性に値がある場合に必須です。

Address 要素に含まれる Name 要素には、必ず会社名が指定されます。以下の例では、DeliverTo 要素は 2 行指定されています。最初の行では商品を受け取る個人名を指定し、2 番目の行ではその品目の配達先の所在地名 (建物、市区町村、事務所、メールストップ) を指定します。所在地名は宛名ラベルに使用できるよう、必ず完全なものにしてください。次に例を示します。

Country には人間が判読可能な名前が含まれます。CarrierIdentifier 要素には、出荷の運送業名が含まれます。

例:

TransportInformation 要素には、注文書または出荷通知の輸送情報が含まれます。この要素は、ヘッダーレベルのみで指定されます。TransportInformation 要素には次の属性が含まれます。

要素説明
Route出荷方法。運送業者を選択する場合に必要です。「Route [321 ページ]」を参照してください。
ShippingContractNumber出荷の輸送に指定される出荷契約番号です。
ShippingInstructions出荷情報

TransportInformation 要素の例を次に示します。

値が不足していると EDI および cXML サプライヤが影響を受ける可能性があるため、空や空白文字の要素は避けてください。

7.2.1.3 BusinessPartner

品目のビジネスパートナーに関する情報が含まれます。BusinessPartner には次の属性があります。

属性説明
type
(必須)
ビジネスパートナーの種類を識別します。指定可能な値は organizationのみです。
role
(必須)
購買プロセスでパートナーが果たす役割を示します。指定可能な値はsoldTo、shipFrom、または orderingAddress です。

BusinessPartner には以下の要素が含まれます。

要素説明
Address
(必須)
ビジネスパートナーの説明を提供します。role ごとに、以下の指示に従います。

  • soldTo: 要素 IdReference の domain 属性は、”buyerAccountID” (販売先 ID に対する ID) に設定する必要があります。addressIDDomain は、”buyerAccountID” に設定する必要があります。addressID は、販売先 ID に設定する必要があります。説明の名前を使用します。
  • shipFrom: addressIDDomain は、”shipFromAddressID” に設定する必要があります。addressID は、出荷元 ID に設定する必要があります。説明の名前を使用します。
  • orderingAddress: addressIDDomain は、”supplierCorporate” に設定する必要があります。addressID は、発注元住所 ID に設定する必要があります。説明の名前を使用します。
IdReference IDID 参照は、アプリケーションのコンテキスト (バイヤーとサプライヤの特定のペアなど) 内にあります。(ID、ドメイン) ペアは一意である必要があります。

次の例は、いくつかの BusinessPartner 要素を示しています。

7.2.1.4 Shipping

この要素では、明細の出荷方法と出荷費用が記述されます。Shipping 要素が OrderRequestHeader に存在する場合、ItemOut 要素に存在してはいけません。OrderRequestHeader に存在しない場合は、ItemOut 要素に存在する必要があります。

7.2.1.5 税

この要素には、オーダーと関連付けられた税金が含まれます。この要素は、バイヤー企業が税金を計算する場合に存在します。OrderRequestHeader に表示された Tax は、オーダーに対する合計税額を示します。品目レベルの Tax 要素には、明細の税額を記述できます。Tax 要素では、税関連の追加情報用の Extrinsic 要素がサポートされています。

7.2.1.6 Payment

発注品目の支払いに使用される支払手段を示します。Payment 要素には、標準の P カードを cXML ドキュメントにエンコードした PCard 要素が含まれます。将来、ほかの支払手段も定義される予定です。

7.2.1.7 PaymentTerm

オーダーと請求書の支払条件が定義されます。これまでの cXML のバージョンで定義されていたInvoiceDetailPaymentTerm ではなく、PaymentTerm を使用します。PaymentTerm では、支払期間 (割引なし)または割引適用期間 (割引あり) が定義されます。この要素は、DueDate や ValueDate などの情報が含まれるようにExtrinsic 要素で拡張されます。PaymentTerm には、以下の 1 つの属性があります。

属性説明
payInNumberOfDays請求書発効日から請求書支払期限まで、特定の日数が示されます。
Discount割引条件の割引率 (%) または割引金額。この割引率は、payInNumberOfDays で指定した期間内に請求書の合計が支払われた場合に適用されます。正の比率は割引を示し、負の比率は違約金を示します。パーセント記号 (%) を使用したり、100 で除算しないでください。たとえば、2 は 2% を意味します。PaymentTerm に支払期間 (割引なし) を指定する場合、Discount 要素は使用しないでください。
Extrinsic支払条件に関する追加情報です。
7.2.1.8 Contact

サプライヤは Contact 要素の情報を使用して、オーダーをフォローアップします。この要素で該当人物を特定し、その人物または組織に連絡する一連の方法を提供します。必須の要素は、連絡先の Name 要素だけです。任意設定であり、繰り返し使用できる要素には、PostalAddress (オーダーに関する問題を迅速に修正する場合は推奨されません)、Email、Phone、Fax、URL、IdReference, 、および Extrinsic などがあります。cXML 1.0 では、User および CostCenter という Extrinsic 要素に連絡先情報を含めていました。cXML 1.1 以降では、それらの Extrinsic に代わって、Contact 要素で情報が提供されます。

バイヤー企業は、申請者、購買アプリケーションのシステム管理者、または、オーダーに関する問題を解決することができる責任者を確認するために、この要素を使用する場合があります。Contact は、オーダーの BillTo および ShipTo 情報のいずれとも異なっていてもかまいません。 Contact には次の属性があります。

属性説明
role購買プロセスにおけるその人物の地位です。
addressID住所の ID です。addressID では、ID 照会を必要とする場合の住所コードがサポートされます。
addressIDDomain住所 ID を付与する責任がある機関または組織を指定するコードです。たとえば、DUNS や ILN で
す。このコードは、addressID 属性に値がある場合に必須です。

role 属性の値は、購買アプリケーションによって異なります。可能な値の一部を以下に示します。

説明
administrator管理者の連絡先
buyerバイヤーの連絡先
buyerAccountバイヤーアカウントの連絡先
buyerMasterAccountバイヤーマスタアカウントの連絡先
cargoDelivery輸送先住所
companyDelivery受入の連絡先
customerServiceカスタマサービスの連絡先
defaultDelivery個人届け先の住所
endUserエンドユーザーの連絡先
postDelivery郵送先住所
privateEndUser購入申請者の住所
purchasingAgent発注担当者の連絡先
sales営業の連絡先
soldTo顧客の連絡先
subsequentBuyer後続のバイヤーの連絡先
SupplierAccountサプライヤアカウントの連絡先
supplierCorporateサプライヤの連絡先
supplierMasterAccountサプライヤマスタアカウントの連絡先
technicalSupportテクニカルサポートの連絡先

ヘッダーと品目の両方のレベルで同じ Contact role を使用しないでください。 Contact 要素には、まったく異なる内容の情報を含めることができるため、role 属性には、通常の値がありません。そのため cXML アプリケーションでは、role 属性が空の Contact を、新規 role として処理します。

IdReference

ID 参照を定義します。識別子/ドメインのペアは、それぞれの取引先との取引関係 (バイヤー企業およびサプライヤ) において一意であることが必要です。「IdReference [346 ページ]」を参照してください。

TelephoneNumber

TelephoneNumber 要素には、商品の出荷先や請求先となる個人や部門の電話番号が含まれます。例えば、米国の電話番号は次のとおりです。

国際電話の場合、CountryCode には、エスケープコードのあとに国のダイヤルコードが入ります。例えば英国は、次のように表します。

次はロンドンの例です。

FAX

Fax 要素では、商品の出荷先や請求先となる個人や部門の FAX 番号が指定されます。この要素には、前述の
TelephoneNumber 要素が含まれます。

Municipality

住所がある州の一区域である自治体の名前を示します。これは任意設定の要素であり、PostalAddress 要素の一部として追加されます。

例:

Extrinsic

部門または従業員の名前を指定します。Extrinsic 要素に指定できる値は、次のとおりです。

Extrinsic 項目説明
ContactPerson担当者の名前です。例:

7.2.1.9 コメント

バイヤーが注文書に含めて送信することができる、人間に判読可能な任意の情報です。この文字列データは、サプライヤサイトのシステムでの自動処理を対象にしたものではありません。Comments 要素は、複数回発生する可能性があります。Comments 要素には、外部ファイルを含めるために Attachment 要素を含めることができます。

7.2.1.9.1 添付ファイル

Comments に外部ファイルを添付して、注文書を補足することができます。Comments 内で表示される Attachment 要素には、添付ファイルの外部 MIME パートへの参照のみが含まれます。すべての添付ファイルは、OrderRequest ドキュメントとともに単一のマルチパート転送で送信されます。これが不可能な場合でも、Attachment 要素によって提供される contentID から添付ファイルを入手可能である必要があります。添付ファイルの転送に関する詳細については、「添付ファイル [20 ページ]」を参照してください。Attachment には、スキーム「cid:」の付いた URL が 1 つ含まれます。cXML ドキュメント内の添付ファイルは、次のように示されます。

Attachment には次の属性があります。

属性説明
visibility添付ファイルの表示レベルを示します。値 “internal” を指定すると、添付ファイルが内部目的
で使用され、サプライヤには表示されないことが示されます。

以下の Attachment は、サプライヤに表示されます。

7.2.1.10 Followup

Followup 要素を使用しないことを強く推奨します。これまでの実装では、Followup 要素を使用して、後で発生する可能性のある StatusUpdateRequest ドキュメントが送信される URL を指定していました。cXML のすべての実装において、サーバー機能に関する情報 (サポートされる cXML バージョン、サポートされるトランザクション、およびそのトランザクションのオプションなど) を抽出し転送するには、より確実なプロファイルトランザクションを使用してください。

7.2.1.11 ControlKeys

オーダー確認、出荷通知、サービスシート、および請求書に対する通常のビジネスルールを上書きできる要素が提供されます。ControlKeys には以下の要素が含まれます。

要素説明
OCInstructionネットワークハブで設定された通常のビジネスルールに関係なく、このオーダーまたは明細でオーダー確認が許可されるかどうかを示します。「OCInstruction [125 ページ]」を参照してください。
ASNInstructionネットワークハブで設定された通常のビジネスルールに関係なく、このオーダーまたは明細で出荷通知が許可されるかどうかを示します。「ASNInstruction [125 ページ]」を参照してください。
InvoiceInstructionネットワークハブで設定された通常のビジネスルールに関係なく、このオーダーまたは明細で請求書が許可されるかどうかを示します。「InvoiceInstruction [126 ページ]」を参照してください。
SESInstructionネットワークハブで設定された通常のビジネスルールに関係なく、このオーダーまたは明細でサービスシートが許可されるかどうかを示します。「SESInstruction [128 ページ]」を参照してください。

以下は、OrderRequestHeader 要素で使用される ControlKeys 要素の例です。

7.2.1.11.1 OCInstruction

ネットワークハブで設定された通常のビジネスルールに関係なく、このオーダーまたは明細でオーダー確認が許可されるかどうかを示します。OCInstruction には次の属性があります。

属性説明
value
(必須)
オーダー確認が許可されるかどうかを示す値です。使用可能な値は次のとおりです。

  • allowed – オーダー確認が許可されます。
  • notAllowed – オーダー確認が許可されません。
  • requiredBeforeASN – 出荷通知の前にオーダー確認が必須です。

