ISO 639（言語コード）

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 ISO 639（言語コード）は言語を表すコードです。表現のまとまりに２種類あって、２文字のアルファベットで表現したものがISO 639-1です。３文字のアルファベットで表現したものがISO 639-2です。ISO 639-2が存在する理由は、ISO 639-1でおこなう２文字での表現では表すことができる表現数に限界が近くなってきたため、将来の可能性を考慮したものです。現状、実際にはISO 639-1の２文字表記が国際標準です。

 ISO 639-1で規定される言語コードは、例えば標準的な日本語と沖縄弁や津軽弁を同一コードに分類するので実際は結構大きな違いを含みます。海外ではこの傾向が顕著であり、実際の国際的なデータのやりとりでは記述用語を英語として行ことが実運用として多いです。ただ、明らかに単一地域（例：日本国内）のみでデータのやりとりがされることが想定される場合は特定地域の言語で記載されることもあります。

 cXML内部では記述言語は「 en-US 」や「 jp-JP 」のように「 ISO 639-1言語コード – ISO 3166-1国コード 」で表現するのが標準的です。仕様書には「最低でも国コードは記載すること」とありますが、国コードのみの記載は実際のXMLの利用方法として滅多に見ません。なお、言語コードは小文字で、国コードは大文字で記述することがISOで基準化されていますが、cXMLの同一性判断においてはこの大文字小文字の相違があっても同一と判断するように実装します。