OCInstruction には以下の要素が含まれます。

要素説明
Lower下限を定義する許容範囲を指定します。
Upper上限を定義する許容範囲を指定します。

以下に OCInstruction の例を示します。

7.2.1.11.2 ASNInstruction

ネットワークハブで設定された通常のビジネスルールに関係なく、このオーダーまたは明細で出荷通知が許可されるかどうかを示します。ASNInstruction には次の属性があります。

属性説明
value
(必須)
出荷通知が許可されるかどうかを示す値です。使用可能な値は次のとおりです。

  • allowed – 出荷通知が許可されます。
  • notAllowed – 出荷通知が許可されません。

ASNInstruction には以下の要素が含まれます。

属性説明
Lower下限を定義する許容範囲を指定します。
Upper上限を定義する許容範囲を指定します。

以下に ASNInstruction の例を示します。

7.2.1.11.3 InvoiceInstruction

ネットワークハブで設定された通常のビジネスルールに関係なく、このオーダーまたは明細で請求書が許可されるかどうかを示します。InvoiceInstruction には次の属性があります。

属性説明
value
(必須)
請求書が許可されるかどうかを示す値です。使用可能な値は次のとおりです。

  • isERS – オーダーまたは明細に、入庫に基づいて自動的にその請求書が転記されることを示す入庫/請求自動決済フラグが付けられます。
  • isNotERS オーダーまたは明細に入庫/請求自動決済フラグが付けられません。
  • allowed – 請求書が許可されます。
  • notAllowed – 請求書が許可されません。
verificationTypeサポートされる値は、この品目における請求書の検証が入庫に基づいて行われることを示すgoodsReceipt だけです。これにより、請求書品目を入庫品目と一意に一致させることができます。入庫に基づく請求書検証は、複数の品目に分けて配達が行われ、請求書が転記される予定である場合に有効です。
unitPriceEditable請求書の作成時に単価を更新することがバイヤーまたはサプライヤに許可されるかどうかが指定されます。使用可能な値は次のとおりです。

  • yes – バイヤーまたはサプライヤが単価を編集できます。新しい価格は価格の許容範囲内である必要があります。
  • no – ネットワークハブで定義された取引ルールに関係なく、単価を編集できません。

unitPriceEditable 属性が存在しない場合は、ネットワークハブに存在する通常設定の取引ルールに従います。

InvoiceInstruction には以下の要素が含まれます。

要素説明
TemporaryPrice価格設定情報が一時的なものであるか、最終的なものであるかを示します。オーダーヘッダーレベルまたはオーダー品目レベルで設定することができます。必須の value 属性があります。この属性は、yes または no に設定することができます。オーダー品目レベルで yes に設定すると、品目の価格設定は一時的なものとして見なされ、サプライヤは品目の請求書を作成することができません。オーダーヘッダーレベルで yes に設定すると、注文書全体の価格設定は一時的なものとして見なされ、サプライヤはオーダーのどの品目に対しても請求書を作成することができません。
Lower下限を定義する許容範囲を指定します。
Upper上限を定義する許容範囲を指定します。

以下に InvoiceInstruction の例を示します。

次に示すのは、許容範囲の上限および下限を指定する InvoiceInstruction の別の例です。

7.2.1.11.4 SESInstruction

ネットワークハブで設定された通常のビジネスルールに関係なく、このオーダーまたは明細でサービスシートが許可されるかどうかを示します。SESInstruction には次の属性があります。

属性説明
value
(必須)
サービスシートが許可されるかどうかを示す値です。使用可能な値は次のとおりです。

  • allowed – サービスシートが許可されます。
  • notAllowed – サービスシートが許可されません。
unitPriceEditableサービスシートの作成時に単価を更新することがバイヤーまたはサプライヤに許可されるかどうかが指定されます。使用可能な値は次のとおりです。

  • yes – バイヤーまたはサプライヤが単価を編集できます。新しい価格は価格の許容範囲内である必要があります。
  • no – ネットワークハブで定義された取引ルールに関係なく、単価を編集できません。

unitPriceEditable 属性が存在しない場合は、ネットワークハブに存在する通常設定の取引ルールに従います。

SESInstruction には以下の要素が含まれます。

属性説明
Lower下限を定義する許容範囲を指定します。
Upper上限を定義する許容範囲を指定します。

以下に SESInstruction の例を示します。

次に示すのは、許容範囲の上限および下限を指定する SESInstruction の例です。

7.2.1.12 DocumentReference

この要素では、前のドキュメント (OrderRequest、MasterAgreementRequest、InvoiceReference など) への正確な参照が提供されます。StatusUpdateRequest では、DocumentReference で更新する注文書が識別されます。

7.2.1.13 SupplierOrderInfo

この要素は、オーダーに関連したサプライヤ受注書の情報を定義するために、OrderRequestHeader 内で使用されます。SupplierOrderInfo は、OrderRequest および InvoiceDetailRequest ドキュメント内で使用されます。PunchOutOrderMessage 内で SupplierOrderInfo が使用されると、サプライヤが PunchOutOrderMessage に関連したオーダーを作成したことを表します。「delete」タイプの OrderRequest と OrderRequestHeader に削除対象の受注書を参照する SupplierOrderInfo 要素を含めて送信すると、バイヤーは後でオーダーをキャンセルできます。 SupplierOrderInfo には次の属性があります。

属性説明
orderIDこのオーダーのサプライヤの受注書 ID。
orderDateオーダーがサプライヤに送信される日付。
7.2.1.14 TermsOfDelivery

この要素では、注文書または出荷通知の配達条件が指定されます。TermsOfDelivery 要素は、ヘッダーレベルまたは明細レベルで適用できます。明細レベルに追加するには、この要素を ItemOut 要素に含めます。

注記
この要素を ShipNoticeHeader に追加して、ヘッダーレベルで条件を指定することもできます。明細レベルに追加するには、この要素を ShipNoticeItem 要素に含めます。TermsOfDelivery 要素には次の属性が含まれます。

属性説明
TermsOfDeliveryCode標準の配達条件およびインコタームズです。
ShippingPaymentMethod送料支払方法

  • Account – 送料がアカウントに請求される場合
  • Collect – 受取人が送料を支払う場合
  • Prepaid by Seller – 販売者が出荷前に送料を運送業者に支払う場合
  • Mixed – 委託の一部が受取人によって支払われて、一部が前払いされる場合
  • Other – その他の出荷支払方法または第三者が送料を支払う場合。支払方法の追加情報を入力できます。
TransportTerms輸送条件。使用可能な値は次のとおりです。

  • Free-Carrier
  • CostAndFreight
  • DeliveredAtFrontier
  • Other – このオプションを指定するときに、説明を追加で入力できます。
Address出荷通知の届け先住所
Comments輸送条件に “Other” が選択されたときなどの、配達条件に関する追加情報。

TermsOfDelivery 要素の例を次に示します。

7.2.1.15 DeliveryPeriod

サプライヤが商品を配達できるか、受入担当者が入荷を処理できる最早日と最遅日が指定されます。

Period

次の属性が含まれます。

属性説明
startDateサプライヤが商品を配達できるか、受入担当者が入荷を受け入れることができる最早日が指定されます。
endDateサプライヤが商品を配達できる最遅日、または受入担当者が入荷を受け入れることができなくなる日付が指定されます。
7.2.1.16 OrderRequestHeaderIndustry

オーダーに関する業種固有の情報が含まれます。OrderRequestHeaderIndustry には以下の要素が含まれます。

属性説明
ReferenceDocumentInfo参照されるドキュメントに関する情報が含まれます。この要素は任意設定であり、複数回発生する可能性があります。「ReferenceDocumentInfo [132 ページ]」を参照してください。
Priorityサプライヤのオーダーの優先度を示します。この要素は任意設定です。優先度を示すDescription 要素が含まれます。 Priority には次の属性があります。

属性説明
level (必須)優先度レベル (1 ~ 5 の整数) を指定します。
sequence優先度レベルが同じ品目に優先度を付けるための 2 つ目の一意のオーダー番号です。優先度レベルが同じ 2 つの品目に、同じ順序番号を持たせることはできません。
inventory_levelターゲットに関する在庫 (バッファ) レベル (%) が表示されます。これは、0.00 から 100.00 までの小数値として指定されます。
ExternalDocumentType外部システム (ERP など) で管理されるドキュメントに関する情報が含まれます。オーダーとともに送信すると、さまざまな業務取引を一意に区別できます。外部システムからドキュメントの種類を指定する必須の documentType 属性が含まれます。また、任意設定の Description 要素もあります。
QualityInfoOrderRequest 全体の品質情報を表します。
AssetInfo明細の単位あたりの詳細な資産情報を提供します。「AssetInfo [332 ページ]」を参照してください。

次の例は、ヘッダーレベルで認定を要求する OrderRequest の OrderRequestHeaderIndustry を示しています。

7.2.1.16.1 ReferenceDocumentInfo

参照されるドキュメントに関する情報が含まれます。ReferenceDocumentInfo には次の属性があります。

属性説明
lineNumber参照されるドキュメントの明細の明細番号。
scheduleLineNumber参照される lineNumber の納入日程行明細の納入日程行番号。この属性に値がある場合、 lineNumber 属性は必須です。
status参照されるドキュメントを参照するために使用される状況。使用可能な値は、次のとおりです。

  • created
  • released
  • open
  • completed
  • closed
  • cancelled

ReferenceDocumentInfo には以下の要素が含まれます。

属性説明
DocumentInfo | DocumentReferenceDocumentInfo により、システムで認識される、以前のドキュメントが識別されます。「DocumentInfo [292 ページ]」を参照してください。DocumentReference により、更新される以前のオーダーへの正確な参照が提供されます。「DocumentReference [129 ページ]」を参照してください。
DateInfoこのドキュメントに関連する日付情報が含まれます。
Contactオーダーをフォローアップするための連絡先情報。「Contact [120 ページ]」を参照してください。
Extrinsicこのオブジェクトに関連するすべての追加情報が含まれます。
7.2.1.17 Extrinsic

この要素には、機械が判読可能な、オーダーに関連した情報が含まれますが、cXML プロトコルによって定義されたものではありません。一方で、Comments 要素は、人間が使用できる情報を渡します。Extrinsic 要素には、後続のドキュメントに表示される可能性のあるデータが含まれますが、Comments 要素には含まれません。このレベルでは、 Extrinsic によって注文書に含まれるすべての品目の記述が拡張されます。ItemOut に含まれる記述に一切影響を与えず、注文書全体の情報を Extrinsic に記述することも可能です。

Extrinsic 要素の name 属性で指定された値は、OrderRequestHeader 要素および個々の ItemOut 要素(ItemDetail 要素の中) の中のリストで 1 回だけ使用できます。OrderRequestHeader 一覧と ItemOut 要素に関連付けられた任意の一覧の両方で、同じ名前を表示することはできません。すべての ItemOut 一覧内で同じExtrinsic 名と値が繰り返す場合は、それを OrderRequestHeader に移動する必要があります。Extrinsic 要素は、IndexItem 要素、PunchOutSetupRequest, 要素、ContractItem, and 、およびPostalAddress 要素の中でも使用できます。これらのコンテキストについては、本マニュアルの中で後ほど説明します。Extrinsic 値は、大文字と小文字を区別します。

7.2.2 ItemOut

次の例は、最小限の有効な ItemOut 要素を示しています。

ItemOut には次の属性があります。

属性説明
quantity
(必須)
要求された品目の数。数量単位として分数が許容されます。値は、パンチアウトセッション中に、サプライヤによって既に検査済みになっている場合があります。この値には、負の値は使用できません。
lineNumberオーダーにおける品目の位置。この順序の値は、「新規」 OrderRequest 内のItemOut ごとに 1 ずつ増加します。ほかの ItemOut のコンテキストに比べて、この属性は意味がない場合もありますが、クライアントは、常にこの属性を OrderRequest内で指定する必要があります。
requisitionIDこの明細に対するバイヤーの購入申請識別子。requisitionID がOrderRequestHeader 内で指定されている場合は含めないでください。
agreementItemNumberこの明細に対するバイヤーの主契約の識別子。
requestedDeliveryDate配達の日付項目が要求されたことを示します。これにより、OrderRequest 内で品目レベルの配達日付を使用できます。日付は、ISO 8601 フォーマットに従っていなければなりません。
isAdHoc品目がカタログ外 (特別) であることを示します。カタログ外の注文書には、電子カタログから選択された品目ではなく、申請者によって手動で入力された品目が記載されています。このような品目には有効な品番がないことがよくあります。通常、カタログ外のオーダーには特別な検証および処理が必要です。製品やサービスを特別に購入するために、または電子カタログで検索できないためにユーザーはカタログ外品目を入力する場合があります。
parentLineNumber対応する親明細の明細番号。これは必須フィールドであり、itemType=”item” を含む明細にのみ適用できます。
itemType品目の種類を指定します。使用可能な値は次のとおりです。

  • composite – 品目グループを識別します。
  • item – 独立した明細を識別します。
  • lean – 明細で予定されている子品目がないことを示します。
requiresServiceEntryサービスを提供した方法を記述する ServiceEntryRequest サービスシートが品目に必要であるかどうかを指定します。
confirmationDueDateサプライヤがバイヤーに対して注文書の受領確認を回答する期限を指定します。
compositeItemType親品目でグループごとの価格設定が使用されるかどうかを指定します。使用可能な値は”groupLevel” または”itemLevel” です。
itemClassification現在の明細が品目とサービスのどちらであるかを指定します。使用可能な値は次のとおりです。

  • material
  • service
itemCategory構成品目または商品の購買方法を指定します。使用可能な値は次のとおりです。

  • materialUnknown – 品目コードを指定しない商品の購買を示します。
  • text – 自由記入形式のテキスト項目の購買を示します。
  • stockTransfer – あるプラントから別のプラントへの在庫の転送を示します。
  • materialGroup – 値または数量を指定しない商品の購買を示します。
  • subcontract – 最終製品を製造する契約製造メーカーに構成品目情報を提供して品目を購買します。
  • consignment – バイヤーによって品目またはサービスが消費されるまでサプライヤへの支払いが保留される特別なプロセスを使用して品目を管理します。
  • thirdParty – サードパーティベンダから品目を購買します。
  • limit – この品目の対象である計画外サービスまたは品目に想定上の限度があることを示します。
subcontractingType通常の外注改修または置換シナリオをサポートするように決定された品目提供区分に基づいて、バイヤーの ERP システムで外注の種類が決定されます。使用可能な値は次のとおりです。

  • regular – 標準の外注シナリオ。
  • refurbWithoutChange – 品目の変更なしの改修。
  • refurbWithChange – 品目の変更ありの改修。
  • replacement – 品目の置換。
stockTransferTypeバイヤーの ERP システムから、在庫転送オーダーまたは在庫転送リリースに基づいて在庫転送の種類が送信されます。使用可能な値は次のとおりです。

  • intra – 同じ会社コード内の 1 つのプラントから別のプラントに在庫を転送することを示します。
  • inter – 1 つのプラントから異なる会社コードの別のプラントに在庫を転送することを示します。「在庫転送オーダーの OrderRequest の例 [185 ページ]」を参照してください。
requestedShipmentDate品目のバイヤーが依頼した出荷日。
isReturn“yes” に設定すると、品目が返品品目であることが示されます。
returnAuthorizationNumber明細の返品確認番号。
isDeliveryCompleted“yes” に設定すると、この品目が終了とみなされ、今後の配達は予定されません。このフラグは、情報の目的でバイヤーによって設定されます。
unlimitedDeliveryyes に設定すると、明細が数量制限なしの納入に対応していることが示されます。ERPでは、対応する許容範囲として納入無制限のフラグが設定されます。このフラグは、出荷通知の作成時にのみ使用されます。
isItemChangedyes に設定すると、品目が変更されたことが示されます。
isKanbanyes に設定すると、品目に対してかんばんプロセスのフラグが設定されていることが示されます。かんばん関連のオーダーでは、期限内に 100% の品質を提供することが求められます。
stoDelivery在庫転送オーダー明細に対して使用可能な配送オプション。

  • full (通常の設定) – オーダーに対して完全配達のみが許可されます。これは、在庫転送オーダーまたは在庫転送リリースに固有です。
  • partial – オーダーに対して部分配達が許可されます。これは、在庫転送オーダーまたは在庫転送リリースに固有です。
stoOrderCombination属性 itemCategory に値 “stockTransfer” が含まれ、属性 stoOrderCombination が “yes” に設定されている場合、出荷通知の作成時に設定されたフラグを使用して、さまざまな在庫転送オーダーからの品目を組み合わせることができます。オーダーの組み合わせの対応するフラグは、バイヤーの ERP で設定されます。この設定は、在庫転送オーダーまたは在庫転送リリースに関連します。

オーダーに更新が発生しても、品目の lineNumber 属性の値は変更されずに保持されます。品目をオーダーから削除しても、残りの品目の lineNumber 属性は変更されません。新しい品目には、以前のオーダーに含まれていた品目よりも大きな数が付けられます。既存の品目に変更を加えても (たとえば、数量の増加)、その品目の lineNumber 属性には影響を与えません。

ItemOut には以下の要素が含まれます。

属性説明
ItemID品目の一意の ID が指定されます。「ItemID [90 ページ]」を参照してください。
Pathドキュメントのノードおよびパス情報を示します。「Path 要素 [192 ページ]」を参照してください。
ItemDetail | BlanketItemDetailItemDetail には、購買アプリケーションでユーザーに提示される明細に関する記述的な情報が含まれます。「ItemDetail [91 ページ]」を参照してください。
BlanketItemDetail は、包括注文書に固有のサプライヤおよび商品分類レベルの詳細を示します。「BlanketItemDetail [142 ページ]」を参照してください。
SupplierID | SupplierListSupplierID はサプライヤの ID です。SupplierList では、見積品目に関連する可能性があるサプライヤの一覧を定義します。「SupplierID または SupplierList [96 ページ]」を参照してください。
ShipTo品目の出荷先住所を指定します。
Shipping品目の出荷費用が含まれます。
Tax品目の税情報が含まれます。
SpendDetail出張明細、費用明細、および人材明細に関する詳細情報が提供されます。「SpendDetail[144 ページ]」を参照してください。
Distribution品目の費用を複数の組織で分割します。「Distribution [148 ページ]」を参照してください。
Contactオーダーをフォローアップするための連絡先情報が含まれます。「Contact [120 ページ]」を参照してください。
TermsOfDelivery出荷通知に対する配達条件が指定されます。「TermsOfDelivery [129 ページ]」を参照してください。
Commentsこの品目に関連するコメントが含まれます。「コメント [123 ページ]」を参照してください。
Tolerancesオーダー確認、出荷通知、サービスシート、および請求書に対する通常のビジネスルールを上書きできる要素が提供されます。「ControlKeys [170 ページ]」を参照してください。
ScheduleLine明細の配送スケジュールに関する情報が含まれます。「ScheduleLine [171 ページ]」を参照してください。
MasterAgreementReference | MasterAgreementIDInfoMasterAgrreementReference には、リリースの派生元である主契約への参照が含まれます。MasterAgreementIDInfo には、リリースの派生元である主契約の ID が含まれます。
ItemOutIndustry業種固有の情報が含まれます。「ItemOutIndustry [173 ページ]」を参照してください。
Packaging明細のパッケージに関する詳細が指定されます。「Packaging [179 ページ]」を参照してください。
ReleaseInfo品目または商品のリリースについての詳細が含まれます。「ReleaseInfo [183 ページ]」を参照してください。
Batch1 回の生産実行で生産される品目または製品のバッチ情報が含まれます。「Batch [184ページ]」を参照してください。

次の例は、複雑な ItemOut を示しています。

ItemDetail によって示される品目の一意の識別子のみを使う代わりに、ItemID 要素で追加データをサプライヤに送信できます。isAdHoc = “yes” が一部の品目に存在するが、ほかの品目には存在しない場合は、購入申請を 2 つの購入申請 (カタログ品目用に 1 つとカタログ外品目用に 1 つ) に分割する必要があります。これによって、サプライヤは可能な限り多くの購入申請品目を自動的に処理できるようになり、カタログ品目とカタログ外品目の両方を手動で処理する必要がなくなります。ShipTo、Shipping、Tax、Contact、Comments、および Extrinsic 要素 (一部は ItemDetail またはSpendDetail 内で入れ子になります) は、OrderRequestHeader 内で使用できる要素と同一です。これらの要素では、出荷、出荷タイプ、および関連付けられたコストなどのデータを品目ごとに指定します。これらの要素は、OrderRequestHeader レベル、または ItemOut レベルのいずれか一方で使用してください。両方のレベルでは使用しないでください。税金は唯一の例外です。詳細については、「税 [119 ページ]」を参照してください。

返品品目に関する ItemOut の例を次に示します。

以下の例は、グループごとに価格が設定されている品目グループの種類を示しています。

以下の例は、品目ごとに価格が設定されている品目グループの種類を示しています。

次の例は「リーン」明細 (子のない明細) の ItemOut を示しています。

7.2.2.1 ItemDetail

基本的な ItemDetail 要素には、購買アプリケーションがユーザーに提示する明細に関する記述的な情報が含まれます。「ItemDetail [91 ページ]」を参照してください。

Modifications

ItemDetail に含まれる UnitPrice 要素には、Modifications 要素も格納されます。Modification 要素には、明細レベルで明細に適用可能な値引きおよび手数料の詳細が含まれます。詳細については、「Total [113 ページ]」を参照してください。

7.2.2.1.1 ItemDetailIndustry

ItemDetailIndustry には、業種固有の詳細情報が含まれます。この要素は任意設定です。この要素には、次の属性があります。

属性説明
isConfigurableMaterial“yes” に設定すると、品目が選定可能品目として定義されるため、製品特性があります。

ItemDetailIndustry には以下の要素が含まれます。

属性説明
ItemDetailRetail小売業に関する品目固有の詳細情報が含まれます。この要素は任意設定です。「ItemDetailRetail [142 ページ]」を参照してください。ItemDetailIndustry の例を次に示します。
7.2.2.1.1.1 ItemDetailRetail

ItemDetailRetail には、小売業に関する品目固有の詳細情報が含まれます。以下の要素が含まれます。

要素説明
EANID商品の国際 EAN 協会または UPC (Universal Product Code) に従って製造メーカーの製品に割り当てられる ID が指定されます。この要素は任意設定です。
EuropeanWasteCatalogIDEU Waste Catalog (EWC) に一覧表示されている商品の一意の ID が指定されます (手数料が必要な場合)。この要素は任意設定です。
Characteristicさまざまな業種全体で使用できる品目に関する詳細が指定されます。この要素は任意設定です。Characteristic には次の属性があります。

属性説明
domain
(必須)
特性の種類。
例:
size、sizeCode、color、colorCode、quality、qualityCode、grade、gradeCode。
value
(必須)
ドメインの値。
code通貨コードや数量単位など、特性に関連するコード。
7.2.2.2 BlanketItemDetail

包括注文書 (orderType=”blanket”) に固有のサプライヤおよび商品分類レベルの詳細が提供されます。

属性説明
Description
(必須)
品目がテキスト形式で記述されます。
OverallLimitこの品目の対象であるすべての計画外サービスの合計 (または品目の金額) の上限となる最大値が含まれます。この制限は計画外サービスの予算を表しており、超過してはいけません。この制限は、サービス明細および包括注文書の品目で使用できます。サービス概略レベル (最上位サービス明細) では、このフィールドは、すべての計画外サービスの合計 (または品目の金額) に対する制限を表します。サービス品目レベルでは、下位の制限 (その品目の予算) を表します。

例:

ExpectedLimitこの品目の対象である計画外サービス (または品目) の想定上の上限値が含まれます。このフィールドは、計画値または期待値を表し、主に分析の目的および品目の合計金額の決定時に使用されます。バイヤーは、ExpectedLimit が最終的な支払金額であるとみなします。ExpectedLimit は、最上位サービス品目にのみ指定されます。

例:

MaxAmount許容される最高金額を定義します。
MinAmount許容される最低金額を定義します。
MaxContractAmountバイヤーによって指定されたとおりに、契約品目に対して許可される最高金額を定義します。
MaxAdhocAmountバイヤーによって指定されたとおりに、計画外品目に対して許可される最高金額を定義します。
MaxQuantity許容される最高数量を定義します。
MinQuantity許容される最低数量を定義します。
UnitPrice品目の単位あたりの価格。
UnitOfMeasure明細の数量単位。「UnitOfMeasure [43 ページ]」を参照してください。
PriceBasisQuantity明細の数量ベースの価格設定が記述されます。要素として UnitOfMeasure およびDescription 、属性として quantity および conversionFactor が含まれます。. 「PriceBasisQuantity [356 ページ]」を参照してください。
Classification品目が類似するカテゴリにグループ化されます。通常は、選択した品目ごとに UNSPSC(United Nations Standard Products and Services Code) 商品分類コードが一覧表示されます。これらのコードは、バイヤー組織およびサプライヤ組織内で、経理やレポート作成のためバックエンドシステムで使用されます。UNSPSC コードの一覧については、www.unspsc.org を参照してください。Classification@domain を使用して、バックエンドシステムで使用される製品階層および商品分類情報を指定することもできます。Classification には、任意設定の code 属性があります。これに指定されたコードで商品分類が識別されます。
Extrinsicこのオブジェクトに関連するすべての追加情報が含まれます。「Extrinsic [83 ページ]」を参照してください。

BlanketItemDetail の例を次に示します。

7.2.2.3 SpendDetail

この任意設定の要素では、出張明細、費用明細、および人材明細に関する詳細情報が提供されます。次の例では、cXML.dtd からの SpendDetail の要素宣言を示しています。

SpendDetail は、次のような種類のメッセージの ItemIn および ItemOut 要素内で使用できます。

  • PunchOutSetupRequest
  • PunchOutOrderMessage
  • OrderRequest
  • ConfirmationRequest

SpendDetail には属性がありません。基本的な ItemIn 要素では、パンチアウトセッション中にショッピングカートの品目が購買アプリケーションの購入申請に追加されます。ItemIn は「ItemIn [87 ページ]」で定義されています。

7.2.2.3.1 FeeDetail

cXML のほかの部分では明示的に定義されていない 1 回限りの費用または繰り返し発生する費用についての情報を定
義します。たとえば、家具レンタル費用のような 1 回限りの費用は TravelDetail または LaborDetail 要素のどのカテゴリにも該当しません。このような費用は、FeeDetail で定義します。FeeDetail には次の属性があります。

属性説明
isRecurring費用が繰り返し発生することが示されます。
UnitRate

時間またはほかの数量の単位当たりで支払われる金額。料金表のように UnitRates が複数ある場合は、TermReference 要素を使用してそれぞれを区別してください。

Period

FeeDetail の対象となる期間を定義します。

7.2.2.3.2 LaborDetail

LaborDetail には、臨時社員に関連する項目の情報が含まれます。次の例では、cXML.dtd からの LaborDetailの要素宣言を示しています。

LaborDetail には次の属性があります。

属性説明
supplierReferenceCodeサプライヤの相互参照用見積 ID または提案 ID です。
UnitRate

UnitRate では、時間単位当たり (またはその他の数量単位) で支払われる金額が示されます。UnitRates が複数ある場合は、TermReference 要素を使用してそれぞれを区別してください。

TermReference

TermReference は、該当する UnitRate の定義を識別する一般的な基本要素です。TermReference には以下の属性があります。

属性説明
termName
(必須)
条件を含む ID 属性の名前。
term
(必須)
その属性の値、つまり条件自身。

次に、TermReference が含まれた UnitRate の例を示します。

この TermReference によって、この UnitRate が Overtime payCode (時間延長支払コードのレート) であることが示されています。

Period

Period ではサービスが発生する期間を定義します。

Contractor

Contractor では、臨時社員として業務に従事するコントラクタが識別されます。コントラクタはContractorIdentifier 要素で一意に識別されます。これはオーダーまたはタイムカードを送信する前に、バイヤーとサプライヤ間で交換されます。TimeCard トランザクションの詳細については、「TimeCard トランザクション [264 ページ]」を参照してください。Contractor には以下の要素が含まれます。

属性説明
ContractorIdentifierバイヤーおよびサプライヤの両方でコントラクタが一意に識別されます。
ContractorIdentifier には次の属性があります。

属性説明
domain
(必須)
コントラクタの識別情報を表すドメイン。この属性により、バイヤーおよびサプライヤシステムのどちらが ID を割り当てたのかを判断することが可能となります。buyerReferenceID は、ID がバイヤーシステムで生成されたことを示します。supplierReferenceID は、ID がサプライヤシステムで生成されたことを示します。
Contactコントラクタに関する連絡先情報が含まれます。
JobDescription

JobDescription は、実行される業務または仕事についてのテキスト形式の説明です。

Supervisor

Supervisor では、コントラクタの指揮命令者の連絡先情報が指定されます。

WorkLocation

WorkLocation は、業務の就業場所の住所です。

Extrinsic

LaborDetail 内のこの任意設定の要素には、バイヤー企業がサプライヤに渡す追加データが含まれます。cXML 仕様では Extrinsic 要素の内容が定義されません。内容については、それぞれのバイヤー企業とサプライヤが合意して、実装する必要があります。以下の例では、作業が実行される地域が渡されます。

7.2.2.3.3 Extrinsic

Extrinsic は、バイヤーとサプライヤのペアが TravelDetail、FeeDetail、または LaborDetail 内で一致しない支出に関する詳細情報を通知できる SpendDetail, でサポートされています。Extrinsic 要素は、機械が判読できる追加情報を提供するように設計されています。この要素は cXML プロトコルを拡張し、すべての実装にとって必ずしも必要とはならないような機能をサポートします。cXML 仕様では、Extrinsic 要素のコンテンツが定義されません。バイヤーとサプライヤの各ペアは、Extrisic 要素の定義に合意し、実装する必要があります。未定義の支出カテゴリの詳細情報が説明されます。Extrinsic 要素の name 属性では、印刷、市場調査、またはプロジェクトの人材などの支出カテゴリの種類を指定する必要があります。1 つの SpendDetail 要素内の全 Extrinsic 要素は、カテゴリ名を指定するために使用された name 属性とともに 1つの Extrinsic の下に含めることが推奨されます。この例は、SpendDetail 要素内の 1 つのヘッダーの下に入れ子になった 2 つの Extrinsic 要素を示しています。

Extrinsic 要素は、OrderRequestHeader、ItemDetail、および ContractItem 要素に表示することもできます。これらのコンテキストについては、本マニュアルのほかの箇所でさらに詳しく説明します。

7.2.2.4 Distribution

Distribution は、複数の組織の間で品目のコスト負担を分割します。サプライヤは、バイヤーの支払照合処理を円滑にするために、請求書で Distribution 要素を返信します。

Accounting

Accounting 要素では、AccountingSegments をグループ化して請求先が識別されます。Accounting には次の属性があります。

属性説明
name
(必須)
この会計の組み合せの名前。この請求の支払い元である会計情報。
AccountingSegment

AccountingSegment 要素には、バイヤー企業で使用される関連する会計コードを含めることができます。設定できる
値の例として、資産番号、請求コード、コストセンタ、G/L 勘定科目、および部門があります。

例:

AccountingSegment には次の属性があります。

属性説明
id
(必須)
この AccountingSegment タイプ内の一意の識別子です。タイプが「Cost Center」である場合、この値は実際の会計コードです。
Name

Accounting 要素内のその他のものに対する、この AccountingSegment の識別名です。

Description

会計エンティティの説明。

Charge

Accounting 要素によって表されるエンティティに請求される金額が指定されます。

Money

明細レベルの Charge の金額が含まれます。

属性 説明
currency
(必須)
ISO 規格による、一意の 3 文字の通貨コード。たとえば、「USD」は米国ドルです。alternateAmount alternateCurrency の金額です。任意で設定でき、ユーロのような二重通貨をサポートするために使用されます。
alternateCurrency alternateAmount の通貨を指定します。ISO 4217 通貨コードに従う必要があります。

7.2.2.5 TermsofDelivery

出荷通知に対する配達条件が指定されます。「TermsOfDelivery [129 ページ]」を参照してください。

7.2.2.6 TravelDetail

TravelDetail は SpendDetail の子であり、出張明細に関する情報が記述されます。次の例では、cXML.dtd からの TravelDetail の要素宣言を示しています。

次の例は、OrderRequest ドキュメント内の SpendDetail および TravelDetail の位置を示しています。

TravelDetail には次の属性があります。

属性 説明
confirmationNumber (必須) 出張者およびこの出張明細のサービスを提供するベンダによって理解される、一意の確認番号です。例えば、ホテル予約番号や航空会社の電子チケット番号です。
pnrLocator 出張予約プロバイダが使用する、予約記録 (PNR) のロケータです。

属性 説明
quoteExpirationTime この見積りの有効期限が切れる日時。通常、この値は PunchoutOrderMessage で提供されます。値が指定されていない場合、この見積りには有効期限がないものとみなされます。

7.2.2.7 共通の TravelDetail 要素

いくつかの共通要素が TravelDetail 全体で使用されます。

cXML 内の日付および時刻

cXML 内にある日付と時刻は、ISO 8601 で制限されたサブセットでフォーマットされなければなりません。この情報は、『Word Wide Web Consortium (W3C) Note』の「Date and Time Format」に記述されており、www.w3.org/TR/NOTE-datetime-970915.html で入手できます。詳細については、「日付、時刻およびその他のデータタイプ [25 ページ]」を参照してください。

Vendor

共通の Vendor 要素です。TravelDetail で使用された場合、Vendor によってサービスベンダに関する情報が提供されます。Vendor は、AirLeg、CarRentalDetail、HotelDetail、および RailLeg で使用できます。Vendor には、以下の 1 つの属性があります。

属性説明
preferred
(必須)
これは優先されるベンダですか?
yes | no

Vendor には以下の要素が含まれます。

属性説明
Addressベンダの所在地が提供される基本的な Address 要素です。通常、これはベンダの企業所在地または本社の住所です。Address については、「cXML の規則 [18 ページ]」を参照してください。Address 要素には、addressID を付与する責任がある機関または組織を表すコードを指定するaddressIDDomain 属性が含まれます。たとえば、DUNS や ILN です。このコードは、addressID フィールドに値がある場合に必須です。Address には以下の要素が含まれます。

  • SupplierID

    このベンダの Supplier ID。これはドメインと値のペアです。出張予約プロバイダは DUNS やTaxID などの選択した規約に従って SupplierID 要素を定義できます。SupplierID には、1 つの必須の属性があります。

    属性説明
    domain
    (必須)
    サプライヤ ID のドメイン

    各出張予約プロバイダは複数の Supplier ID 値を指定できます。この機能により、出張予約プロバイダは単一の実装を使用して、異なる SupplierID を使用したさまざまな企業実装を組み合わせることができます。

  • TermsAndConditions

    出張明細に関連した契約条件のテキスト形式の説明。たとえば、レンタカーの TermsAndConditions には、通常、利用範囲の制限、超過走行距離代金請求、ガソリン代金請求、およびその他の制約情報が含まれます。複数のTermsAndConditions を 1 つの出張明細に含めることができます。TermsAndConditions には以下の要素が含まれます。

    属性説明
    Description契約条件のテキスト形式の説明。TermsAndConditions が存在する場合、Description が必須です。
    PolicyViolation

    この特定の出張項目をユーザーが選択した結果生じる明細レベルの規定違反。どの明細に対する違反かを明確に識別するため、規定違反はヘッダーレベルでは関連付けられません。PolicyViolation には、以下の 1 つの属性があります。

    属性説明
    level
    (必須)
    PolicyViolation のレベルは次のとおりです。warning | violation
    warning – 重要ではない違反
    violation – 企業ポリシーの重要な違反

    PolicyViolation には以下の要素が含まれます。

    属性説明
    DescriptionDescription は一般的なフリーテキスト要素です。PolicyViolation 要素などのテキスト形式による説明を提供します。
    PolicyViolationJustificationこの PolicyViolation の理由。通常、ユーザーは出張予約プロバイダのWeb サイトで一般的な違反の理由の一覧から 1 つのPolicyViolationJustification を選択します。
    CommentsPolicyViolationJustification をさらに明確化するためのユーザーによる追加コメント。
    Penalty

    この出張セグメントの違約金 (存在する場合)。Penalty には以下の要素が含まれます。

    属性説明
    Money違約金の額。
    Description違約金の理由に関するテキスト形式の説明。例えば、航空券に関する変更料金。
    AvailablePrice


    共通の AvailablePrice 要素では、ユーザーが選択しなかったほかの利用可能な価格が定義されます。AvailablePrice には、以下の 1 つの属性があります。

    属性説明
    type
    (必須)
    企業ポリシーへの準拠レベルの説明。

    AvailablePrice の type 属性に指定できる値は、次のとおりです。

    属性説明
    lowest出張ポリシーに関係なく、利用可能な最低価格。
    lowestCompliant出張ポリシーに準拠した、利用可能な最低価格。
    highestCompliant出張ポリシーに準拠した、利用可能な最高価格。
    highest出張ポリシーに関係なく、利用可能な最高価格。
    otherその他 (Description で指定します)

    AvailablePrice には以下の要素が含まれます。

    属性説明
    Money利用可能な価格の金額。
    Description利用可能な価格のテキスト形式の説明。その価格の検索方法、またはその価格固有の必要条件などの情報を含みます。
    Rate

    出張項目の単価を定義します。次の例は、CarRentalFee の Rate 要素を示しています。

    Rate には、以下の 1 つの属性があります。

    属性説明
    quantity
    (必須)
    単価の数量。例えば、ホテルに 4 泊する場合は次のように表現されます。
    quantity = 4
    UnitRate の UnitofMeasure = DAY

    Rate には以下の要素が含まれます。

    要素 説明
    Total 単価の合計金額。合計金額は quantity x UnitRate と一致する必要があります。明細におけるすべての Rate の金額は、明細の Total に計上される必要があります。UnitRate UnitRate では、数量単位に従って 1 つの単位の単価が定義されます。たとえば、ホテル一室の一泊分単価は、一泊単価額に等しい Money および DAY に等しい UnitOfMeausre で表現することができます。単位当たり (時間単位またはほかの数量単位) で支払われる金額。UnitRates が複数ある場合 (料金表の場合) は、TermReference 要素を使用してそれぞれを区別してください。
    Description 単価についてのテキスト形式の説明。ホテルの宿泊では、Description に ホテル一泊分の単価を含めることもできます。

    BookingClassCode

    BookingClassCode は共通の要素です。出張明細で使用されると、明細のクラスが示されます。たとえば、BookingClassCode は、一般に航空機での出張予約のためのマイレージサービス関連情報を通知するために使用されます。バイヤーと出張予約プロバイダの各ペアは、任意の業界標準を選択して使用できます。次の例は、最小限のBookingClassCode 要素を示しています。

    レンタカーコードの情報は、「CarRentalDetail [161 ページ]」を参照してください。BookingClassCode には、次の属性があります。

    属性説明
    domain
    (必須)
    このコードのドメイン、例えば IATA。
    code
    (必須)
    業界標準コード、またはバイヤーと出張予約プロバイダ間の契約によります。

    BookingClassCode には以下の要素が含まれます。

    要素説明
    DescriptionDescription コードのテキスト形式の説明が含まれます。
    Airport

    AirLegOrigin, AirLegDestination、CarRentalPickup, CarRentalDropoff、HotelDetail、RailLegOrigin 、および RailLegDestination では、共通の Airport 要素が使用されます。また、この要素には 3 文字の IATA 空港コードが含まれます。Airport には、以下の 1 つの属性があります。

    属性説明
    airportCode
    (必須)
    3 文字の IATA 空港コード。 International Air Transport Association (IATA) 規格の情報については、www.iata.org/nr/rdonlyres/3346f400-3450-48a6-a543-86a3921c23f7/0/xml_fuel_transaction_v202.pdf を参照してください。

    Airport には、任意設定の以下の要素が含まれます。

    属性説明
    Address空港の所在地を定義します。
    Meal

    AirLeg の Meal 要素では、BookingClassCode と Description の 2 つの任意設定の共通要素が定義されます。次の例では、AirLeg の菜食主義用の温かい夕食を示しています。

    Meal には以下の要素が含まれます。

    属性説明
    Description食事のテキスト形式の説明。菜食主義用、無グルテン食、または乳製品を含まない食事など、必要な特別食の情報を指定します。
    BookingClassCode共通の BookingClassCode 要素については、「BookingClassCode [155 ページ]」を参照してくだ
    さい。食事コードを定義します。例えば、航空会社は通常、次の食事コードを使用します。

    コード説明
    B朝食
    Cアルコール類の無料サービス
    D夕食
    F有料の食事
    G有料の食事および飲み物
    H温かい食事
    K朝食 (コンチネンタル)
    L昼食
    M食事
    N食事サービスなし
    O加熱されない食事
    P有料のアルコール類
    R軽食
    Sスナックまたはブランチ
    V有料の軽食
    7.2.2.7.1 AirDetail

    AirDetail 要素は TravelDetail の子であり、飛行機による出張に関する情報を提供します。次の例では、cXML.dtd からの AirDetail の要素宣言を示しています。

    AirDetail には属性がありません。

    TripType

    TripType には、type 属性が含まれます。この属性は、往復、片道、または複数区間の出張を示すために、AirDetail と RailDetail の両方で必須です。

    たとえば、往復出張の TripType は、次のように表示されます。

    TripType 要素には以下の属性があります。

    属性説明
    type
    (必須)
    round: 往復、oneWay: 片道、multiLeg: 複数区間または OPEN JAW の出張
    AirLeg

    各 AirDetail には、少なくとも 1 つの AirLeg 要素が含まれる必要があります。次の例では、cXML.dtd からの AirLeg の要素宣言を示しています。

    AirLeg 要素では、航空便が 1 つ以上含まれる出張の詳細情報が定義されます。次の例は、片道の航空便を含む AirLeg 要素を示しています。

    AirLeg には、次の属性があります。

    属性説明
    travelSegment
    (必須)
    この出張セグメントを識別するテキスト形式の説明。これは出張予約プロバイダに固有の情報です。
    departureTime
    (必須)
    この航空便の現地出発日および出発時間。
    arrivalTime
    (必須)
    この航空便の現地到着日および到着時間。
    flightNumber
    (必須)
    この航空便の便名。
    seatNumberこの航空便の座席番号。
    seatType座席のタイプ。
    window、aisle、または middle
    upgradeこれはアップグレードされた航空券かどうか。
    no (通常の設定) または yes
    stopsこの航空便の経由地の数。経由地の数、または直行便には「0」 (ゼロ) を使用します。数字が指定されていない場合、「0」 (ゼロ) とみなされます。
    equipmentこの航空便の飛行機に関する情報。例えば、使用される機種。

    AirLeg には以下の要素が含まれます。

    属性説明
    Vendor共通の Vendor 要素。サービスベンダに関する情報を提供します。「Vendor [151 ページ]」を参照して
    ください。
    AirLegOrigin | AirLegDestination これらの要素には、AirLeg の AirLegOrigin と AirLegDestination エンティティのアドレ
    スが含まれます。AirLegOrigin および AirLegDestination には、以下の子要素が含まれます。

  • Airport
      共通の Airport 要素については、「Airport [156 ページ]」を参照してください。この要素には、 3 文字の IATA 空港コードを示す airportCode 属性と、任意設定の Address 要素が含まれます。International Air Transport Association (IATA) 規格の情報については、www.iata.org/codesを参照してください。次の例では、サンフランシスコからマイアミへの航空便の詳細な AirLeg が示されています。

  • BookingClassCode
      共通の BookingClassCode 要素については、「BookingClassCode [155 ページ]」を参照してください。AirLeg の BookingClassCode 要素では、 AirLeg の出張クラスが事実上の航空会社規格に従って定義されます。次の表に、IATA コードの例を示します。

      IATA コード説明
      F, FN, P, R, Aファーストクラス
      C, CN, D, J, I, Zビジネスクラス
      Y, YN, B, BN, M, H, V, VN, O, Q, QN, S, K, KN, L, U, T, Wエコノミークラス

      コード例が正確であること、および最新であることは保証しません。International Air Transport Association (IATA) 規格の情報については、www.iata.org/codes を参照してください。BookingClassCode には以下の要素が含まれます。

    • Rate
      共通の Rate 要素については、「Rate [154 ページ]」を参照してください。指定されたすべての AirLeg 単価の合計は、明細合計と等しい必要があります。

    • Meal
      出張明細で 1 回の食事を記述する共通の Meal 要素は、「Meal [156 ページ]」で定義されています。
  • AvailablePrice

    ユーザーが選択しなかった指定可能な価格を定義する任意設定で共通の AvailablePrice 要素は、「AvailablePrice [153 ページ]」で定義されています。AirDetail の AvailablePrice 要素では、単一区間、複数区間、または往復区間で利用可能な価格を定義します。

    Penalty

    共通の Penalty 要素。出張明細へのユーザーによる変更に対するベンダの追加請求を定義します。「Penalty [153 ページ]」を参照してください。AirLeg の Penalty 要素では、航空便の予約変更、またはキャンセルに対する追加請求が定義されます。

    7.2.2.7.2 CarRentalDetail

    CarRentalDetail は TravelDetail の子であり、単一のレンタカーイベントに関する情報を提供します。
    次の例では、cXML.dtd からの CarRentalDetail の要素宣言を示しています。

    CarRentalDetail には、次の属性があります。

    属性説明
    travelSegment
    (必須)
    この出張セグメントの識別に使用されるテキスト形式の説明。これは出張予約プロバイダに固有の説明です。
    pickupTime
    (必須)
    予定する現地での出発日時。
    dropoffTime
    (必須)
    予定する現地での返却日時。
    Vendor

    共通の Vendor 要素。サービスベンダに関する情報を提供します。「Vendor [151 ページ]」を参照してください。

    CDrRentDlPickup/CDrRentDlDropoff

    これらの要素には、CarRentalDetail の CarRentalPickup と CarRentalDropoff エンティティのアドレスが含まれます。CarRentalPickup と CarRentalDropoff の両方で、空港所在地を指定する共通の Airport 要素が必須です。

    BookingClassCode

    レンタカーのクラスを示す 4 文字のコード。バイヤーと出張予約プロバイダは、規格を選択して使用できます。例えば、一般的なレンタカーの米国規格は次のとおりです。

    文字の位置意味
    1 文字目M (ミニ)
    E (エコノミー)
    C (小型)
    S (標準)
    I (中型)
    F (大型)
    P (プレミアム)
    L (高級車)
    V (ミニバン)
    X (特別)
    2 文字目B (2 ドア)
    C (2/4 ドア)
    D (4 ドア)
    T (オープンカー)
    F (四輪駆動)
    V (バン)
    W (ワゴン)
    S (スポーツ)
    X (特別)
    3 文字目A (オートマチック)
    M (マニュアル)
    4 文字目R (A/C)
    N (非 A/C)
    CarRentalFee

    CarRentalFee では、このレンタカーに適用される実際の請求と費用が定義されます。さまざまな費用の内訳を取得するには、1 つの CarRentalDetail 要素内で複数の CarRentalFee 要素を使用します。これらの費用の合計は、明細レベルで合計に計上される必要があります。

    注記
    走行距離制限を超過している追加走行距離などの項目に対する条件付の請求を指定するには、 TermsAndConditions テキストを使用します。CarRentalFee には、以下の 1 つの属性があります。

    属性説明
    type「baseRate」形式で表現された費用のタイプです。

    CarRentalFee の type に指定できる値は、次のとおりです。

    説明
    additionalDriver追加運転者費用
    airportAccessFee空港アクセス費用
    baseRate基本レンタル費用
    childSeatチャイルドシート料金
    collisionDamageInsurance車両損害補償保険
    dropOffCharge乗り捨て料金
    liabilityInsurance損害賠償保険
    luggageRack携行品保険料金
    mobilePhone携帯電話基本料金
    navigationSystemナビゲーションシステム
    otherその他の請求
    prepaidGasoline燃料先払い料金
    touristTax旅行者税
    vehicleLicensingFee車両登録費

    CarRentalFee には以下の要素が含まれます。

    要素説明
    Totalこの CarRentalFee の合計金額です。明細におけるすべての Rate の金額は、明細の Total に計上される必要があります。
    Rateこの CarRentalFee に対する各請求の費用情報です。

    LimitedMileage

    LimitedMileage では、走行距離制限の距離数と数量単位が指定されます。 LimitedMileage には、以下の 1 つの属性があります。

    属性説明
    quantity
    (必須)
    数値で表された走行距離制限の距離数。

    LimitedMileage には、1 つの要素が含まれます。

    要素説明
    UnitOfMeasure数量単位。マイルまたはキロ。「UnitOfMeasure [43 ページ]」を参照してください。
    AvailablePrice

    任意設定で共通の AvailablePrice 要素。ユーザーが選択しなかった利用可能な価格を定義します。
    「AvailablePrice [153 ページ]」を参照してください。

    7.2.2.7.3 HotelDetail

    HotelDetail は TravelDetail の子です。次の例では、cXML.dtd からの HotelDetail の要素宣言を示しています。

    HotelDetail には、次の属性があります。

    属性説明
    travelSegment
    (必須)
    この出張セグメントを識別するテキスト形式の情報。これは出張予約プロバイダに固有の情報です。
    arrivalTime
    (必須)
    ホテル到着の現地での日時。これはホテルベンダへの到着日時の報告として使用されます。
    departureTime
    (必須)
    ホテル出発の現地での日時。これはホテルベンダへの出発日時の報告として使用されます。
    checkinTime
    (必須)
    ホテルの規定チェックイン現地時間。
    checkoutTime
    (必須)
    ホテルの規定チェックアウト現地時間。
    earlyCheckinAllowedホテルでは規定時間前のチェックインが可能ですか?
    no または yes (default)
    lateCheckoutAllowedホテルでは規定時間後のチェックアウトが可能ですか?
    no または yes (default)
    Vendor

    共通の Vendor 要素。サービスベンダに関する情報を提供します。「Vendor [151 ページ]」を参照してください。HotelDetail, では、Vendor 要素でホテル業者が定義されます。

    Address

    ホテルの所在地。Vendor フィールドで指定した住所と異なる可能性があります。たとえば、Vendor 内の Address は、ホテル本社の住所である可能性がありますが、HotelDetail 内の Address は個々のホテルの住所です。

    RoomType

    予約されたホテルの客室タイプについての情報。RoomType には次の属性があります。

    属性説明
    smoking
    (必須)
    喫煙または禁煙の客室:
    yes | no
    numberOfBed客室内のベッド数。
    bedType客室内のベッドのタイプ。
    king | queen | full | double | single | other

    RoomType には以下の要素が含まれます。

    要素説明
    Descriptionホテル客室のテキスト形式の説明。
    Amenities設備のテキスト形式の説明。例えば、DSL 接続、2 本の電話回線、およびホテル客室に関するその他の情報。Amenities には属性がありません。1 つの要素があります。

  • Description
      設備のテキスト形式の説明。例えば、DSL 接続、2 本の電話回線、およびホテル客室に関するその他の情報。

    • BookingClassCode

      共通の BookingClassCode 要素については、「BookingClassCode [155 ページ]」を参照してください。バイヤーと出張予約プロバイダはペアで、規格を選択し使用できます。

      Meal

      共通の Meal 要素については、「Meal [156 ページ]」を参照してください。HotelDetail の Meal 要素では、コンチネンタル式朝食などの客室料金に含まれる無料の食事が定義されます。

      Rate

      共通の Rate 要素については、「Rate [154 ページ]」を参照してください。HotelDetail の Rate 要素では、ホテル宿泊に関する 1 つ以上の単価が定義されます。例えば、一泊の単価や係員付き駐車サービスの単価などです。

      AvailablePrice

      共通の AvailablePrice 要素については、「AvailablePrice [153 ページ]」を参照してください。HotelDetail の
      AvailablePrice 要素では、ユーザーが選択しなかったその他の利用可能な価格が定義されます。同じベンダまたは
      ほかのベンダで利用可能な価格です。

      7.2.2.7.4 RailDetail

      次の例では、cXML.dtd からの RailDetail の要素宣言を示しています。

      RailDetail には属性がありません。

      TripType

      TripType は、type 属性のコンテナであり、AirDetail と RailDetail の両方で必須です。TripType 要素では、往復、片道、または複数区間の出張が定義されます。たとえば、往復出張の TripType は、次のように表示されます。

      TripType の type 属性に指定できる値は、次のとおりです。

      説明
      round往復
      oneWay片道
      multiLeg複数区間または OPEN JAW
      RailLeg

      この RailDetail を構成する 1 つ以上の RailLeg 要素です。各 RailDetail には、少なくとも RailLeg が 1 つ含まれる必要があります。次の例は、DTD からの RailLeg の要素宣言を示しています。

      RailLeg には次の属性があります。

      属性説明
      travelSegment
      (必須)
      この出張セグメントを識別するテキスト形式の情報。これは出張予約プロバイダに固有の情報です。
      departureTime
      (必須)
      始発地点からの現地での出発日時。
      arrivalTime
      (必須)
      終着地点への現地での到着日時。
      trainNumber
      (必須)
      列車番号。
      seatNumber座席番号。
      carType客車のタイプ。
      Vendor

      共通の Vendor 要素。サービスベンダに関する情報を提供します。「Vendor [151 ページ]」を参照してください。RailLeg では、Vendor 要素で Amtrak などの鉄道旅客業者が定義されます。

      RailLegOrigin/RailLegDestination

      RailLegOrigin および RailLegDestination では 2 つの要素を定義できますが、どちらか 1 つは必ず定義する必要があります。

      要素説明
      Airport共通の Airport 要素については、「Airport [156 ページ]」を参照してください。この要素には、3 文字の IATA 空港コードを示す airportCode 属性と、任意設定の Address 要素が含まれます。International Air Transport Association (IATA) 規格の情報については、www.iata.org/codes を参照してください。
      Address駅の所在地。

      RailLegOrigin と RailLegDestination はどちらも属性がありません。

      BookingClassCode

      共通の BookingClassCode 要素については、「BookingClassCode [155 ページ]」を参照してください。RailLeg 要素の BookingClassCode 要素では、バイヤーと出張予約プロバイダのペアによって合意された鉄道規格に従って、RailLeg の出張クラスが定義されます。

      Rate

      共通の Rate 要素については、「Rate [154 ページ]」を参照してください。この鉄道区間の単価情報です。指定される場合、全鉄道区間でのすべての単価が、出張明細レベルで合計に計上される必要があります。

      Meal

      共通の Meal 要素については、「Meal [156 ページ]」を参照してください。HotelDetail の Meal 要素では、コンチネンタル式朝食などの客室料金に含まれる無料の食事が定義されます。

      AvailablePrice

      共通の AvailablePrice 要素については、「AvailablePrice [153 ページ]」を参照してください。RailDetail の AvailablePrice 要素では、ユーザーが選択しなかったその他の利用可能な価格が定義されます。同じベンダまたはほかのベンダで利用可能な価格です。

      Penalty

      共通の Penalty 要素。出張明細へのユーザーによる変更に対するベンダの追加請求を定義します。「Penalty [153 ページ]」を参照してください。RailLeg の Penalty 要素では、列車の予約変更、またはキャンセルに対する追加請求が定義されます。

      7.2.2.8 許容範囲

      これは任意設定の要素であり、バイヤーは個別注文書またはオーダー管理システムから送信する注文書のさまざまな明細に、明細の数量許容範囲を指定できます。注文書に指定された許容範囲は、サプライヤが出荷通知および請求書をその注文書に対して作成するときに適用されます。

      QuantityTolerance

      明細の数量許容範囲。この要素には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      Percentage数量許容範囲の率。
      Value数量許容範囲の数量を表す数字。
      QuantityTolerance要素でこれらの要素のいずれかを指定できます。
      PriceTolerance

      明細の価格許容範囲。この要素には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      Percentage価格許容範囲の率。
      Money価格許容範囲の金額および通貨。
      PriceTolerance要素で、これらの要素のいずれかを指定できます。
      TimeTolerance

      明細の時間許容範囲。具体的な配達日が依頼された配達日に関する許容範囲内であるかどうかをチェックするために使用される特定の時間数が定義されます。TimeTolerance には次の属性があります。

      属性説明
      limit
      (必須)
      時間許容範囲を指定します。
      type時間制限の種類を指定します。使用可能な値は、次のとおりです。

    • minutes
    • hours
    • days (通常設定)
    • weeks
    • 7.2.2.9 ControlKeys

      オーダー確認、出荷通知、サービスシート、および請求書に対する通常のビジネスルールを上書きできる要素が提供されます。「ControlKeys [124 ページ]」を参照してください。以下は、ItemOut 要素で使用される ControlKeys 要素の例です。

      7.2.2.10 ScheduleLine

      ScheduleLine には、明細の納入日程に関する情報が含まれます。この要素には、次の属性があります。

      属性説明
      quantity
      (必須)
      出荷される品目の数量。
      requestedDeliveryDate
      (必須)
      指定数量の納入予定日。
      deliveryWindow数量の納入予定期間。
      lineNumber特定の納入日程行の明細識別子として明細番号を追加できます。
      requestedShipmentDate品目のバイヤーが依頼した出荷日。
      originalRequestedDeliveryDate指定数量の元の納入予定日。この日付は変更対象ではありません。

      ScheduleLine には以下の要素が含まれます。

      UnitOfMeasure

      明細の指定数量の The UnitOfMeasure です。

      ScheduleLineReleaseInfo

      ScheduleLineReleaseInfo 要素には、納入日程行に対する品目または商品の特定のリリースについての詳細が格納されます。ScheduleLineReleaseInfo には、次の属性があります。

      属性説明
      commitmentCode
      (必須)
      出荷の種類を特定する文字列値。使用可能な値は次のとおりです。

    • firm – 製造開始。ベンダは納入日程行に基づいて出荷できます。顧客は製造コストと品目購買コストに責任を持ちます。
    • tradeoff – 投入品目購買開始。ルールが有効である場合には、ベンダは納入日程行に基づいて出荷できます。バイヤーは品目調達コストに責任を持ちます。
    • forecast – 情報。顧客は、ベンダに対する法的責任を負うことなく、納入日程行を変更できます。
    • cumulativeScheduledQuantity
      (必須)
      納入日程行に基づいて出荷される特定明細の合計数量。
      receivedQuantity外部システム (ERP など) に送信された入庫に基づいて、オーダーまたは分納契約明細の納入日程行に対して受け取った数量です。この数量は情報目的のみで、サプライヤへの表示として使用されます。請求書または出荷処理の検証は行われません。
      SubcontractingComponent

      完成品の製造に使用される外注構成品目に関する詳細情報が含まれます。たとえば、ID、説明、バイヤーの製品 ID、数量、または必要な日付が含まれます。SubcontractingComponent には次の属性があります。

      属性説明
      quantity
      (必須)
      数量単位で完成品を製造するために必要な外注構成品目の数量です。requirementDate 依頼された数量の外注構成品目が必要になる日付です。
      materialProvisionIndicator構成品目の一部の外注構成種類を識別するために使用される品目提供区分です。使用可能な値は、次のとおりです。

    • reworkTo – 下請業者への品目の再作業です。
    • reworkFrom – 下請業者からの品目の再作業です。
    • regular – ベンダが在庫を提供します。
    • SubcontractingComponent には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      ComponentID購買プロセス内の外注構成品目を表す識別子です。
      UnitOfMeasure数量単位コードです。
      Description外注構成品目の説明です。
      Product外注構成品目に関する情報 (バイヤー製品 ID、サプライヤ製品 ID、標準製品 ID、内部製品 ID など) です。
      ProductRevisionID構成品目の変更が行われると割り当てられる識別子です。
      Batch1 回の生産実行で生産される品目または商品に関するバッチ情報 (バイヤー/サプライヤのバッチ ID、製造日、プロパティ評価など) を含む要素です。
      ShipTo

      明細の出荷先住所。

      Extrinsic

      また、Extrinsic 要素リストを使用して ScheduleLine 要素に関する追加データを挿入します。

      7.2.2.11 ItemOutIndustry

      この要素には、業種固有の情報が含まれます。これは任意設定の要素であり、以下の任意設定の属性が含まれます。

      属性説明
      planningType計画方針を指定します。使用可能な値は次のとおりです。
      ● MTO – 受注生産
      ● MTS – 見込み生産
      ● ATO – 受注組み立て
      ● CTO – 受注設定
      requiresRealTimeConsumptionこの品目にリアルタイム消費が必要な場合は yes に設定します。
      isHUMandatoryこの品目に荷役単位が必要な場合は yes に設定します。荷役単位は、梱包材 (積載装置/梱包材料) と梱包または積載される商品で構成される物理的な単位です。

      ItemOutIndustry には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      ItemOutRetail小売業品目固有の情報が含まれます。この要素は任意設定です。ItemOutRetail には以下の要素が含まれます。
      ● PromotionVariantID
      商品の 1 つまたはいくつかのバリアントのみが推奨される場合に、特定の ID が指定されます。製品バリアントは、製品の特性 (色や形状など) を指定する特定のコードです。この要素は任意設定です。
      ● PromotionalDealID
      販売促進活動に関連するサプライヤによって割り当てられる ID が指定されます。販売促進は将来の計画やオーダープロセス (および関連価格) に影響します。この要素は任意設定です。
      ReferenceDocumentInfo参照されるドキュメントに関する情報が含まれます。この要素は任意設定であり、複数回発生する可能性があります。「ReferenceDocumentInfo [132 ページ]」を参照してください。
      Priorityサプライヤのオーダーの優先度を示します。この要素は任意設定です。優先度を示す Description 要素が含まれます。Priority には次の属性があります。

      属性説明
      level
      (必須)
      優先度レベル (1 ~ 5 の整数) を指定します。
      sequence優先度レベルが同じ品目に優先度を付けるための 2 つ目の一意のオーダー番号です。優先度レベルが同じ 2 つの
      品目に、同じ順序番号を持たせることはできません。
      inventory_levelターゲットに関する在庫 (バッファ) レベル (%) が表示されます。これは、0.00 から 100.00 までの小数値として指定されます。
      QualityInfo明細に対する品質情報の要件を表します。「QualityInfo [175 ページ]」を参照してください。
      SerialNumberInfo明細のシリアル番号情報を表します。「SerialNumberInfo [176 ページ]」を参照してください。
      BatchInfoサプライヤがオーダー応答を作成するときに品目にバッチ情報が必要かどうかを制御します。「BatchInfo [178 ページ]」を参照してください。
      AssetInfo明細の単位あたりの詳細な資産情報を提供します。「AssetInfo [332 ページ]」を参照してください。
      PackagingDistribution店舗間のパッケージ分割に関する情報が含まれます。「PackagingDistribution [178 ページ]」を参照してください。

      次の例では、ItemOutIndustry 要素を示します。

      7.2.2.11.1 QualityInfo

      QualityInfo 要素は、明細に対する品質情報の要件を表します。QualityInfo には次の属性があります。

      属性説明
      requiresQualityProcessyes に設定すると、この品目で品質プロセスが必要であることが示されます。

      QualityInfo には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      IdReference | CertificateInfoIdReference には、明細に関する品質品目管理コードおよび検査証明書の種類に関する情報が含まれます。品質品目管理コードの場合、domain は “controlCode” です。検査証明書の種類の場合、domain は “certificateType” です。CertificateInfo を使用して、証明書情報を送信します。ここでは、証明書を任意または必須として宣言することができます。各要素では 1 つの証明書がサポートされます。

      次の例は、IdReference を使用した QualityInfo 要素を示しています。

      次に示すのは、1 つの必須の証明書と 1 つの任意の証明書が含まれる QualityInfo 要素を示すもう 1 つの例です。

      7.2.2.11.1.1 CertificDteInfo

      CertificateInfo 要素は、証明書情報を表します。この要素には、次の属性があります。

      属性説明
      isRequired証明書が必須かどうかを示します。

      CertificateInfo には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      IdReferenceこの要素を使用して、品質品目管理コードおよび検査証明書の種類に関する情報を送信します。
      品質品目管理コードの場合、domain は「controlCode」です。
      検査証明書の種類の場合、domain は「certificDteT\pe」です。
      7.2.2.11.2 SerialNumberInfo

      明細のシリアル番号情報を表します。SerialNumberInfo には次の属性があります。

      属性説明
      requiresSerialNumber対応する出荷通知の ShipNoticeItem 要素の AssetInfo タグで、サプライヤがこの品目にシリアル番号を指定する必要があるかどうかを示します。
      typeシリアル番号の種類を指定します。使用可能な値は次のとおりです。
      ● list – 指定可能なシリアル番号のリストです。
      ● range – 指定可能なシリアル番号の範囲です (数値範囲でのみ有効)。
      ● profile – 指定可能なシリアル番号の形式です。

      SerialNumberInfo には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      SerialNumberシリアル番号のリストです。SerialNumberInfo@type が “list” の場合に必須です。
      PropertyValueSerialNumberInfo@type が “range” の場合は、PropertyValue 要素で指定可能な最小および最大の限度値を指定する必要があります。この場合は、PropertyValue@name を “range” にする必要があり、PropertyValue@Characteristic の Characteristic@value 属性に最小値と最大値を指定し、Characteristic@domain 属性に “minimum” および”maximum” ドメインを指定する必要があります。
      SerialNumberInfo@type が “profile” の場合は、PropertyValue 要素にシリアル番号の形式を指定する必要があります。この場合は、PropertyValue@name を”profile” にする必要があり、PropertyValue@Characteristic で形式を指定する必要があります。Characteristic@domain では、これらの値をCharacteristic@value で指定するために、ドメインとして”type”、”minLength”、および “maxLength” がサポートされています。Characteristic@domain が “type” の場合は、シリアル番号の形式を指定するために、Characteristic@valueで”numeric”、”text”、および”numericAndText” がサポートされています。Characteristic@domain が “minLength” の場合は、 Characteristic@value で指定可能なシリアル番号の最小の長さが指定されます。Characteristic@domain が “maxLength” の場合は、Characteristic@value で指定可能なシリアル番号の最大の長さが指定されます。

      次の例は、シリアル番号をリストで指定した場合を示しています。

      次の例は、シリアル番号を範囲 (100,000 ~ 200,000) で指定した場合を示しています。

      次の例は、シリアル番号をプロファイル (3 ~ 10 桁の数字) で指定した場合を示しています。

      7.2.2.11.3 BatchInfo

      サプライヤがオーダー応答を作成するときに品目にバッチ情報が必要かどうかを制御します。この要素には、次の属性があります。

      属性説明
      requiresBatchyes に設定すると、この品目は、対応する ShipNoticeRequest/ConfirmationRequest ドキュメントのShipNoticeItem/ConfirmationStatus 要素における Batch 要素にサプライヤによってバッチ番号が入力される必要があることを示します。
      7.2.2.11.4 PackagingDistribution

      店舗間のパッケージ分割に関する情報が含まれます。次の任意設定の属性があります。

      属性説明
      quantity
      (必須)
      このパッケージ分割情報の数量です。UnitOfMeasure 要素で指定した単位で示されます。

      PackagingDistribution には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      StoreCode
      (必須)
      このパッケージ分割情報に割り当てられた店舗のコードです。
      UnitOfMeasure
      (必須)
      数量の数量単位。数量単位の共通コードである UN/CEFACT に準拠している必要があります。

      次の例は、PackagingDistribution 要素を示しています。

      7.2.2.11.4.1 StoreCode

      品目のパッケージに割り当てられた店舗のコードが含まれます。複数の店舗間でパッケージが分割される場合、複数の店舗コードがその分割で指定されます。

      7.2.2.12 Packaging

      明細のパッケージに関する詳細が指定されます。Packaging には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      (PackagingCode、Dimension)| Dimension
      (必須)
      PackagingCode では、パッケージ材料 (ボックス、コンテナ、パレット、棚) の一意の ID を指定します。「PackagingCode [181 ページ]」を参照してください。
      Dimension では、品目のパッケージについて単一の寸法/数量を指定します。「Dimension[182 ページ]」を参照してください。
      Descriptionパッケージの説明を提供します。
      PackagingLevelCodeパッケージのレベル (inner、outer、intermediate など) を指定します。これにより、パッケージ階層内のパッケージレベルが評価され、それに応じて積み卸しと保管を計画するためにバイヤー側にとって重要です。
      PackageTypeCodeIdentifierCodeパッケージ材料 (ボックス、コンテナ、パレット、棚) の一意の ID を指定します。このフィールドによって、パッケージの種類が記述されます。このフィールドは、荷卸しおよび保管の際、受け取り人 (バイヤー) に関連します。多くの場合、パッケージの種類によって、最大積載重量または商品の重量も定義されます。
      ShippingContainerSerialCode輸送中および棚卸中にパッケージを識別する際に役立つパッケージのシリアル番号です。
      ShippingContainerSerialCodeReferenceパッケージの出荷コードから次に高いパッケージレベルの出荷コードへの参照が含まれます。
      PackageIDパッケージ関連の ID が含まれます。「PackageID [182 ページ]」を参照してください。
      ShippingMark荷印を指定します。多くの場合、このフィールドは、パッケージ提案とパッケージ階層が物流バックエンドシステムから取得される業種で使用されます。一般に、このフィールドは特別な署名や取扱説明書を指定するために使用されます。
      OrderedQuantity注文書の特定の明細に対して品目/製品の数を指定します。「OrderedQuantity [183 ページ]」を参照してください。
      DispatchQuantity(オーダー済み数量と比較した) 配達済み数量を指定します。「DispatchQuantity [183 ページ]」を参照してください。
      FreeGoodsQuantityバイヤーへのコストなしで配達される数量を指定します。「FreeGoodsQuantity [183 ページ]」を参照してください。
      QuantityVarianceNote部分配達に関する詳細情報を指定します。この要素を使用すると、さまざまな度量衡を含む明細を指定できます。例: 1 ロット = 500 個。
      BestBeforeDate品目/商品の品質が落ち始める日付を指定します。これを使用すると、食料品、薬品、化学薬品などに関連するすべての商品の賞味期限を示すことができます。この要素には、必須の date属性が含まれます。
      AssetInfoパッケージによって参照される資産の情報が含まれます。「AssetInfo [332 ページ]」を参照してください。
      StoreCodeこのパッケージに割り当てられた店舗のコードです。
      Extrinsicこの Packaging 要素に関連するすべての追加情報が含まれます。

      以下に Packaging の例を示します。

      PackagingCode

      パッケージ材料 (ボックス、コンテナ、パレット、棚) の一意の ID を指定します。このフィールドによって、パッケージの種類が記述されます。このフィールドは、荷卸しおよび保管の際、受け取り人 (バイヤー) に関連します。多くの場合、パッケージの種類によって、最大積載重量または商品の重量も定義されます。このフィールドは必須です。各 PackagingCode には、この品目のパッケージに対応する 1 つの文字列を含める必要があります。複数のPackagingCode が使用される場合は、同じパッケージを別の言語または地域情報ですべて記述する必要があります。2 つの PackagingCode 要素に同じ xml:lang 属性を含めることはできません。PackagingCode が指定されている場合、Dimension 要素は任意です。ただし、PackagingCode 要素が指定されていない場合は、Dimension 要素が必須になります。PackagingCode には次の属性があります。

      属性説明
      xml:lang
      (必須)
      品目の梱包に関する 1 つの言語固有のコードを指定します。”pallet”、”skid”、”truck load” などの値は、英語ベースの地域情報に適している場合があります。xml:lang 属性では、PackagingCode の内容が記述される言語または地域情報が指定されます。
      Dimension

      品目の梱包について単一の寸法/数量を指定します。品目の寸法/数量を定義する際にも使用できます。Dimension には次の属性があります。

      属性説明
      quantity
      (必須)
      この寸法/数量でサイズを指定します。UnitOfMeasure 要素で指定した単位で示されます。
      type
      (必須)
      寸法/数量のタイプです。使用可能な値は次のとおりです。

      ● length – パッケージまたは品目の長さ。
      ● width – パッケージまたは品目の幅。
      ● height – パッケージまたは品目の高さ。
      ● weight – パッケージまたは品目の重量。
      ● volume – パッケージまたは品目の容積、あるいは正味容積。
      ● stackHeight – パッケージの段積み高さ。これは段積みパッケージの高さの合計を示します。
      ● grossWeight – 総重量はパッケージを含む合計重量です。
      ● grossVolume- パッケージを含む合計容積。
      ● unitGrossWeight – 品目の単位あたりの総重量。
      ● unitNetWeight – 品目の単位あたりの正味重量。

      Dimension には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      UnitofMeasure「UnitOfMeasure [43 ページ]」を参照してください。
      PackageID

      パッケージ関連の ID です。PackageID には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      GlobalIndividualAssetIDパッケージの一意の ID です。グローバル個別資産 ID (GIAI) は 標準の GS1 システムの一部です。固定資産の所有者を識別するために使用されます。
      ReturnablePackageIDパッケージをサプライヤに返品することを容易にする ID を指定します。
      PackageTrackingIDサプライヤの内部番号付けスキームに基づいてパッケージを追跡するための追加情報を指定します。
      OrderedQuantity

      注文書の特定の明細に対して品目/製品の数を指定します。この要素には、任意設定の quantity 属性があります。OrderedQuantity には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      UnitofMeasure「UnitOfMeasure [43 ページ]」を参照してください。
      DispatchQuantity

      (オーダー済み数量と比較した) 配達済み数量を指定します。これは、出荷の修正を決定する際に役立ちます。この要素には、任意設定の quantity 属性があります。DispatchQuantity には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      UnitofMeasure「UnitOfMeasure [43 ページ]」を参照してください。
      FreeGoodsQuantity

      バイヤーへのコストなしで配達される数量を指定します。例: サンプル、買い戻し、プロモーション、補充など。これらは商用請求書に表示されないか、値 0.00 でマークされます。この要素には、任意設定の quantity 属性があります。
      FreeGoodsQuantity には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      UnitofMeasure「UnitOfMeasure [43 ページ]」を参照してください。
      7.2.2.13 ReleaseInfo

      ReleaseInfo 要素には、品目または商品のリリースについての詳細が格納されます。ReleaseInfo には、次の属性があります。

      属性説明
      releaseType
      (必須)
      必須フィールド。分納契約リリースの納入日程の種類を特定する文字列値。
      使用可能な値は、次のとおりです。
      ● JIT (ジャストインタイム)
      ● Forecast
      cumulativeReceivedQuantity
      (必須)
      必須フィールド。特定日までの期間に、分納契約リリースに基づいて受け入れたすべての商品の累積数量を示す数値。
      releaseNumberリリース番号を示す文字列。
      productionGoAheadEndDate任意設定のフィールド。製造開始期間の終了日。
      materialGoAheadEndDate投入品目調達開始期間の終了日。

      ReleaseInfo には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      ShipNoticeReleaseInfo配送スケジュールから最後に受け取られた出荷を表します。これは、分納契約リリースの納入日程行に基づいて最後に行われた出荷への参照です。
      UnitofMeasure納入日程行の品目に対して指定された数量の単位。
      Extrinsic納入日程行の品目の追加情報。
      7.2.2.14 Batch

      1 回の生産実行で生産される品目または商品のバッチ情報を含む要素。たとえば、Batch には、ID、特性、または日付を含めることができます。Batch には次の属性があります。

      属性説明
      productionDate品目または商品のバッチが製造される日付です。
      expirationDate品目または商品のバッチが期限切れになる日付です。
      inspectionDate品目または商品のバッチが検査される日付です。
      shelfLife製造日後に製品がその承認済み製品仕様内に保持されると予測される期間です。この属性は、情報の目的でのみ使用されます。期間の語彙表示は、ISO 8601 の拡張形式 PnYn MnDTnH nMnS です。ここで、nYは年数、nM は月数、nD は日数、T は日付/時刻の区切り文字、nH は時間数、nM は分数、nS は秒数です。たとえば、60 日間の期間を示すには、P0Y0M60D と記述します。
      originCountryCode品目または商品のバッチの発行元の国です。
      batchQuantity品目または商品のバッチの数量です。

      Batch には以下の要素が含まれます。

      要素説明
      BuyerBatchID1 回の生産実行で生産される品目/商品を識別するためのバイヤーからの ID。
      SupplierBatchID1 回の生産実行で生産される品目/商品を識別するためのサプライヤからの ID。「SupplierBatchID [332 ページ]」を参照してください。
      PropertyValuationプロパティとそれに関連する値です。以下の要素が含まれます。
      ● PropertyReference
      値が割り当てられるプロパティです。
      ● ValueGroup
      プロパティに関する値グループが含まれます。

      次の例は、Batch 要素を示しています。

      7.2.3 在庫転送オーダーの OrderRequest の例

      社内在庫転送オーダー

      以下の例は、「社内」在庫転送オーダーを示しています。これにより、同じ会社コード内の 1 つのプラントから別のプラントに在庫が転送されます。

      会社間在庫転送オーダー

      以下の例は、「会社間」在庫転送オーダーを示しています。これにより、1 つのプラントから異なる会社コードの別のプラントに在庫が転送されます。

      7.3 OrderRequest への Response

      このドキュメントは、同期式 Request/Response トランザクションの Response 部分です。OrderRequest ドキュメントへの Response の例を次に示します。

      上記のように、この Response は単純明快です。この場合、申請者に返送する必要があるデータは、Response のStatus 部分のみであるため、「OrderResponse」と名付けられた実際の要素は存在しません。この Response では、HTTP 接続のリモート部分によってその OrderRequest が正常に構文解析され処理されたことを申請者に通知しています。出荷可能な品目やバックオーダーが必要な品目などといった、オーダーレベルの確認応答は通知しません。

      7.4 注文書添付ファイルの受け入れ

      多くの場合、バイヤーは注文書の内容を明確にするために、補足メモ、図面、または FAX を添付する必要があります。バイヤーは、MIME (Multipurpose Internet Mail Extensions) を使用して、cXML 注文書に任意の種類のファイルを添付できます。cXML には、(電子メールまたは FAX の cXML ドキュメントが入っている) 1 つのマルチパート MIME エンベロープ内で送信される外部 MIME パートへの参照のみが含まれます。ネットワークハブは、添付ファイルを受信して、それらをサプライヤに転送するか、あるいはオンラインで入手できるよう保持することができます。